初めてのギルド活動!
ちょっと調子に乗って変なところがあります…
レンジ「うっ…眩しい…」
ラピス「眩しいじゃないです!朝ですよ!」
昨日は、寝るのが遅かったからもう少し寝たい…
レンジ「あと10年…」
ラピス「そこは10分です!人は10年も寝れませんから!」
なんか朝からいいツッコミが聞こえる。
レンジ「あ、ラピス…おはよう」
ラピス「やっと、起きてくれましたね。」
レンジ「もしかして、朝飯?」
ラピス「はい、朝食はもうできてますから、降りていてください。」
レンジ「ありがとう、すぐに行くよ。」
ラピス「はい」
じ〜…
レンジ「ラピスどうした?」
ラピス「えっと…あの…おはようの…キ、キスをしてほしくて…」
この子すごい!
恥ずかしいのわかって、顔を真っ赤にしながら言ってるよ。
俺も嬉しいからいいけど。
アリス『羨ましいです!私もしたことないです!』
あ、ちょっとアリスがかってに出てきた。
アリス「おはよう、ラピスちゃん」
ラピス「アリスさん、おはようございます」
アリス「そんなに堅苦しく話さなくてもいいよ」
レンジ「それで、お前は何で出てきた?」
アリス「それは、決まってます!ラピスちゃんと一緒に朝のチュ〜をご主人様にして貰います!」
何で女の子はこんなに積極的なんだ…
喜んでキスさせてもらうけど。
アリス「さ〜!ご主人!っ!!」
プシュー!!
アリスにキスしたら、めっちゃ驚いてなんか頭から
湯気が出てるんだけど…
ラピスもこっちを羨ましいそうに見てる…
レンジ「ラピス」
ラピス「っ!」
アリスほどではないけどこっちも体がビクッ!てなった。
レンジ「2人ともおはよう」
2人に言うと…
アリス「おはようございます…」
アリスは、俺の中に戻って行った。
ラピス「おはようございます!私は下で待ってます!」
うん…2人とも行っちゃった。
さて、俺も今日こそはギルドに行かないと!
マーシア「おはよう、レンジあまり朝からいちゃいちゃしないでおくれ。」
レンジ「すいません」
バレてる。
これが母親の勘ってやつか…
〜数分後〜
飯も食い終わったし、ギルドに行こう
レンジ「ラピス、今日はギルドで仕事して、
来るから」
ラピス「はい!できるだけ早く帰って来てください!」
レンジ「わかった。それじゃ行ってくる。」
ラピス「いってらっしゃい」
マーシア「レンジ、行くのかい気をつけるだよ」
ラルフ「頑張れよ!」
レンジ「はい!」
挨拶を済ませて宿を出る。
さてと、しっかりと仕事しないとな。
道を覚えていたからすぐに着いた。
レンジ「よし!気合い入れて行くか!」
アリス『頑張りましょう!』
レンジ『サポートは頼んだ。』
アリス『お任せください!』
そんなことを話しながらギルドの中に入って行く。
朝から混んでるな…。
掲示板の周りに人の山ができ、受付は行列ができている。
でも、なぜか依頼を取り合ったりしてない。
あれ?小説とかだと、それは俺が受けようとした依頼だとか言う人達なのに。
不思議だ…不思議すぎる。
考えても仕方ないから俺も掲示板見よう。
依頼はないがあるかな?
えっと、受けれるのは、薬草採集【小銀貨2枚】、
ゴブリン5体の討伐【小銀貨5枚】、これは、孤児院の手伝い【小銀貨1枚】だな。
よし決めた!孤児院だ!
