表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/37

第九話 あなたと生きるこれから

「はぁ……やっと終わった……」


 オークを一匹残らず退治した私は、戦闘が予想より早く終わった事にがっかりしながらも、目の前に転がるオークの死体と武器を片っ端から異空間収納アイテムストレージに収納していった。

 最初こそ、増えていくアイテムと変換用魔力、それと魔結晶に喜びを覚えていたけど、収納した数が半分を超えると収納するのが面倒になり、最後の方は無心で作業を行っていた。

 その途中、四人の半裸な女騎士が体をピクピクさせながら倒れていたのを発見する。

 周囲に生き残りのオークはいないので、女騎士に夢中になっていたオークもいつの間にか私との戦いに参加していたのだろう。まったく気が付かなかった。

 うん? この女騎士達、よだれとか他の液とか色々と垂れ流しながらもすっごく気持ちが良さそうな顔してる。あれかな、やっぱり女騎士とオークは体の相性が良いのかな。まあ、幸せそうだから放っておこう。

 あと、潰れてよくわからない塊になった騎士らしきものも四個発見した。こっちは何で容赦なく潰されてるんだろう。

 いや、あれか、潰れてるから確認できないけど、男だったのか。

 それなら納得だ。きっとオーク達は男は殺せ、女は犯せの精神の持ち主なんだろう。その気持ちは分からなくもない。


 そして最後に私は、私の体の一部がそのまま転がっているのを発見した。

 うーん、自己修復魔法(リジェネレイト)で新しいのを用意したからこれはもういらないんだけど、どうしようかな。

 取り敢えずそのままにしておくのもあれなので、異空間収納アイテムストレージに収納できるか試してみる。

 すると、問題なく収納出来て、アイテムリストにその他という項目が現れる。そして、アイテムは不必要ならそのまま消滅させる事が可能という説明が頭に浮かんだ。

 なるほど、不要な物は異空間にそのまま廃棄出来るらしい。ゴミ掃除が捗るね。

 私はそのまま私の体の一部と、明らかに不必要な分のオークの武器を廃棄すると、綺麗になった周囲の見渡して、満足してから教会に向かった。


「はい、皆さん終わりましたよ」

「え……」

「ああ……」

「ほっ……本当に……?」

「い……あ……」


 礼拝堂の倉庫の扉を開けると、その中にアリスとレコア司祭とその他知らない人達がいたので、私は優しく声をかけた。でも、そこにいる人達は私を見て、脅えた様子で後ずさりして行く。

 中には私を見て泣いている子供もいる。どうしてだろうと考えていると一つ心当たりがあった。

 私は最後の方では一方的にオークを倒していたので、『自己修復魔法(リジェネレイト)』を発動させておらず、全身の返り血がそのままだ。

 これは確かに子供には刺激が強いだろう。


自己修復魔法(リジェネレイト)。これでいい?」


 私は回復魔法を、体を綺麗にする為だけに使うというちょっと間違った使用法で体を綺麗にする。

 これで脅える理由が無くなったと思ったんだけど、反応が薄い。この人達どうしたの?

 私がよくわからずに困っていると、一人の少女が立ち上がり抱きついてくる。それは、金髪碧眼の美少女アリスだった。


「凄いですお姉さま! あのオークの大群をやっつけた上に、習得が難しい浄化の魔法まで使えるなんて! 尊敬してしまいます!」


 私に体を擦りつけながら褒め称えてきてくれるアリスは、凄くふわふわで柔らかくて良い香りがして、見ているだけでも体の芯が熱くなる。

 うわぁ、この子本当に可愛い。お持ち帰りしたい。


「でも、お姉さまの叫び声が聞こえた時はビックリしました。てっきりそのまま騎士様と同じようになってしまうんだと思いましたから」

「ああ、そういうこと」


 アリスが聞いた叫び声というのは、オークに足を串刺しにされた時のものだろう。なるほど、あの声は倉庫まで声が聞こえていたんだ。

 まあ、回復魔法が使えるって知らなきゃ、あんな声を出すほどの怪我を負ったら助からないと思ってもおかしくない。

 だから、この人達は何事も無かったかの様に私が現れてビックリしていたんだ。納得した。


「あの……サヤ様……この度は本当に……」

「ああ、そういうのはいいから、外に転がってる騎士さん達の回収をよろしく。女の騎士さんはちゃんと生きてるみたいだから」

「はっ、はい!」


 私に言われて、鈍間なレコア司祭は大人の人を連れて外に出る。

 外に出たレコア司祭達が綺麗に何も残っていないのを見て、オークはどこに行ったのかと聞いてきたから、私は殺して死体は魔法で消したと答えておいた。

 異空間収納アイテムストレージは魔法とは別枠扱いだから、この世界には存在しない力という可能性も高い。その為、取り敢えず秘密にしておいた。

 まあ、このまま隠していくかはもう少し情報を集めてから考えるとしよう。

 私は深く考えずそうしたのだけど、血の一滴も残さず魔物を消し去ったという事に恐怖を覚えた人もいたようで、私を見る時の目が明らかに化物を見る様な目をしている人間も何人かいる。

