第百八十一話 口中
潰し合いの後、矢文が届き 口中と、相成ります。新政府軍とやらに、とうとう 不幸をばら撒く 不幸の王様で、薩賊のクソ大和田が 合流しており、長州勢は、根を上げており、一方 旧幕府方は、満を持しています。俺の蹴りも 含む、交渉の行方は?今の俺の名前、年齢、思い、土方歳三を含む、俺の過去たち らが、地球へ来れる 条件、俺にとっては 本当の自分の存在、宝物の存在、バブル期の説明、復讐への誓いも、描かれています。では!
幕末と呼ばれる時代は終わり、混乱とカオスの後、日本は 明治天皇のモト、明治維新 富国強兵へと、突き進んでいく事になる。ただし、変革には 痛みも伴い、藩ではなく 国レベルで、政策を進める為には、日本国内で 勃発している 新政府軍とやらVS大儀ある 旧幕府方との内戦の処理を、しなくてはならなかった。新選組の参戦する者らは、繋がりのある 会津地方の為に、旧幕府方として戦い、勝利したのち 口上があり、再戦して 不幸の使者にして 糞詐欺師 クソ高倉健の指揮と失策の所為で、要らない奴ら 死んでもいい奴ら が、全滅して 、相変わらずといったところだ。そんな中、また 新政府軍とやらから、矢文が届いた。
「とうとう 薩賊にして、不幸をばら撒く 不幸の王様 クソ大和田が、戦線に到着したから、矢文の内容なんて、どうでもいい。もうすぐ 冬になり、身動きが取りにくくなるから、戦線を北上させていく準備をしよう。クソ大和田の存在で、新政府軍とやらは、不幸に塗れていくだろうしね」と俺。
「矢文には、確かに 土方殿のおっしゃる通り、長州勢より、薩賊たちの傍若無人ぶりにより、戦える状態ではない と、記されています。その上で、交渉の場を持ちたいとの事です」と、会津地方 担当の若殿、滝沢秀明。
「トシさん、敵との交渉なら、僕も 出席しますからね」と、安藤 ジュンヤ 新局長。
「クソ大和田を 引き剝がさない限りは、新政府軍とやらは、ずっと内紛 勃発状態だ。ただし、俺たちも、いずれは 北へ東へと、撤退は しなくちゃいけない。旧幕府方の死んでもいい奴らは、全滅してるしな。これからは、旧幕府方の人的被害者を最小限に、しなくちゃな。副長、どう致しますか?」と、斎藤一。
「うん、確かに 撤退はする。それと長州藩士たちに、このままいくと クソ大和田の所為で、共倒れになる と、警告しておきたい。その為だったら、口上より 質を下げて、口中という事で、交渉するのは 有りだね」と俺。
「かしこまりました。それじゃあ、後詰めを 銃火砲部門の内田君に任せて、長州勢の為にだけに、交渉と致しましょう」と、斎藤一。
矢文を送り返し、前回の交渉と同じく、戦線の真ん中に、椅子と机が置かれ、交渉と相成った。長州藩の代表者は、前回と同じ 人物だが、偽者だか 本物だか 分からない 西郷隆盛と、薩賊 クソ大和田が、出席していた。
「今回の交渉は、口上ではなく 口中だ。長州藩 代表の者以外、興味が ねえ。手短にな」と俺。
「いやあよお…」と、クソ大和田 何かを言いかけたから、俺は 椅子を蹴飛ばし、両足が悪い状態のクソ大和田は、地面で もんどりうっている。
「土方殿!薩摩藩士たちが、薩賊と蔑まされる理由が、この大和田という名の男を見るにつけ、よく分かりました。このままでは、新政府軍 全体が、蝕まれてしまいます。これ以上の被害を拡大しない為にも、旧幕府方の皆様方は、撤退のほど、何卒 お願い致します」と、長州藩の代表の者。
