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目的地への到着

カレン「君はいったい何者なんだ?」


何者と聞かれても…。

そっか今フード被ってて顔が見えてないのか

アリス『フード取っちゃダメですからね!』

怪しまれてるが仕方がない。


レンジ「たまたま通りかかっただけですよ。」

シエル「君、凄く強いだね。あの狼達特に大きかったの私達だけだと勝てないんだよ。」

カレン「当たり前だ騎士が20人くらいいて被害を出さずに討伐するものたぞ…」

レンジ「それでは、俺はレイドア王国に向かっている途中なので失礼します。」

カレン「素材や討伐証明するための部位は持ってかないのか冒険者なのだろ。」

レンジ「いや、まだ冒険者登録していないので。」

シエル「え、冒険者じゃなくてあの強さ…」


ややこしくなりそうだからさっさと逃げるか…


レンジ「狼達の死体はお任せします。それではこれで」

「お待ち下さい!!」


急に馬車の窓から声を掛けられた。

馬車のドアが開くとロケットダッシュの勢いでいきなり銀髪の女の子が飛び付いて来た。

な、なんだと!?この子のは抱きつくのではなく。

これは!タックルだろ!

ちょっと待てよ!ステータス的にダメージは受けてないのに凄く痛いぞ!なんだあのタックルは…


カレン・シエル「姫様!!」

シエル「姫様、こんなところに出てきては行けません!!」

姫様「命の恩人にお礼もできないなど王族の恥です!」

やべ〜よ、あのタックルさえなければめっちゃいい子なのに…

カレン「ですが!姫様あの方は素性が知れずさらに怪しい格好をしているのですよ!!」

やっぱり不審者扱いされたじゃん!!

姫様「ですが!命の恩人です!!」


あ〜あやっぱり面倒ごとになったよ…。

あと、抱きつかれた状態だからやたらと動けないし、早く放してくれないかなぁ

アリス『ご主人様、鼻の下伸ばしてるんですか?)』

これは浮気じゃないぞ!

うるさいのいるから早く放して〜…

てか、気づいてねぇ


レンジ「あの、放して頂けるとありがたいのですが…」

姫様「申し訳ありません!」

レンジ「ところで貴女?」

姫様「まだ、名乗ってませんでしたね。

私はレイドア王国第二王女リーズデット・ホワイトキャッスルです。貴女達も名乗りなさい。)」

カレン「カレン・シュバルツだ。」

シエル「シエル・ロックハートだよ。」

レンジ「レンジ・リュウザキです。」

リーズデット「レンジ様、お顔を見せてはいただけませんか?」

レンジ「様はいりませんよ姫様。顔は、その知り合いが人には見せないほうがいいと言われたので…」

リーズデット「レンジと呼ばせて貰います。わたしもリズとお呼びください。」

レンジ「わかりました。リズ様そう言う事なので顔はお見せできません。」

あれ、なんかカレンさんから睨まれてるんだけど…

リズ「いえ、そう言うことなら無理にお見せしなくても大丈夫です。」

レンジ「それでは私はレイドアに向かっているので。」

リズ「なら、私達もレイドア王国に向かっているので責めて送らせて下さい。」

レンジ「気に…」


何かリズの隣にいるカレンとシエルから凄い断るなってオーラが俺に向かって飛んで来る。

これは、付いて行くと面倒そうなんだけどな…。


レンジ「わかりました。ご一緒させて頂います。」


とは、言ったものの、馬車乗って30分くらい経ったが会話がない!!

気まず過ぎるんだよ!!

レンジ「アリス、どうすればいいと思う?」

アリス『私にも、わからないです…』

そうだよな〜。リズのステータスを見てみるか。


リーズデット・ホワイトキャッスル

性別 女

種族 人族

年齢 10

ジョブ お姫様


ステータス

Level 10

HP 180/180

MP 300/300

攻 100

防 80

素 70


スキル

剣術1

光魔法3

礼儀2


魔法重視のステータスに光魔法か、確か回復や浄化とかのスキルがあった筈だ。


リズ「レンジさん?」

レンジ「どうした?」

リズ「レンジさんは男性ですか?」

体型は身長は高めにして、横を細めにしたせいか?

レンジ「フード被っててわからないか、男です。」

リズ「そうですか、ところでどうして王国に?」

レンジ「冒険者登録する為です。」

リズ「それなら着いたら冒険者ギルドに案内いたします。」


アリス『ご主人様は、私が案内するのです!!』

また、頭の中で騒ぎやがって…

レンジ『今度何か美味しもん食べさせてやるからおとなしくしていてくれ』

アリス『やったー!!楽しみにしてます!!』


レンジ「ありがとう助かるよ。」

シエル「レンジは、騎士とかにならないの?それだけの力があれば将軍になれるぞ。」

レンジ「いや、礼儀とか堅苦しいの苦手だからね。」

シエル「え〜でも強いから大丈夫だよ。」

カレン「こら、シエルあんまり無理強いするな。」

シエル「は〜い」

シエルさんはなんか、自由そうな人だ

カレン「すまんな、あんな性格で。」

レンジ「大丈夫ですよ。」


カレンさんはよく馬を動かしながらこっちの会話を聞いてたな。

馬車なのに結構速いな。もう少しゆっくりしたものだと思ってた。


カレン「王国が見えて来ましたよ。」

レンジ「あれが王国ですか。」

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