 助けてもらったクセに、こいつらは本当に失礼だな。


「あっ……あの、お姉さま……」

「うん? 駄目?」

「いえ、駄目じゃないです……」


 私は苛立つ心を、ずっと抱きついてきてくれているアリスの頭を撫でる事で解消する。

 ああ、アリスは本当に可愛い。戦闘中は色々とテンションが上がって頭がおかしくなっていた気がするけど、アリスと触れ合っているだけで心が癒されていく。

 まったく、金髪少女は最高だな。


 そうやって私が自分の心を癒していると、レコア司祭が作業が終わった事を伝えてくる。

 私はアリスともっと触れ合っていたかったんだけど、アリスは他の子たちと一緒に休ませる為という事で連れて行かれてしまい、私はレコア司祭と二人っきりで個室に通された。

 クソっ、貴重なアリスとのひと時を邪魔された! 許せん!


「まず、この度はわたくしどもを救ってくださり本当にありがとうございます。あのままではどうなっていたか……」

「いえいえ、当然の事をしたまでです」


 私は内心、そう思うならアリスとイチャイチャさせろよと考えながらも、一度は言ってみたかったカッコイイ台詞を言ってみた。

 うん、なんか正義の味方になったみたいで気分がいい。


「そう言って頂けるとありがたいのですが……、その……、えっと……」

「ん……?」


 私が気分良くしているのに、レコア司祭の様子がおかしい。なんだかミスをしたのをどうやって説明すればいいか困っている人みたいな喋り方だ。どうしたのだろうか。


「助けて頂いた事には本当に感謝しているのですが……その……、今回の事で当教会もかなりの損害が出まして……その……、あまり蓄えが……」

「はあ」


 えっと、つまりこの女は、助けてもらう時には自分からお礼をするとか言ってきて、いざお礼をする場面になったらお礼を値切ろうとしてるって事?

 ちょっと信じられないくらいに外道なんだけど。こんな人が司祭とかやってて許されるのかな?

 ああ、お礼とかどうでもいいって思ってたけど腹が立ってきた。


「あの……、気にしないでください。お礼の為に戦った訳じゃありませんから」

「そう言って頂けると助かります。それと、あの……よろしければなのですが、騎士様の補充要員が来るまで、ここで我々を護ってくださいませんか? 食事くらいは用意致しますから」


 うわ、図々しいなこの人。

 しかし、私はこういう時に強く言うのが苦手なので文句を言えなかった。

 まあ、よく考えたら魔結晶を大量ゲット出来たんだから損は無いし、もう面倒だからこのまま言うとおりにしてこっそりアリスとイチャイチャしようかな。

 私はそんな風に考え――。



ご都合主義の舞台装置(デウスエクスマキナ)が発動しました。

 白雪 沙耶の人間として大切な何かを代償に、神格化レベルアップを実行します』



「考える訳ねーだろーが!!!」

「えっ……?」


 ああ、苛立たしい。コイツはふざけている。許せない。こんな奴の言いなりになるくらいならコイツを殺した方がマシだ。

 私は目の前のテーブルに拳を叩き付けながら叫ぶ。

 少しは手加減したつもりだったけど、拳はテーブルに罅を入れており、司祭は唖然としている。

 なんだその顔は、突然頭がおかしくなった奴を見る様なその目はなんだ。

 イライラする。腹が立つ。頭に血が上る。我慢の限界だ。


「なに調子の良い事言ってるの! こっちは命かけてあんたらを助けたんだよ! もっと差し出すもんがあるでしょうが!」

「あ……、あの……なにを……すれば……」


 司祭はすっかり脅えたようで反応が希薄だ。ならこの勢いに任せて一気に畳み掛けなければ。


「私の住んでいた場所にはね、落し物を拾ってあげたらお礼に一割貰っていいって決まりがあるんだよ。あなた達はオークに襲われて命を落としそうだったところを、私が拾ってあげたから助かった。なら、助かった命の中から一割……、いや、一人分けてくれればいいよ」

「どっ、どういう事ですか!」

「分かるでしょ。助かった命の中から一つ……、そうだね、あのアリスちゃんを寄こせって言ってるんだよ」

「なっ……!」


 私の正当な要求に対して、司祭は怒りの形相で睨みつけてくる。

 そんな顔が出来るならオーク達に対してもそうやって噛み付けば良いのに、馬鹿みたい。


「見た感じあれは親がいない孤児なんでしょ。なら貰っても問題ないんじゃない?」

「あなたは……人間をなんだと思ってるんですか!」

「あん? 言葉が通じて、友好的な魔物みたいなものでしょ?」

「な……! なんてこと……を……!」


 私の答えに司祭が驚いた表情で戸惑っている。

 私、何か間違ってる事言ったのかな?

