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にわか軍師誕生

「ルティア殿、ゆっきー殿、これより軍議ゆえ拙者はこれにて失礼する」

 ルティアネスの治療を受けてしばらく休憩していたラッテがベッドから下りて言った。

 どうやらこれから軍議が開かれるらしい。

魔王による異世界のラスボス召喚が不調に終わり、膠着している現状の打開策を検討するものだろう。

 魔王軍の幹部――といっても、現在は魔王と各部隊の隊長三人というかなりしょっぱい構成だ――が一堂に会する場であり、幸雄としても興味を引かれるものだった。

「ねえ師匠、俺もちょっと行ってきていいかな? なんかイメージトレーニングも煮詰まっちゃったし、気分転換も兼ねてさ」

 幸雄は好奇心を隠しきれずにうずうずしながらルティアネスにお伺いを立てた。

 ちなみに、幸雄は国語はあまり得意ではない。

『煮詰まる』とは議論が深まり問題が解決に近付くことを意味する言葉であり、このような場合に使うにはふさわしくない。ここでは『行き詰まる』などと言うべきだが、幸雄は残念ながら誤用法に気付いていない。

「でもご迷惑をおかけしては……」

「いやいや、オブザーバー参加ってことで、俺、お客さんだし。それに、もしかしたら俺の灰色の中二脳がなんかの助けになるかもしれないよ? なにしろ、魔王に召喚されちゃった異界のラスボス様だからねぇ、俺。ね、いいよね、お姉さま?」

 相手の弱みをダシに使うのは幸雄の得意とするところだ。

被害者であることをちょっと持ち出せば、少々の罪悪感にさえ目をつぶれば、生真面目なルティアネスを落とすのは容易なことだ。

 同様にこの人狼もそういった搦め手には弱いであろうと想定済みだ。

「むむむ……、では、陛下にお伺いを立ててみよう。拙者は陛下のご意見に従うのみ」

「そ、そうですね、魔王さまがお許しくださるなら」

「よっしゃー! そんじゃちょいと行ってくるから、師匠、悪いけどこのロリヴァン預かっててく――」

「あたしも行くよん?」

「うおっ! 起きたのかよ」

 寝起きの割に機敏な動きで背におぶさるようにしがみついてきたディフィルに、幸雄は驚きの声を上げた。

「ま、まあディフィル殿もお客人であるし、いいんじゃないかな?」

 ラッテが苦笑を浮かべてルティアネスに視線を送る。

「ふふ、そうですね、お二人はいつも一緒でとても仲が良いですからね」

 ルティアネスも子供を見守るような優しい笑みを見せる。

「ちょ、師匠、なんか誤解してる。こいつは俺の血を狙って……まあ、いいか」

 自分の意思でルティアネス以外の異性とべったりしているのではないと主張したかったが、天然さんゆえに何を言っても無駄な雰囲気を感じ取った幸雄は、無念そうに諦めた。


 魔王の天幕は当然だが群を抜いて巨大だ。

あまり目立ちすぎると、特に高さがある場合、遠方からの飛道具による格好の的になりやすい。

 そのため、広さはあっても高さはそれほどでもない、というのが理想だが、魔王の背丈を考えると、そうも言っていられないのだろう。

 そんな天幕の中央で、巨人サイズの床几に堂々と腕を組んで座る魔王を上座にして、場の中心には巨人のベッドサイズの地図が地面に敷かれている。

その地図を囲むように、魔王の左側にラッテ、右側に残り二人の部隊長、そして魔王の対面に幸雄とディフィルが着座している。

 魔王は幸雄とディフィルの出席を歓迎してくれたが、初めて目にする二人の隊長は魔王と対照的な視線をぶつけてきた。

魔王の右側で眉をひそめ、神経質そうに細められた碧眼に鋭い光を凝縮して幸雄に射かけているのは、グレスドッドゥスと名乗った悪魔の青年だ。

 具体的な能力の披露などはなく、幸雄にはどこかのブランド物のスーツにしか見えない黒服を身につけ、明らかに不機嫌そうな視線を向け続けている。

 ――おおぅ、こええ、こええ、どちらのインテリやーさんだよ。このチョイ悪イケメン野郎め。悪魔なら角出せ、槍出せ、シッポ出せってんだ。どうせ脱いだらすごいとか、戦闘時に何段階か変身するってタイプのあれだろ? 最初から本気出さないから負けるんだよ。

 外見上は人間と変わらない上に長身――巨人とは比べ物にならない通常サイズだが――で、どこか気障な雰囲気を漂わせるグレスドッドゥスに、同じ男としての嫉妬心と嫌悪感を幸雄は燃え上がらせた。

