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1-3

前回は勝利と奏のお話

今回はカゲオのお話

さて、スキルのON・OFFが出来るのが判明したし、スキルと魔法の確認をするかな

隠密Lv.MAX 行動に伴う音が一切発生しなくなる

気配遮断Lv.MAX 生気、殺気等自身から発する気配を全て遮断する

風景透過Lv.MAX スキル発動者を目視で認識出来なくなる

認識阻害Lv.MAX スキル発動者と相対しても顔等を記憶出来なくなる

索敵Lv.1 30m以内にいる殺意や悪意をもつ者を感知する

罠感知Lv.1 簡易な罠を感知出来る

体術Lv.1 初級程度の格闘技術

刀術Lv.1 初級程度の刀を使う技術

短刀術Lv.1 初級程度の短刀を使う技術

魔法:闇魔法Lv.5

催眠:対象を眠らせる、幻惑:対象を惑わす、幻覚:対象に幻覚を見せる、影潜み:影の中に潜り込める、影移動:影の中を移動出来る


スキルはその通りって感じかな

かくれんぼだったら鬼チートだな

某メタルなギアで最初からステルスな迷彩所持

刀も所持、ん?コレは服装をサイボーグな忍者に

しないとかな?

名前も灰色キツネにしたり?

いや、サンダーライトニングか?



あと魔法の影潜みが、かなり有用

理由は荷物も影の中に収めることが出来る

しかも入れた時の状態が保存される

ちなみに首ちょんぱしたゴブさんも入居しました


そろそろ移動するかな

とりあえず食料を買いに行くか

スキルOFFを確認

これで無視されないだろ




「あのー、串焼きください!」

「・・・・・・」

あれ?あれれ?

あっれー?また無視された?

スキルOFFしたよね?


なんだと?

スキルがONになっとる

なんで?

うーん、わからん

もっかいOFFにするか


「うわっ!」

え?

「どこから現れた?」

そっかいきなり出現したように感じるのか

「串焼き五種類10本ずつください!」


「お、おう、兄ちゃん脅かすなよな、金はあるのか?」


「あるよ!ちなみにいくら?」


「一本小銀貨二枚、五種類だから50本で金貨一枚だな」


「はいコレで」


「おう確かに、量が多いから暫くしたらまた来てくれ」


「了解、おっちゃん」


「わりいな、ってもういねーのかよ」

いや居ますけど


またスキルONになっとる

うーん、なんでだ?

あ、称号か?

確認してみるか

称号:全てから無視される者

隠密・風景透過・気配遮断・認識阻害の全てがレベルMAXで尚且つ職業が無の者だった場合に入手

効果1:4スキルを常時ONにする、OFFにした場合は三分で自動ON

効果2:4スキル全てがONの時、世界の(コトワリ)から外れる

三分で自動ONとか親切だなーってオイ!

かなり迷惑機能だな

用件は三分で済ませろってことか?

うーん困った

串焼き買うくらいなら問題無いけど

ギルドとか手続き系が厄介だな

まず三分では終わらないし


とりあえず串焼き受け取ろ

スキルOFFっと


「うおっ!またいきなり現れやがって」


「あ、おっちゃんゴメン、次は気をつけるよ」


「お、おう、串焼きは出来てるか持って行っていいぞ」


「ありがと、また来るわ!」


「まいど、今度はいきなり現れないでくれよ」


「努力する」


「また、消えちまった、本当に何者だ?」

となりにいますけどね


さて次は飲み物だな

この前のジュースと水を確保するか


目の前でOFFにすると驚くから

ちょっと手前でOFF


「お姉さんジュース樽で下さい!」


「樽で?普通は樽で売らないんだけど」


「樽で売って欲しいです!」


「うーん、樽一つで50杯分銀貨5枚、樽代が銀貨2枚だから銀貨7枚だけど持ってる?」


「迷惑料込みでコレで」


「え?金貨一枚!こんなには貰えないわ!」


「気になさらずに、それじゃあ貰っていきますね!」


「ちょっと!って、え?消えた?」

ちょうど時間切れか

とりあえずジュースはゲット

水は井戸かな


あ、その前に樽か




道具屋はここかな

ふむ、間違いないな

そういえば色々道具足りてないな

えーっと水筒、テント、鍋、フライパン、ランタン

寝袋、ロープ、ツルハシ、ポーション・・・・

とりあえず適当に買おう

スキルOFF


「あの〜」


「いらっしゃいませ」


「あの、樽とコレとコレとコレとコレとコレとコレとコレとコレとコレとコレとコレとコレとコレとコレをお願いします」


「あ、はい、コレ全部ですか?」


「はい、急いでいるので適当に樽に入れてください」


「わかりました、合計金貨三枚と銀貨五枚になります」


「じゃあ、金貨四枚で」


「え?いや、そんなに貰えません」


「時間ないので失礼しますね」


「あ!お客さん!え?もういない?」


何とか時間ギリギリ買えたな

とりあえず影に入れて井戸にいきますか



井戸!井戸!土井!井戸!

あった!井戸!

くっ水汲みめんどうだ・・・

なぜポンプが無い!

これは知識チートで作れってことか!?

だが断る!

何故ならポンプの構造しらんし

生産系スキルないし




ふぅ、やっと終わった

あとはパンと果物

道具屋になかった各種ポーションかな



パターン化したから買い物シーンは省略っと


さてさて王都を出ますかな

問題はどこに向かうか



「キャー!」


イベントの予感!

ダッシュ!