 いや、そんな事はない。私は正しい。人間と魔物にはそんなに違いはないと認識している。それが間違いだったら私の中の何かが壊れてしまう。だから間違いない。


「あのさぁ、あなたは勘違いしてるみたいだけど、私はこれでも譲歩してるんだよ。あなたが誰を差し出せばいいのかで迷ったりしないよう、人物の指定までしてあげてそれで良いって言ってあげてるの。これで満足してくれないなら私にも考えがあるよ」

「いったい……どうするつもりですか……」

「んん? 聞きたい? なら教えてあげる。簡単だよ。豚狩りの次は人間狩りをする。それだけ」

「っ――!」


 満面の笑みで話す私に、司祭は何も言い返せない様で、無言のまま息を呑む。

 ああ、こうやって誰かを言い負かすのは楽しいなぁ。


「どうします? ねえ、どうします? 私としてはどっちにしろアリスちゃんは連れて行くんで、どっちでも良いですよ。さあ! さあ! さあ! 決めてくださいよ! ねえ!」


 私がテーブルを叩きながら問いただすと、司祭は青い顔をして涙と汗を垂れ流している。

 なんだその態度は。それじゃあ、私が悪い事をしているみたいじゃない。

 ああ、むかつく。もう良いや、面倒だ。

 私は右手を司祭に向ける。


魔力解放リリース――」

「――待って! 待ってください! 差し出します! アリスはあなたに差し出しますから! だから命だけは……!」

「ああ、それでいいんだよ」


 その答えが聞けて満足した私は右手を下げて司祭に微笑みかける。

 私は笑顔で対応しているのに、司祭は俯いてごめんなさい、ごめんなさいと繰り返していた。

 この人は目を見て話せとか習わなかったのかな?

 まあ、この人との付き合いはこの場限りだし、アリスが一緒に来てくれる事になればここにはもう用は無いからどうでもいいか。

 私はそう結論を出して、無理やり司祭を立たせアリスの所に案内させる。


 司祭は、アリスに他の子達との別れの挨拶をさせたいのと、今から出発したら一番近い街に着く前に夜になるから、せめて一日滞在してほしいと言って来た。だけど、私が寝込みを襲われたり食事に毒を入れられたりされると嫌だから遠慮すると言ったら黙った。

 やる気だったのかコイツ。

 私が司祭の人間性に失望しながら歩いていると、目の前に扉が見えてきて、そこに一人の少女が立っているのが確認できる。

 それはアリスだった。


「あっ! お姉さま!」


 可愛いアリスは私の姿を見つけると、笑みを浮かべて走って近づいてくる。

 ああ、可愛い女の子というのは歩いたり走ったりしているだけでも可愛いらしい。

 私がアリスの可愛さに心を奪われていると、アリスが私の目の前まで来て微笑みながら私の目を見つめてくる。

 アリスはまだ司祭から話を聞いていないはずだけど、どうしたのかな?


「あの、お姉さま。私……お姉さまにお話があって、どうしても聞いてもらいたくて待ってたんです……。あの、少しお話してもよろしいですか……?」

「なに? 何でも聞くよ」


 そんな事を美少女に上目遣いで言われたら、逆らえる人間なんてそうはいないだろう。少なくとも私には無理だ。

 そうやってアリスに夢中になっている私を、司祭は理解不可能という顔で見てくる。

 この人は視界に入るだけで私をイライラさせるから消えて欲しい。


「ありがとうございます! あのですね……、実は私、ずっと強くなりたくて、それで騎士様から剣術などを習っていたんです。強い騎士様と訓練していればいつか私も騎士様みたいに強くなれる。そう思って頑張ってきました。でも、実際に戦ってみたのと、お姉さまの強さを知って考えが変わりました」


 そういえば初めてアリスを見た時、アリスは折れた剣を持ってオークと戦っていた。その戦っていたオークは傷を負っていたし、あれをやったのはアリスだったんだろう。

 なるほど、アリスはこの愛らしい見た目で剣士な訳か。なにそれ最高じゃないか。

 ん……? 考えが変わったってどういう事かな?