 もうひとり、幸雄のふざけた自己紹介時にだけ強烈な視線を叩きつけてきた後、徹底的に無視を決め込んでいるのがドワーフ族のファディアス・ダラリウスだ。

種族の特徴ゆえか身長は幸雄とディフィルの中間くらいしかないが、ボディビルダーばりの筋肉の鎧をまとい、醸し出す威圧感は三人の隊長の中でも断然トップだろう。

 灰色のひげや額に刻まれたしわから結構な年齢かと幸雄は思ったが、紹介を聞く限りではラッテと同年代らしい。

 ――こっちのしかとしてくれちゃってる爺さんは……いや、年は俺とあまり変わらないのか。まあいいや、どこかの有名な配管工みたいな面しやがって、毒キノコでも喰って苦悶してるのかと思っちまうじゃねえか。

 幸雄は第一印象でこの二人を嫌な連中に分類した。

こちらの世界に召喚されて初めてネガティブな印象を受けた人物たちだ。

もっとも、魔王軍なのだから、もっと暴力的な隊長がいてもおかしくない。むしろいきなり因縁つけられて攻撃されないだけましだとも言えるだろう。

「しっかし、なんか妙な構成だよな。普通ならベテランと中堅、若手でバランス良く構成すべきところなのに、みんな若い上に三人しかいないとか……」

 幸雄はさりげなく視線を巡らせて各隊長をちら見して、ディフィルに小声で話しかけた。

「……じじょうがあるんだよ、きっと」

「ふん、事情ねえ……、なんかろくでもない事情しか思いつかねえな」

 ためらいがちに応えたディフィルの様子にも気付かず、幸雄は鼻を鳴らして前に向き直る。

「さて、あまり時間もないことだし、そろそろ始めるか」

 降り注ぐ重低音に場の雰囲気が引き締まった。

「まずは、改めて謝罪しよう。異界のラスボスを召喚することは叶わなかった」

 魔王が軽く頭を下げると、隊長三人もそれに倣うように軽く会釈した。

「魔無月までには征服を終えておきたかったが、今の調子ではちと難しいだろう」

「はいっ、質問! マナヅキって何ですかっ?」

 聞き覚えのない言葉に中二脳が引っかかり、場の空気を破壊する声を上げさせた。

 じろりと悪魔の青年が幸雄を睨むが、幸雄は涼しい顔でその視線を受け流して魔王にニヤリとした笑みを向けた。

 どういうわけか、得意げですらある表情だ。

「そうか、魔無月はゆっきーの世界にはないから有機リンク式記憶法でも漏れてしまったか」

 魔王は話の腰を折られて怒るでもなく、むしろ納得したように幸雄に説明してくれた。

 魔無月とは、標準暦でいうところの一〇月に七人の魔王たちが大魔王の元に集って、様々な会議や宴を設ける月のことだという。

 とりあえず一〇月いっぱいという期間を定めているが、すべての案件が片付けば早々に自分の世界に帰ってもいいし、逆に長引いて翌月まで帰れなかったことも数十年前にあったらしい。

「ふーん、俺の出身世界には神無月ってのがあって、国中の神様がボス神様の元に集まって色々やるってのがあるんだけど、それの魔王版みたいなもんか」

 幸雄の認識はかなりざっくりとしたものだったが、幸雄が暮らしていた国ではそのような神話がある。

 内容は諸説あるが、おおむね国中の神々が集まってその年の報告を行い、翌年の計画を議論する場とされている。

 さらに、すべての神々が集まるのではなく、各地に留守を預かる神がいるとする説や天の神々は対象外とする説もある。

「魔王も結構面倒くさいんだな」

「世の中とはそういうものだぞ、ゆっきー。頂点に立ったとしても、必ず何かしらのしがらみがついてまわる。大魔王とてそうだ。すべて他人任せではいられない。誰であれその者にとっての、あるいはその地位にとっての行動、責任が発生する。それは自分ひとりで完結するものではなく、必ず他者に影響が及ぶものだ。今はまだそれを実感することもないかもしれないが、いずれわかる時も……いや、すまんな、説教じみたことを言ってしまったか?」