「どちらにしろ、撤退は するよ。ただし、お前ら 新政府軍とやらの進軍する先は、全部 敵地だと思えよ。それと、会津地方の者に、被害者が出るなら、長州藩なんて、捻り潰すからな。この後の戦さ、長州勢は、見学だけしていろ。薩賊 クソ大和田の存在で、お前らの命の価値なんて、一文以下だからな。口中は、以上だ」と俺。
「分かりました…。」と、長州藩 代表の者。
何とか 椅子に座りなおした、クソ大和田が「ここからが、交渉だからよお。大和田の加勢で、賊軍たちは全滅した。さあ、いくら出す?」と、ほざく。
「何だ、両足 へし折られても、飽き足らず 斬り殺されたいのか?1番要らない奴の指揮の下、要らない奴らが、全滅しただけだ。旧幕府方としては、微塵の被害も、ねえ。それと、そこの偽者だか 本物だか わからない 西郷隆盛は、何者なんだ?」と俺。
「いやよお。そんな貴重な情報だと、国が 買えるぐらいの高値じゃないと、教えられねえなぁ。さあ、いくら出す?」と、クソ大和田。
偽者だか 本物だか 分からない 西郷隆盛は、俯き過ぎて 椅子に、突っ伏してしまった。
「まあ、どうでもいいや。それじゃ、戦場にて お会いしましょう。旧幕府方に被害者が出るたびに、お前らの罪が、重く大きく なっていくからな。じゃあな」と俺。
「待て!これでは、何も 手に入らない。交渉の内にも、入らない。こっちは、錦の御旗を持っているんだぞ。さあ、跪け!」と、クソ大和田。
「じゃあ、新局長。また、どちらが たくさん、色も種類も ばらばらの錦の御旗とやらを、叩き斬れるか?勝負でも、するか。交渉、決裂。再戦」と俺。
「トシさん、僕の方が たくさん叩き斬りますからね」と、安藤 ジュンヤ 新局長。
薩賊 クソ大和田が、何事か 喚き散らしているが、長州勢が、戦場から 離れて行く中、再戦となった。 続
《さて、2019/04/17今現在、土方歳三も 含む、俺の過去たち や、天国にて ジリジリしながら待機中の、俺の側の人間たちが、人間が 試され続ける場所、地球へと来れるようになるには、やりたくもなかった 2回目の東 清二として、未来を生きている俺が、寿命で くたばるか?持ってて当たり前の念能力を、手に入れないといけない。まず、俺も 37歳と ちょっと になり、寿命までは、あと12年間と4ヶ月を切っている。これが、最低限の期限。厄介だったのが、念能力を俺のキーとしてしまい、未だ 俺が、念能力を有していない事だ。この俺にとっては本当の自分、大天使長 ドン・リュシフェルに成れる前の最後の最後の人生、クソ大和田たちが、全てを賭けて 潰しにきた結果、最低最悪の人生となった。その間、ビールの泡しか飲めなかった、バブルは崩壊し、皇室が偽者に占拠されているので、クソ大和田たちの望みどおり、日本は 自然災害大国になってしまった。でも、もう 俺も、最期を迎えようとしている。敵に感知されていない、盗聴も 盗撮も、されていない場所を見つけた。何とか、皇太子として生まれた以上、起こる起こると言われてきた 関東大震災だけは、俺が 東京23区内で、暮らしているから、防げてはいる。さあ、念能力を手に入れよう。哀姫と、巡り逢おう。そうすりゃ、復讐を やっと完遂して、這い上がっていない最終者、俺と哀姫が 這い上がれば、当たり前だけど、未来は明るい。だから、俺に 俺の念能力を、返せ!》
こうして 口上に続き、口中も 交渉決裂となった。まあ 、不幸をばら撒く 不幸の王様 クソ大和田が絡むと、上手くいくモノも、必ず 不幸な結果となるけどね。次回の話は、今回の口中の結果、長州勢は 戦さに参戦せず、薩賊 クソ大和田が指揮を取る、薩賊たちと 小戦です。果たして?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!




