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コロコロ変わる

瑞葉は横を向いてふぅ……とため息を吐いてから一に向き直った。


ごほん、と咳払いをしてかしこまってるような感じだ。


「それで、どうして"そんな実力で"このダンジョンに来たんですか?」


瞬間、その場の空気に亀裂が入った。


「……え?」


「とぼけなくとも、わかってますよ。

不動くんが、このダンジョンに入ってはいけない実力だってことに」


口調こそ、敬語を使って丁寧になっていたが、

瑞葉から感じる圧は先程とは比になっていなかった。


「……参考までにどうしてそう思ったのか、聞いてもいいですか?ハイオークにやられそうになってたから、ですか?」


瑞葉はめんどくさそうな顔になって、腕を組んだ。


「確信をもったのはそう。だけど、きっかけはもっと前」


(口調が戻った……)


「不動くん、ヘルハウンドを"倒さなかった"のはどうして」


「ヘルハウンド……?!どうしてそれを……いや、倒さなかった?」


「私が撃ち漏らしたヘルハウンドよ、エンカウントしたでしょ?」

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