「ん、べ、べつにいいんだけどさ……」

 珍しく饒舌な巨人に、幸雄はなぜかツンデレじみたセリフを吐いてしまった。

 正直なところ、魔王ならわがまま放題でなんでもありだろう、と思っていた部分もあったのだが、世の中そんなに甘くはないらしい。

たしかにこんな小さな世界を征服するにも、他の世界のラスボスを頼りにするほど困窮した状況だ。

 思うようにいかないことなどいくらでもあるに違いない。状況は大いに違えど、そのあたりの困り具合は普通の人間である自分と大差はないらしい。

 ――まあ、ぶっちゃけ、この魔王軍、弱そうだしな。

 幸雄は少しだけ魔王に同情しつつ、集った三人の隊長にちらっと視線を投げてすぐに正面に向けた。

ゲームで言えば、中ボスクラスが三人、それもどちらかというと序盤から中盤あたりで出てくる地方のボスくらいにしか見えない。

 そこそこのレベルの勇者様御一行にすら討たれそうな気さえする。

 せめて一〇人くらいいればそれなりの陣容になりそうなものだが、指揮官クラスの人材となるとなかなか集まらないのだろう。

 ――もっとも、そう大量に中ボスクラスがいたら、世界征服なんて余裕だろうしな。それじゃあドラマが生まれにくいし、盛り上がる前にお話が終わっちまうから、ある意味これもご都合主義なんじゃないのか?

 幸雄はそんな二次元的な空想をしつつ魔王に先を促した。

「ふむ、まあそういうわけで、一週間後には我は大魔王直轄地に行かねばならぬ。今年は少々長くなるかもしれんし、今の内にできるだけ侵攻を進めたいのだが……、誰か現状を打破するような案はないか?」

 魔王の問いかけに、だが、即座の反応はない。

その様子を見て幸雄は思う。

 ――お姉さまたちからすれば、あれば既にやっている。そもそもそのために異界のラスボスを召喚しようとしていたはずだ……ってところだろうな。おいおい、魔王さんよ、ちょっと調子が良すぎやしないか?

 幸雄は口の端に笑みを刻みながら、問われた三人を眺めた。

だが、やはり策はないらしく、渋い表情を浮かべるだけで口を開く者はいない。

 ――絶対的な武力もなければ軍師的存在もいないってことか。あのクソ悪魔がそれっぽい雰囲気出してるけど、そうでもないみたいだな。

 ふと『軍師』という言葉に、幸雄は中二脳が自動的に反応しているのを感じた。

それは中二脳にとって蜜のように甘く香り、惹きつけてやまないデザートのような言葉だった。

 幸雄の出身国では、多くの若者が物語や戦術シミュレーションゲームで軍師という存在の偉大さを実感している。

知略を競い、大軍を手足のごとく動かし、時には絶体絶命の危機を見事にはねのけて逆襲に転じるその鮮やかな手並みに、多くの者が魅了されてきた。

 無論、幸雄もそのひとりだ。

ゆえに、幸雄は思った。

物理攻撃力も魔法攻撃力もなく、治癒魔法もなかなかものにできない今、自分がもっとも師匠の役に立つには、この状況を打開する作戦を考えることではないのかと。

それは考えれば考えるほど魅力的な案に思えてきた。

 ――ぶっちゃけ魔法の修行って地味でつまんないしな。師匠と一緒にいられることだけが唯一の長所って感じだし。まあ、戦闘じゃ役に立たないけど、作戦立案だけなら今の俺でもいけるんじゃないのか?

 そんな都合のいいことを考えながら、幸雄は先程より熱心に地図を眺めた。

 大陸と呼ぶにはあまりにも小さい。

 むしろ大きな島といった陸地のほぼ中央を南北に走る山脈が目につく。

 その山脈の中央やや北側に大きな登山道があり、軍隊が山を越えるにはこの道を通る以外に選択肢はないらしい。

また、島の東端には魔王城が位置し、その近くにあった東国や周辺の小国は既に西国から奪還して魔王の支配下にある。

つまり、山脈の東に魔王軍、山脈とその西側を西国が支配するという、完全に島を二分した勢力図となっている。

 現在、魔王軍は山脈の東側の麓に陣取り、何度も山頂へ向けて攻撃を仕掛けているが、その度に西国の陽巫女の広域巫術で強化された西国軍にはね返されているという。

 狭い山道を攻めるのは難しい。

 かといって断崖や森の中を駆け上るのはより難易度が高い。

 それができる獣人たちは数が少なく、彼らだけ先行させてもおそらく頂上付近の砦を落とすまでには至らないだろう。

 そうなると逆に包囲殲滅される恐れがある。

「……ダメだな。お姉さまが危ない」

 獣人たちを率いるのは当然彼女の役目だ。

幸雄としては、あまり彼女に危険な橋を渡らせたくはない。

「しかし、あの赤い霧が厄介じゃ。あれほど広範囲で味方にだけ作用する強化魔法など、わしは初めて見たぞ」

 幸雄がひとりで作戦を考えていると、ドワーフ隊長ダラリウスが歯ぎしりと共に怨嗟の声を吐き出したのが聞こえてきた。

どうやらあちらはあちらで話し合いが始まっていたようだ。

幸雄は思わずその声にツッコんでしまう。

「でもさ、広いって言っても世界全体じゃないんだろ? 必ず近くでその魔法を使ってる術者がいる。なら、先にその術者をぼこっちゃえばいいんじゃない? むしろそれが常識でしょ?」

