第百八十三話 口下
新政府軍とやらに、勝利を続けてきた 新選組 率いる 旧幕府方は、新選組 副長、俺 土方歳三 なしで、口下という 最後の交渉に、臨みます。俺 抜きでも、4人の勇者たちは、ちゃんと最後通告を突きつけて、生きて帰ってきてくれて…。今の俺の名前、近況、思い、年齢、寿命までの期間、俺にとっての本当の自分の存在、離れ離れにされた 俺の宝物の小さな お姫様の存在、俺が 1度手放したモノと概念、それ故に 手に入るモノと概念も、描かれています。では!
幕末と呼ばれる時代は 終わり、日本国は 変革の後、明治天皇のモト 国を開き、新しい時代を迎えようとしていた。当たり前だが、変革には 痛みはつきもので、日本国内にて、内戦が勃発しており、新選組 副長、俺 土方歳三は、内戦の収集も 兼ねて、旧幕府方として、参戦していた。そして、戦さ 口上、戦さ 口中ときて、小戦を勝利で終え、口下という 新政府軍とやらと、最後の交渉が行われようとしていた。
「斎藤さん、【円】を使って 解る範囲だと、チョン公の軍艦が、越後国に攻め込もうとしている。越後国には、会津小鉄会の近藤勇さん と 野口君が居るから、陸上戦では 大丈夫だと思うけど、念の為、俺は 沖田でも連れて、交渉が終わり次第、越後国へ向かうよ。旧幕府方の者たち から、ジェネラルと呼ばれてるぐらいだから、ここでの戦さは、斎藤さん と 新局長 と 滝沢秀明 と 内田 ジュン に、任せるよ。だから、口下という 撤退前の最後の交渉を、俺なしで してきてくれ。交渉が まとまり次第、俺と沖田は、越後国へ向かうよ」と俺。
「かしこまりました。要は、最後通告を新政府軍とやらに、突きつけてくればいいのですよね?」と、斎藤一。
「ああ。3人は、人数では 最も安定しない人数だから、4人で 交渉してきてくれ。条件は、任せる」と俺。
「トシさんのいない交渉かぁ。でも、僕も 一番隊の隊員ですからね。斎藤さん と 内田さん、それに会津地方 担当の若殿と居れば、最終交渉なんて、余裕で できるんですからね」と、安藤 ジュンヤ 新局長。
「よっしゃっあ!矢文なんて 待たずに出さずに、俺達 4人で 最後通告を、突きつけに行くぞ。内田君は、交渉に失敗したら、自決できるように銃を用意しておいて」と、斎藤一。
「フフッ笑。ジェネラル・斎藤一が、交渉なんかに失敗したら、自決か。それなら、俺も 敵を全滅させた後、死んでみるかな」と、銃火砲部門の内田 ジュン。
そうして、4人の勇者たちが、覚悟を持って 交渉へと向かった。
それを見て、「ウキキキーッ!」と、不満そうに 沖田が、俺に伝える。
「馬鹿!沖田。俺たちは、八番隊の2人 井上源三郎 と 安藤優子さん と、越後国にて チョン公たちと戦さだ。不満なら、チョン公の虎の子の軍艦を、沈めなさい。出発、準備!」と俺。
源爺と安藤優子さん が、越後国へ戦いに行く 旅支度を、急ピッチで 進める中、なんだかんだ 沖田も、旅支度を済ます。
そして、口下の最終交渉を終えた4人が、4人とも 無事に、戻って来た。
「トシさーん!只今、戻りました。最終交渉の結果は、徳川幕府から 調達した、最新式の銃や 大砲は、なるべく 使わないでほしいとの事でした。その代わり、クソ大和田を前線から、新政府軍は外す。新政府軍とやらの総大将は、鳥羽伏見の戦いの時には居なかった、偽者の西郷隆盛なので、いつ 処分してもいいとの事です。まったく、薩賊は 怒!嘘も 本当も、薩賊たち 本人も、知らないみたいです。僕たち 新選組とは、真逆です」と、安藤 ジュンヤ 新局長。
「副長、俺が 調達した武器を、使わないでほしいとの事なので、使おうとすれば、使えます。どうしますか?」と、斎藤一。
「うん、最新式の銃や 大砲が、敵の手に渡らなければいい。使わないでくれ と、言われたなら 使わなくても、いいんじゃないか。撤退の話は、どうなった?」と俺。
「はい。まず 新政府軍は、会津地方が、連帯している事を、知っていませんでした。そして、奥羽列藩同盟の存在も、知りません。だから、どうにでも 出来ます。唯一の弱点が、不幸の使者 高倉健が、会津藩に 存在している事だけです」と、会津地方 担当の若殿、滝沢秀明。
「うん、それなら 最終交渉の首尾は、上々だな。今までは、撤退を要求されていたからね。俺は、死んだ事になっている 沖田と八番隊と、越後国へ向かう。斎藤さん は、軍艦にて 北上。内田君は、最新式の武器と共に、北上。安藤 ジュンヤ 新局長は、滝沢秀明と、糞詐欺師 クソ高倉健 対策をしててくれ。いずれにしろ する、撤退の準備もね。出来るかい?」と俺。
すると、4人 全員から「出来ます」という返事が、返ってきた。 続
《はーっ…。そして、2019/04/30今現在、糞詐欺師 クソ高倉健の詐欺により 発生した、やりたくもなかった 2回目の東 清二として、それでも やっとの最後の最後の人生を送っている俺は、挫折と敗北を知り、最低最悪って モノを、嫌という程、味あわされた。でも、俺も 37歳と ちょっと に成り、明日になれば、寿命が あと12年間と3ヶ月を切る。この先に、俺の人生にある 選択肢は、法皇として 寿命を終えるか?念能力者に成って、時間を止めて、俺の側の人間達と、俺の過去たちと 合流して、復讐の半分を終え、結局 死ぬしかない。そうすれば、待ち焦がれた、俺にとっては本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルに成れる。今は、今までで 一番長く 離れ離れになっている、俺の宝物で 浮気相手の座も ゲットした、6歳の小さな少女の天使になる、ピノコ・ナディア・哀姫とも、天国にある リュシフェル ズ・カンパニーの奥にある 天上界での暮らしが、待ってる。やっとのヒットアンドアウェイでね。そして、地獄の片隅に居る クソ大和田と、大和田の側の人間たち、クソ高倉健と 共犯者 クソ田中裕子、俺と日本国に 甚大な被害をもたらし続けた クソ渡辺真理 らを、死神の鎌【改】で、やっと 完全に消せる。俺は、やっと【永遠】と【絶対】をも、手に入れられるからね。何だかんだ不死身のクソ大和田たちを、完全に 不可逆的に消す条件を満たす為、俺が 1度手放したモノ 【無限】【自由】【愛】念能力 金 人脈 才能 地位 名誉 女、それらも スケールアップして、返ってくる。さあ、今日 俺が名付け元号 平成が、終わる。明日になれば、元号は 令和だそうだ。これを機に、ただ 俺に俺の念能力を、返してくれ。あとは、自分で 出来るから。寿命まで、まだ 時がある中、俺の心なんて、とっくに折れてる。俺のキーにしてしまった、念能力さえ返ってくれば、俺の側の人間たち 共々、世界中を幸せにする プランが、俺にはある。だから、念能力を!》
こうして 敵との最終交渉、口下も 4人の勇者たちの働きにより、俺なしでも 上手くまとまった。そして、この交渉が、新政府軍とやらとの最後の交渉となる。敵と交渉なんて、味方に撃たれるからね。次回の話は、俺は チョン公 退治に、越後国へ向かいます。果たして?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!