第百八十四話 急行
新政府軍とやらに、戦さで 勝ち続けた 新選組 率いる 旧幕府方は、それぞれの役割と使命を持ち、自分たちの持ち場へと移動を開始します。新局長と、会津地方 担当の若殿 滝沢秀明を残し、俺も 又、危機が迫っている 越後国へと急行します。越えた後という名前の由来と、安藤優子さん の、博識ぶりを俺は、知る事になります。今の俺の名前、年齢、思い、早く 尽きろと願っている 寿命までの期間、憎むべき敵の名前、俺にとっての本当の自分の名前も、描かれています。それでは!
幕末と呼ばれる 時代は終わり、日本国は 過渡期にあった。ゼロトップとなる 変革の後、日本国は 明治天皇のモト 国を開き、富国強兵政策へと突き進んでいく事になる。しかし、過渡期に 日本国内で、内戦が勃発しており、旧幕府方に与している 新選組 副長、俺 土方歳三や 新選組の参戦する者ら は、会津藩にて 新政府軍とやらと戦い、勝利を収め 新政府軍とやらとの最終交渉も、終えた。あとは各自、それぞれの持ち場へ、それぞれの使命を持ち 向かうところだ。
「じゃあ、ジェネラル・斎藤さん は、海路で 軍艦を率いて、次の戦地へと先回りして、北上してくれ。もし、越後国へ向かう 俺たちが、軍艦にて 近づいてきている チョン公たちを、沈没させることに失敗したら、斎藤さん と、旧徳川幕府の幕臣たちで、仕留めてくれ。まあ クソ中山 勝雄と村公 率いる チョン公なんて、俺の方で、確実に処分するけどね」と俺。
「かしこまりました。念のため、越後国まで 戦いに行ける準備は、しておきます。旧幕臣たち、次の戦地へ 出航するぞ」と、斎藤一。
斎藤さん は、海兵を引き連れ、軍艦群と共に、北上を開始した。
「内田君は、源爺 部隊を率いて、新政府軍とやらに 使わないでほしい と言われた、最新式の銃と大砲を持って、次の転戦先を見越して、少しだけ 北上してくれ。最悪なのが、せっかく 斎藤さん が、徳川幕府から 調達した武器が、敵の手に渡る事だ。不幸の使者 糞詐欺師 クソ高倉健が、降伏するか?撤収するまでは、ここ会津藩が、最大の激戦地に変わりはないからね」と俺。
「分かった。最新式の武器を持って、奥羽列藩同盟の中の安全なところまで、北上する。ただし 副長、俺は いつでも、戦えるからな」と言い残し、北上を開始した 新選組 銃火砲部門の内田 ジュン。
「じゃあ、一番隊の安藤 ジュンヤに リュウスケは、会津地方 担当の若殿 滝沢秀明と、ここ会津藩にて、専守防衛だ。もう 火力の差が、なくなったから、守ることだけをしておきなさい。無駄死にするぐらいなら、撤退しても いいからね」と俺。
「トシさん 怒!僕は、1番強くて 1番カッコいい一番隊の隊員で、新局長でも あるのですからね。守備だけなら、余裕です。糞詐欺師の詐欺なんかにも、引っかかりません。だから トシさん達は、米と日本酒と金をくれた 越後国の為に、どうぞ 出立してください」と、安藤 ジュンヤ 新局長。
「了解した。専守防衛といっても、領内に踏み込まれたら、いくらでも 戦って良いからね。俺たちが、軍艦にて 迫って来ている チョン公を退治して、戻ってくるまで、踏みとどまっててくれ」と俺。
せっかく集合していた 新選組の参戦する者ら が、それぞれの持ち場へバラバラになる中、俺と 沖田総司、八番隊の中井上源三郎に 安藤優子さん とで、越後 目指して、急行する。
「【円】を使いながら、昼夜問わず なるべく早く、越後国に到着したいから、早歩きで行くぞ。他は 大丈夫だろうけど、安藤優子さん は、早歩き 出来なくなったら、馬に乗ってくれ」と俺。