「お前は馬鹿か? 術者がどこにいるかわかればとっくにそうしとるわっ!」

「……捜した?」

 声を荒げたドワーフ隊長の一喝に幸雄は一瞬身をのけぞらせたが、さほど大きくない声ですぐに反論した。

隣にディフィルがいなかったら、びびってそんなことすらできなかっただろう。

 だが、野戦病院内で味わったヴァンパイアの恐怖に比べたら、この程度の怒声などしょっちゅう怒鳴っていた高校時代の体育教師レベルにしか感じない。

「捜すも何もどうせ後ろの方に引っ込んどるに決まっとる。そこまで行けないんじゃから意味がないじゃろっ!」

 ――そうか、戦争するなら当然のことだと思ってたけど、こいつら情報の重要性をまるでわかってないんだ。たぶん斥候もほとんど放ってない。力任せにゴリ押ししてるだけなんだ。

 幸雄は中二脳が急速にテンションを上げていくのを自覚した。

この脳筋具合がいかにも悪役ぽくて非常においしいのだ。

そんな不埒な養分を補給して中二脳は回転数を上げていき、つい先程までもやもやしていただけの脳内がクリアになって思考の霧も掻き消される。

 幸雄は聞いていた魔王軍の戦力を改めて脳内で整理する。

 おそらく破壊力だけならドワーフ隊長ダラリウスが指揮するオーガ部隊だ。

 魔王とは比べ物にならないが、巨漢でその腕力は人間を遥かに凌駕している。

 ただその分、狭い山道を行くには適さない。周囲の木々のせいで満足に武器を振り回すことができず、防御で手一杯になってしまうのだ。

 スピードなら人狼隊長ラッテが率いる人狼部隊だろう。

 獣化すれば山道だけでなく森の中でも素早く移動し、敵軍の背後を突くことさえ不可能ではないはずだ。

 ただ数が少なく、この世界で採取できる材料では創造不可ということもあり、運用には注意が必要だ。

 安定感なら悪魔隊長グレスドッドゥスが従えるレッサーデーモン部隊だ。

 ほぼすべてのパラメータが平均的で、大抵の作戦は無難にこなせるだろう。

 そしてもう一部隊、特定の指揮官が存在しないため運用が中途半端になってしまっているが、幸雄がもっとも興味を持っているのがハーピー部隊だ。

そう、魔王軍には飛行系のモンスターが存在するのだ。

このメリットは非常に大きい。

ゲームでは素早さのパラメータが高く、回避力は高いが防御力がやや低めに設定されることもあるが、現実において制空権を握ることがどれほどの意味を持つかは想像に難くないだろう。

 幸雄の出身世界では、近代兵器の代表格が戦闘機とミサイルだ。

 軍事力を高めるにはまずこのふたつを充実させることが重要になる。

人は空からの攻撃に対処するのが難しく、かつ、空へ攻撃を行うのも難しい。

だからこそ空を制するための、あるいは空から攻撃するための武器は、自軍にあるなら非常に有用であり、敵軍にあるなら極めて厄介な代物となる。

そういった基本的なことさえこの連中は理解していないのだろう。

幸雄は盛大にため息を吐いてみせた。

「はあぁ、もったいないなあ、せっかくの飛行系をまったく活かせてないじゃん。なにも空から直接攻撃するだけが能じゃないだろ? 偵察や囮だって重要な仕事だよ。向こうに地の利があるんなら、こっちには空の利があるってこと忘れてない?」

 あるいは飛行系の指揮官がいれば、既に実行されていたかもしれない。

しかし、現実問題として、この魔王軍にはハーピー部隊を有効に活用できる指揮官が存在しない。

 平野での戦闘では、初めに簡単な命令さえ出しておけばハーピー部隊が勝手に空からの攻撃を行い、多大な戦果をあげてくれた。

しかし、山岳戦ではそうはいかない。

森や岩場で空からの視界が遮られ、有効な攻撃ができない。

 さらに低空を飛ぶと強化された敵の弓隊の射程圏に踏み込んでしまうためにそれもできない。

 逆に高く飛べば余計視界は悪くなり、攻撃の命中度も落ちてしまうのだ。

 そのため、山岳戦に入ってからハーピー部隊が完全に遊軍となってしまっていた。

「むっ、それは……」

 さすがのドワーフ隊長も押し黙ってしまう。

「なあ、魔王、ちょっといい作戦思いついたんだけど、乗ってみないか?」

 にやりと悪役風の笑みを浮かべた幸雄は、つい今しがた思いついた作戦を披露した。

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