第百九十話 合議
参戦している 俺たち 新選組一行は、会津地方にて、会津藩での糞詐欺師 クソ高倉健の仕業での窮状を、訴えに来た 会津地方 担当の若殿 滝沢秀明と、合流した。これ以上 旧幕府方から、被害者が出ないように、俺は 敗北を受け入れたが、安藤 ジュンヤ 新局長と 滝沢秀明とで、合議を行う。懸念は、糞詐欺師 対策で…。今の俺の名前、近況、思い、日本国の痩せ我慢が、いつになったら終わるのか?も 描かれています。では!
幕末と呼ばれる時代は終わり、混乱と混沌の後、日本国は 明治天皇のモト、ゼロトップで 国を開いていく過程にあった。幕末期、侍に成る 事を志し、侍に成れた、新選組 副長、俺 土方歳三の最後の使命が、旧幕府方として、日本国内で 勃発している 内戦の収拾だった。新政府軍とやらを蹴散らし、朝鮮から 越後国を守り、俺たち 新選組 一行は、転地して 会津地方 担当の若殿 滝沢秀明 一行と、合流をしたところだ。
「越後国は、被害なしで済んだよ。要らない奴、死んでもいい奴しか いない、会津藩の調子は、どうだい?」と俺。
「はい。高倉健が、糞詐欺師と呼ばれる 由縁が、まざまざと解りました。使える人材の居ない 今の会津藩 とはいえ、失策と間違えと失敗しか、あの糞詐欺師には、ありません。そのせいで、長州勢は 勢いづき、挙げ句の果ては、高倉健は、薩賊たちと内通し、自分の地位向上を図る 始末です」と、滝沢秀明。
「うん、糞詐欺師の やりそうな事だ。不幸の使者 クソ高倉健が現れると、必ず 不幸が、訪れるからね。しかも、マトモな人間から 見ると、必ず 間違える 必ず 失敗する 糞野郎だしね。もう 徳川幕府は、瓦解したし この日本人同士の日本国内での内戦、旧幕府方は、負けた事にして、新政府軍とやらに、とっとと会津地方を、通り過ぎてもらおう。その事に、安藤 ジュンヤ 新局長だけは、了承していないから、ジュンヤとタッキーで、会合の合 議論の議で、話し合って 合議で、決めてくれ。どちらにしろ 俺は、糞詐欺師 クソ高倉健を、会津藩から 引き剥がす為に、敵が 待ち構えていようが、会津藩へと行くけどね」と俺。
「トシさん、タッキーっとって、滝沢秀明 殿のことですか?」と、安藤 ジュンヤ 新局長。
「ああ。他に、誰が いる?今は、世界初の呼び名かもしれないけど、その内 通名になる 俺が名付けた、あだ名だよ」と俺。
「オレのあだ名、タッキーかぁ。ちゃんと省略も されていて、良いあだ名、ですね」と、滝沢秀明。
俺が、会津地方の者や 民、滝沢秀明 一行に、「これ以上、会津地方からも、旧幕府方からも、なるべく 犠牲者を、出したくない。よって、負け戦とする」と 事情を説明している中、安藤 ジュンヤ 新局長と 滝沢秀明とで、勝とうとすれば 勝てるのに、敗北を認めるか?の合議が、なされる。
聖人君子の滝沢秀明は、事情が 事情なだけに、敗北を致し方なし と受け入れたが、安藤 ジュンヤ 新局長は、抗戦を唱えた。
「世界史上初の合議、どうなった?」と俺。
「オレ個人としては、戦いたいです。ただし それ以上に、会津藩から 不幸の使者にして、糞詐欺師 クソ高倉健を、外したいです」と、滝沢秀明。
「うん、あの糞詐欺師の行く先々に、不幸が訪れるからな。今回は、不幸をばら撒く 不幸の王様 クソ大和田が、薩賊のくせに、新政府軍とやらの一員だしね。不幸の使者に、不幸の王様たちの引き取り手が、ないんだよなぁ。誰だって、不幸には なりたくないだろうしな。クソ高倉健は、敗戦が濃厚になれば、確実に 尻尾を巻いて、逃げ出すよ。それを、歴史が 証明してるしね。タッキーは、クソ高倉健を、会津藩から 外せるなら、敗北も しょうがないとして、受け入れるんだよな?」と俺。