ゴブさんが3、ゴブさんよりデカイ、ボブさん?が1

馬車が教われてるな

弱そうな護衛がボコボコにされてるよ

執事?的な人は左腕が折れてるな

お嬢様?を庇ったぽいな

御者の人は腰を抜かしてる


助けるか

「俺の中二が真っ赤に燃えるゴブを倒せと輝き叫ぶ!」

「爆裂ゴッド首ちょんぱ!」

誰も聞いてないってイイね


『スパッ』『スパッ』『スパッ』『スパッ』


『ボトッ、ゴロッ』


「ヒッ!?」

「ゴブリンどもの首がいきなり落ちた?」


なかなか良いリアクション

スキルOFF


「わっ!だ、誰だ!」


「助けたのにそれはないなー」


「え?これはあなた様がやられたのですか?」


「そうです!俺、時間が無いから詳細は割愛で、護衛の人と執事さんにコレを」


「コレは、高価なポーションでは?良いんですか?」


「どうぞ!俺も時間が無いけど護衛の人はもっとヤバいですよ」


「あ、はい、ありがとうございます!」

ふむ、ポーションの実験的な感じで渡したけど

効果はどうかな?


高いだけあって効果は中々だな

護衛は意識は戻らないけど外傷は治ったぽい

執事の人は完治したな


「ちょっと時間切れなので一瞬消えますけど、すぐ戻ります」


「え?どういう意味で、え?消えた?・・わっ!」


「驚かせて申し訳ないです、諸事情で皆さんには短時間しか話せないんですよ」


「ふむ、君は冒険者なのかね?」


「まだ、冒険者ではないです」

執事さん目が恐いよ、怪しんどる


「セバッチャン!恩人に対して何て目を!申し訳ありません、私はクロック王国セブン領、領主の娘、アリアと申します、この度は助けていただきありがとうございます、まさか王都を出てすぐに魔物に襲われるとは」

惜しい!セバスチャンじゃないのか!

それにしても護衛弱っ!


「僕はカゲオと申します、時間が無いので端的に言いますが僕を雇いません?基本皆さんの視界には入らない感じになりますが、護衛はしっかりとやります」


「よろしいのですか?」

「お嬢様!どこの者とも分からぬ輩を雇うのはどうかと」


「ですが、実力は問題ないですし人柄も、私は良いと思います」


「ちなみに移動は何日くらいかかります?」


「約1週間ですが」


「じゃあ、出来高で魔物一体銀貨一枚で良いですよ、あと今の四体はノーカンで良いです、あ、一瞬消えまーす」


「わっ!わっ!本当に消えて、すぐに現れますね!」


「で、どうします?」


「破格の条件ですが良いのですか?」


「正直に言うと宛もなく旅に出ようかと思ってたら、アリア様に出会えたので同行したいのが本音です」


「ふふっ、本当に正直な方ですね、セバッチャン!私はカゲオさんを気に入りました、護衛をお願いしましょう!」


「はぁ、仕方ないですね、カゲオ、私はまだ、君を信用していない、お嬢様に手を出すようなことがあれば、ただじゃおかんぞ」


「その辺は、信頼してもらえるよう努力します」

セバッチャン恐いよ!



◇ ◇ ◇夜・夕食◇ ◇ ◇

「今日は野営ですか?」


「そうだな、おそらく明日も野営になるだろう、それがどうした?」


「皆さん夕食は?」


「黒パンと干し肉を出汁にしたスープだが、カゲオの分はないぞ」

セバッチャン、ケチ!


「カゲオさんごめんなさいね、用意が少なくて」


「大丈夫です、自分のはあるので、むしろ提供しようかと」


「提供?何も持ってないですよね?」


「出来立ての串焼きと柑橘類のジュース、果物とか色々ありますよ、ほら」


「まぁ、良いのですか?それに出来立て?どこから出て来たの?」


「企業秘密で、ではセバッチャンさん先に食べます?毒味的な意味で」


「・・・・・分かった、貰おう」


「どうぞ」


「!本当に出来立てだと?どうなっている?」


「セバッチャン!私も食べたいです!」


「あ、取り乱しました、毒の心配は無いかと」

他のに毒塗ってたらどーすんだ!


「どうぞ、アリア様」


「ありがとう!」

アリア様可愛な、同い年くらいかな


「・・・・・・」

セバッチャン睨んでるーコワッ!


「そろそろ消えまーす、ジュースと果物置いときますね」


「ありがとう!カゲオさん!あら、もういないわ、セバッチャンあまりカゲオさんをいじめないように」


「善処します、それにしても消えると一切の気配が無くなるとは何者なんだ?」

異世界から来た者です!セバッチャン隣にいるよ〜




◇ ◇ ◇セブン領◇ ◇ ◇

なんやかんやで1週間

ゴブやボブが出ては首ちょんぱ

死体は影に収納


たぶんセバッチャンの信頼もそれなりに得たと思う


道すがら聞いたけど

クロック王国の王都を中心として

12の領が囲んでいるらしい

せれぞれの領は数字の呼び名がついていて

今いるのがセブン領

酪農が盛んな領らしいけど

そんなに裕福ではないらしい

なんでも輸送コストがネックだとか

ちなみにイレブン領と仲が良いらしい


さて、報酬は明日貰えるらしいから

今日は街ブラだな

あえて登場人物の詳しい容姿は書いてませんがキャラ情報


カゲオ・身長168cm 前髪をあげると中々イケメン黒髪 一人だと奇行に走る癖あり

ショウ・身長179cm イケメン万能秀作 冷静

カナデ・身長160cm 感覚派の天才 可愛系美人 直情タイプ

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