アリス『なぜですか?ご主人様。」
レンジ『戦いなんて外にいる魔物達といつでもできる、孤児院は子供達と会えるんだよ!』
アリス『ご主人様は子供が好きなんですか?』
レンジ『めっちゃ大好き!!」
アリス『それは、良かったです!!』
レンジ『初依頼はお手伝いだ!』
俺は掲示板から依頼書を取り受付に並んだ。
しばらく待つと順番が来た。
レンジ「こんにちは、リリスさん」
リリス「こんにちは、今日は依頼ですか?」
レンジ「はい、この依頼を受けようと思って。」
リリス「薬草採集のほうが、報酬のお金がたかいですよ?」
レンジ「いえ、この依頼がいいです」
リリス「そうですか、それではギルドカードをお貸しください。依頼の登録をするので。」
と言ってリリスさんはギルドカードを持って行った。
男「おい、そこの人」
あれ、俺の事か?
レンジ「俺の事か?」
男「そうだよ!あんたリリスちゃんをもっと優しくしろよ!」
なんだこいつ、急に大きい声で怒鳴りだした。
レンジ「何でだ?俺は普通に依頼を受けただけだ」
男「そんなのはわかる!責めてなんで、依頼受けたく無いとか言ってやれって事だ!」
レンジ「薬草採集の話を聞いていたのか…盗み聞きとはタチが悪い。」
男「う…それは悪かったが、断り方ってものがあるだろうって言いたいんだ!」
レンジ「そうか、なら次から気をつける、それでいいのか?」
男「お、おう今回は仕方がないから次から気をつけろ
、あとこれは忠告だ!リリスちゃんに絶対に嫌がる事をするなよ!このギルド全員敵になると思え!」
周りの連中もうなづいてる。
ある意味凄い連中だと思った。
レンジ「そうか、忠告ありがとう」
てか、誰なんだこのおっさん!と思った。
リリス「レンジさん、依頼の登録出来ましたよ。
あれ、何かありました?」
レンジ「いや、何もないよ。それじゃさっそく
依頼をやってきます」
リリス「はい!、頑張って下さい!」
依頼の孤児院に着いた。
これは、教会だけどあってるのか?
とりあえず、入ってみるか…
レンジ「すいませ〜ん」
?「少し待ってくれ!」
男の声で返事が帰ってきた。
少しすると、男が来た。
男「何のようだ?」
レンジ「ギルドの依頼で、来ました。レンジです!」
男「おぉ!そうか!俺はコウタだ、よろしく!」
コウタ
性別 男
種族 人族
年齢 34
ジョブ 剣士
ステータス
Level 38
HP600/600
MP280/280
攻490
防180
素360
スキル
剣術3
風魔法2
光魔法1
縮地1
料理2
この人は軽装備の剣士だ!!
剣より刀の方が絶対に相性がいいんじゃないか?
レンジ「よろしくお願いします!」
コウタ「そんなに固くならなくていいぞ、俺はこの孤児院で手伝いをしてるだけだから」
レンジ「わかった。この孤児院は子供が多いのか?」
コウタ「あぁ…特に生まれつき身体に異常がある子や
捨てられた子が多い。」
レンジ「そうか…所で院長は誰なんだ?」
コウタ「それなら、院長室にいるぞ、一応俺の剣の師匠でもある。何か昔は剣聖って呼ばれてたらしい。」
レンジ「凄い人なんだ。とりあえず挨拶させてくれ」
コウタ「了解、付いてきてくれ」
コウタに付いていく途中子供達の声が部屋から聞こえて来た。
レンジ「子供達は元気だな。」
コウタ「賑やかなのはいいよな」
レンジ「そうだな」
コウタが扉の前で止まった。
コウタ「ここが院長室だ、院長!冒険者の依頼で人来てますよ!」
?「入っていいぞ!」
コウタ「よし、レンジ入っていいぞ」
コウタがにやけている
レンジ「失礼します。」
入ると厳つい顔のおじさんが座ってた。
レンジ「えっと…失礼しました。」
俺はゆっくりと扉を閉めるとコウタに向かって。
レンジ「ここは本当に孤児院なのか!?あのおじさん
マフィアのボスって言われた方がまだ!納得が出来るぞ!!」
コウタ「あはは!!だろ!俺も初めて会った時顔見ただけで逃げ出しそうになったよ。」
と言いながら笑ってると扉が開いて院長が立っている。
レンジ「コウタ!ストップ!」
コウタ「あ?」
レンジ「院長、後ろにいる!」
院長「コウタよ、少し庭に行こうか?」
コウタ「ひっ!!!すいませんでした!!!」
…コウタが院長に連れて行かれました。
レンジ「俺どうすればいいの!?」
置いて行かれても困るんだけど!