「その……私、このまま騎士様と訓練していてもこれ以上強くなれないと思うんです……。だから、騎士様よりも強いお姉さまの傍でその強さを学びたいと思って……それで……」

「え……?」


 これはまさか、さっきの司祭との会話がとんだ茶番になってしまうパターンか。

 やっぱり、アリスは私の活躍を見て、メロメロになっていたんだ。

 きっと今も私の事を考えて下半身はびしょびしょに……。

 おっといけない。落ち着いてアリスの話を最後まで聞かないと。こういう時に期待し過ぎると裏切られた時のダメージが大きいからね。

 そう自分に言い聞かせながらも、私の心は期待でいっぱいだった。


「お願いします! 私をお姉さまと一緒に連れて行ってください!」

「もちろん喜んで!」

「――えっ、本当に良いんですか! ありがとうございます!」


 私が期待通りの答えに対して、最高の笑顔で返事をするまでに要した時間は一秒未満だった。

 そんな私と喜ぶアリスを見て司祭は完全に固まってる。

 ああ、こんな人もいたな。アリスはさっきの会話を知らないんだし、一応許可を貰っておくかな。


「司祭様、問題ありませんよね?」

「え……ええ……本人が良いなら……何も問題……ありません……」

「司祭様もありがとうございます!」


 アリスがぴょんぴょん跳ねながら喜んでいる。

 そんなアリスの動きに合わせて、アリスの頭のウサギっぽいリボンもぴょこぴょこと動いてとても可愛いくて、私の心もぴょんぴょんしてくる。

 ああ、アリスちゃんかわいいよぅ。

 私は鼻息を荒くしつつ、可愛いアリスと手を繋いで一緒に教会のアリスの部屋へ向かうと、すぐさま旅の支度をさせた。

 その時、司祭が旅用の服を用意するとか言っていたけど、私は今のアリスの服が気に入っていたので断った。

 すると司祭が、そんなピクニックに行くような服装で行かせられないとか言ってきた。

 だから私は、司祭の頭をつか――優しく撫でて、その両目を見つめながらこう言った。


「黙れ、頭潰すぞ」


 その一言で司祭は両足に力が入らなくなったみたいで、床に崩れ落ちる。

 アリスは何事かと心配していたけど、私は司祭様は疲れが出たみたいだけど、気にしないで良いって言っているよと伝え、準備を続けさせた。

 その間に私は、司祭を他の大人に押し付けて、準備のためにトコトコと動き回るアリスを見つめるという重要な作業を継続させる事にした。


「お姉さまのその魔法、とっても便利ですね」

「そうね。でも、秘伝の魔法だからあまり言いふらさないでね」

「はい、わかりました」


 アリスの用意した荷物は、私の異空間収納(アイテムストレージ)に次々収納していく。

 最初は異空間収納(アイテムストレージ)の事をどう説明するか迷ったけど、アリスは私が困る様な事は質問しないでくれているみたいで、細かく聞かれる事はなかった。本当に良い子だ。


「あの、これもいいですか?」

「ああ、入れられる量はまだまだ余裕があるから大丈夫だよ」


 アリスが差し出してきたのは、アリスが今着ているものと同じデザインの服だった。どうやらこの服は、ここの制服みたいなもので全て同じデザインらしい。

 最初は荷物を減らす為に、同じ服は持っていかない方が良いとアリスは考えていたみたいだけど、私がその服を気に入っていると知って、大人の人に確認して、予備の服をあるだけ貰ってきたらしく、同じものが20着もあった。

 これだけあれば、私が飽きるまで同じ服で過ごしてもらっても問題なさそうだ。

 まあ、色々な服に着せ替えるのも面白いから、実際には使わないかもしれないけど、持っていて困るものではないし、有難く頂くとしよう。

 それにしても司祭はケチだったのに、他の人は私に協力的だった。

 私が夜道を照らす様な道具は無いかと聞いたら、走ってランプの形をした魔道具というものを持ってきてくれたり。地図は無いかと聞いたら、壁にある地図を剥がして渡してくれたり。毛布とかが無いかと聞いたら、近くの部屋のものを持ってきたりしてくれた。

 その人達がそれらを私に渡す時、涙の流していたり、震えたりしてたのは気になったけど、あれは私の役に立てている事に喜びを感じていたのかな?

 その辺りはよくわからないけど、おかげで冒険に必要そうな物がタダで集まってしまった。

 なんだか無理やり出させているみたいで申し訳ないな。

 そう思いながら私は、何となく異空間収納(アイテムストレージ)から出して弄んでいた、オークの棘付き金棒を収納した。


「えっと、これで全部ですね」

「うん、ご苦労様」

「いえ、私は用意するだけでしたから大丈夫です」


 アリスが微笑みながら話しかけてくるのを見ているだけで、私の心は満たされていく。

 このアリスとの出会いは私にとって運命の出会いと言っても過言ではない。

 私は、この異世界に来れた事と、アリスに出会えた事を神に感謝しながら、エレノア教会を出発するのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