「はい。苦渋の決断ですが…。」と、滝沢秀明。
「トシさん!どうしても、負けないと いけないのですか?」と、安藤 ジュンヤ 新局長。
「うん、ジュンヤ。まず どうしても という言葉は、人生 1回につき、1度しか 使えない言葉だ。それと、負けるにも 負け方があって、誇りや プライドや 名誉を、失わずに済む 方法もある。旧幕府方から、これ以上 被害者が出ないように決める為の合議だったけど、戦いたいなら 戦うで、ジュンヤの思う通りにしていい。ただし、糞詐欺師 クソ高倉健の詐欺の被害は、半端なく 出るからね。俺の今回の土方歳三としての侍として、あり続ける 人生でも、腕 一本、簡単に失わされてるからね」と俺。
「じゃあ、トシさん。僕が、糞詐欺師の担当をします。だから、戦わせてください」と、頭を下げる 安藤 ジュンヤ 新局長。
「了解。糞詐欺の被害が 出ないように、担当できるものなら、やってみなさい。俺としては、新局長をもってしても 被害なしなんて、不可能だと思うけどね。じゃあ まずは、新政府軍に取り囲まれている、会津藩に、正々堂々と入場しよう」と俺。
会津藩に向かう者、会津地方に 念の為、残る者と別れて、世界史上初の合議は、幕を閉じた。 続
《合議か。この時は、上手く 機能していたけど、福岡の極道たちでは、合議は 大失敗に終わった。そして、2019/06/18今現在、やりたくもなかった 2回目の東 清二として、俺にとっては 待ち焦がれた、本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルに至れる前の、やっとの最後の最後の人生を送っている 俺は、心は折れ 疲れ果てて くたびれ果てて、あと12年間と2カ月を切っている 寿命が尽きてくれる事を、心待ちにしている、意味の分からない状態だ。土方歳三を含む 俺の過去たちが、天国にて ジリジリと出番を待っている中 始まった、皇太子としての人生。転落の果てに、敵の手の内からは出れて、東京23区で 暮らしており、何とか 起こる起こると言われている、関東大震災だけは、かろうじて防げているが、37歳と ちょっと に成ったのに、何も出来ず 燻り中という、正に 最低最悪の人生となった。どこで 間違えたか?は、福岡の極道編でだが、今更 反則である 時間を巻き戻す事なんて、出来る 状況になっても しない。本来の予定なら、天皇に成って プロ野球選手に成って、広末涼子さん に、俺と交際する権利が、回ってきていたのだけど、何もかんも 福岡の極道編で、パーになってしまった。クソ大和田の世が、おおよそ 20年間も、続いたしね。さあ 失くしたモノ、【無限】【自由】【愛】才能 人脈 金 女 念能力を、念能力者に成れるか?寿命を迎えれば、再び パワーアップして、手に入れる。復讐をして死に、本当の自分に成って、復讐を完遂すれば、【永遠】と【絶対】も、やっと 手に入る。てことは、本当の自分に成った ピノコ・ナディア・哀姫とも、天上界で ずっと一緒だ。双子の仔猫、ニケ姫とミケ姫ともね。残る 女枠、準女枠は、知らないから、俺に 俺の念能力を、返せ!限界なんて、とっくの昔に 通り過ぎたぞ!》
こうして 新選組 新局長、安藤 ジュンヤと、会津地方 担当の若殿 滝沢秀明とで、合議が 行われ、それでも ジュンヤは、戦う道を選んだ。敗北を選ぶぐらいなら と、気持ちは分かるけどね。次回の話は、新政府軍とやらに 取り囲まれている 会津藩に、正々堂々と入場します。果たして?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!