え?なにこれ放置プレイか何か?
よし!子供達の所に行こう!
レンジ「ここだよな?」
たぶん、声が聞こえるからあってると思う
少し覗いてみるか…。
アリス『ご主人様が不審者に!』
うん…無視だ!!
少しだけ…
スー…
扉を開けるとそこは!?
女「この豚!」
バシッ!! バシッ!!
女が鞭で叩いている…
男「ありがとうございます♡!!」
な!何だと!!あの男喜んでやがる!?
女「そこに跪きなさい!」
男「はい〜♡♡♡!!」
中はよく見えなかったが俺は扉を閉めた…。
マジかよ!!ハードすぎるだろ!
何だよこの依頼…
絶対にSランクの依頼だろ!
だか…ここで見なかった事にできない…
間違っているのならしっかりと正さないと!!
トントン
レンジ「君たちには早すぎる!!」
子供達「…?」
レンジ「あれ?さっきまで何か、この豚!!って聞こえてたんだけど…」
男の子「この本をみんなで読んでただけだよ?」
これは…
エロ本じゃね〜か!!!
レンジ「これどうしたの?」
男の子「コウタ兄ちゃんがベッドの下に隠してたよ」
は!?あいつはバカか!?子供の成長の悪影響になるだろ!!
レンジ「ごめんね、これはまだ君たちには早いから
お兄さんが預かるね」
男の子「うん、わかった」
レンジ「いい子だ!」
頭を撫でてやる!
子供達「「お兄さんだれ!?」」
え!?今頃!?
レンジ「お兄さんはお仕事でここに来たんだよ。」
子供達「「遊ぼう!!」」
レンジ「いいよ、何して遊ぶ?」
そこからは本を読んだり (さっきの本じゃないぞ)
、鬼ごっこしたり、いろいろしてたら
院長「皆、楽しそうでよかったわい」
レンジ「院長、すいません挨拶がまだでした」
院長「いや、コウタから聞いておる。さっきは置き去りにして悪かったの」
レンジ「いえ、大丈夫です。所でコウタは?」
院長「庭に沈めていたぞ」
…?沈めた?ま〜生きてるはず…
顔が怖いから冗談だと思うが冗談に聞こえない…
院長「失礼なこと考えておらんか?」
レンジ「そんなことないです…」
院長「それならいいがの」
そういえば院長のステータス見てなかったな。
テイルド・クレイル
性別 男
種族 人族
年齢 68
ジョブ 院長 【元剣聖】
ステータス
Level71
HP500/500
MP500/500
攻870
防400
素1020
スキル
統率2
剣聖4
見切り2
縮地3
風魔法4
料理4
鑑定2
固有スキル
心眼
限界突破
あれ?剣術じゃない?剣聖って何?
レンジ『アリ〜ス!!』
アリス『はいは〜い、剣聖はですね。剣術の上位版のスキルですね。条件は剣術、短剣術、双剣術などの
いろいろなスキルを一つに纏めたスキルです!
凄いですね、このおじさん化け物ですよ』
うん…何となくわかるよ
ステータスで装備無しで1000超えは初めて会った。
アリス『そのほかのスキルもかなり努力したんだと思います』
レンジ『そうか、ありがとう』
院長「ぼ〜と、しているが大丈夫か?」
レンジ「大丈夫です!!」
院長「そうか、なら依頼通り仕事を頼むっと言っても掃除と料理を作ってくれればいい」
レンジ「そうですか…ところでコウタから体が不自由な子達がいるって聞いたんですが…」
院長「…あとで紹介しよう」
さて、やることも終わったし子供を治すために、
もうひと頑張りするか。
スキルの情報はまた別の機会に説明します。