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キミボク  作者: きつねさん
中立都市へ
29/51

出会い

前回までのあらすじ

ダンジョンの町(ロータス)へやってきたソニア(主人公)とネルヴァ(召喚獣:メイド服、魔人、狼)

ダンジョンでは魔物の大量発生、出口への移動が始まっていた

冒険者が犠牲を出しながらダンジョンの異常を知らせる

スタンピード発生、ダンジョンから大量の魔物があふれ出る

東西南北と中央にあるダンジョンの入り口で防衛線を引く

西町(歓楽街)、東(冒険者ギルド)、南(商人の私兵)、北(魔法ギルドと冒険者ギルド(応援))中央(職人連合と寄せ集め) という配置で守る

やばくなる→主人公が援軍出す。南(リビングアーマー)北(雪女)中央(絡繰り人形(テクニック型))西(白虎)東(絡繰り人形(筋力型))

スタンピード収束


クレーターの中心からぼろぼろの女がよろよろと歩み出てくる。

その腕には一人の子供が抱かれていた。

その子供はボロボロの女と違い、外見的には全く傷ついてないようだったが、

その目は見開いているがどこも映してはいない。。

女の服はボロボロでありほとんど隠せてないありさまだ。

子供の方は全く服を着ていないのでそれに比べたら少しはましといった程度だ。

ふ、と女は顔を上げ、鼻を鳴らす。

女は少し迷ったような顔をする。

その時女の体が一瞬スッと薄れた。

ちっ、と舌打ちをし、女はその場で歩みを止める。


そこへ一人の女が走ってきた。

所々汚れていたりするが、それでもその妖艶さは失われていない、いやむしろ増している女だった。

その女は周りの惨状、具体的にはクレーターを見渡した。

その女の目にふとある魔物が目に入った。

それは見覚えのある魔物だった。大きな白いトラ。

それらが淡く光を放ちながらだんだん透けていきそして消えた。

周りにはそういった魔物がまだちらほらいた。

そしてすべての魔物や人や人形が消えて行った後にはぼろぼろの女と腕に抱かれている子供が残った。


取りあえず状況が分からないが怪我人はどうにかしないといけない。

状況を確認するためにも女はボロボロの女に近づいて行った。


すんすん、と、ぼろぼろの女が鼻を鳴らす。

「娼婦か、・・・・・いや、むしろ・・・・の方が金で動く分信用が・・・か?・・れに隠すにも・・・」

何事がぶつぶつと呟いていたぼろぼろの女の周りの空間からいくつかの皮袋がどさりと地面に落ちる。

「依頼です。この方を、っっ・・・・・うぐっ」

ぼろぼろの女が目にもとまらぬ速さで地面に身を投げ出す。

その体の上に子供が落ちる。

ぼろぼろの女の腕が透けていた。

だから持っていられなくなったのだろう。

腕がなくなり落ちた子供が地面にぶつからないように己の身をクッションにしたのだ。

そして子供のボディプレスが引き金となったのかぼろぼろの女は淡い光と共に消えて行った。


「えっ?」


後に残ったのは状況を全く把握できていない女とクレーターそして子供のみだった。




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