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仕事の日

作者: G.Heron

朝5時くらい、モスクからアザーンが聞こえてきた。アザーンの音で目が覚めて、礼拝する。


パンの木とバナナの木の間から朝日が見える。朝日を見ながら妻が作ってくれたピラフを食べた。


妻の弟が27kmをバイクで送り迎えしてくれる。仕事に向かう少し思い心を、目に映る花が癒してくれる。


ハイビスカスの赤、チュンパカの黄色、椰子の若葉の素朴な淡い緑色。見とれてしまう。


書類の翻訳を終えてサンドイッチを食べた。

熱帯雨林の蜂蜜がきいていて、非常にうまい。疲れた時、ジャワは食事が美味しいので救われる。


夜、仕事終わりに紅茶を飲んだ。硬水で味がしまっていてうまい。赤砂糖の香りが鼻からやさしく抜けていく。


家に着くと家族が待っている。バナナの葉の狭間から月が見える。ロマンチックな月。ヤブキリが鳴いている。


また明日仕事に行く。乾季の淡い青の空の下、バイクに乗っていく。


ジャワ大好き。

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