「トシ君、私なら 大丈夫です。ここから 将来の新潟県まで、踏破してみせます」と、気丈に 安藤優子さん が、言う。
「フフッ笑。諸々、聞き捨てならないな。越後国は、将来 新潟県と呼ばれるようになるのか?」と俺。
「はい。トシ君でも、ご存知 なかったのですか?」と、安藤優子さん。
「新潟って、書くのが 凄く難しい漢字だろう?それだったら、越えた 後という、俺が 上杉謙信だった頃に、名付けた 越後の方が良くないかい?」と俺。
「ふふっ笑、トシ君。越後屋といって、越後は、将来 悪い意味での言葉で、表現される事になりますよ」と、井上源三郎。
「米と日本酒と金が、あるからといって、何で 悪者 扱いだ?ったく。そういえば、馬といえば、沖田、沖田の所有する 唯一のモノ、チビウマに どのくらい会って いないかい?俺は、この人生の最期に、俺の愛馬 松風に、会う予定だけどね」と俺。
チビウマの存在を、思い出したのか?早歩きを継続しながら、「ウキ…」と、沖田は 悲しげな寂しげな 言葉を発した。
〈沖田、俺だって 松風に、会えていないんだぞ〉
昼夜問わず、越後へと急行して、俺たち 一行は、危機が迫っている 越後国へと たどり着いた。 続
《はーっ…。2019/05/07今現在、D・土方歳三は、俺の過去たちと 天国にて、出番待ち中。D・沖田総司は、天国のD・渋川 剛気が創り出した異次元にて、D・ジャイアント馬場と一緒に、出番待ち中。頭文字や、隠し名のDは、首領といういみのドンの省略と、白人のいじめられっ子が、神だと ほざく、キリスト教における神に背く者 という意味も、ある。イエス・キリストは、ゴット・ファザーこと、ドン・ビト・コルレオーネの怒りをかい、消されたからね。存在しない者を、信じろ という神父たちは、俺が 会った限りでは、糞野郎 ばかりだったけど。沖田が 主人公だった ワンピースにおいて、モンキー・D・ルフィを沖田は 一時期、生きていたから、俺は 赤髪のシャンクスとD・サンジを生きた。そんで2019/05/07、無駄に 2回目の東 清二として、やっと 最後の最後の人生を送っている俺は、37歳と ちょっと に成ったのに、前のめりに ぶっ倒れ、挫折と敗北を知り、あと12年間と3ヶ月を切った 寿命が、早く尽きる事を、願っている 燻りっぷりだ。皇太子として生まれ、プロ野球選手に成る事が夢で、1度手放さざるを得なかった 念能力を、再び 手に入れればいいだけの、俺にとっては 本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルに成れる前の、やっとの最後の最後の人生だった。いやあ、不幸をばら撒く 不幸の王様 クソ大和田が、初めて 賭けに勝ち続け、不幸の使者 糞詐欺師 クソ高倉健のアシストもあり、俺の最後の最後の人生に 被害が出ることが リスクで、その代わり 未来を予知ができるようになった、クソ渡辺真理の よりにもよって、運命のいたずら もあり、文字通り 最低最悪の人生となった。俺の最後の最後の人生を担当した 俺の唯一無二の子分で、裏稼業のトップ 菅原文太が、余裕を見せながら 失態ばかりだったしね。さあ、ピノコ・ナディア・哀姫が 先か?念能力が 先か?早く 終わってくれ!この生地獄》
こうして それぞれの役割分担で、新選組の参戦する者らは、それぞれの持ち場へと向かった。いずれ合流する日も、来るけどね。次回の話は、会津小鉄会の会長 近藤勇さん と、No.2の野口君と合流し、軍艦にて 越後国へ攻めていってくる チョン公 クソ中山 勝雄と 村公 退治です。果たして?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!