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「副長、土方」  作者: 東 清二
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第百七十五話 奥羽

新選組しんせんぐみの参戦する者ら と、会津地方あいづちほう 担当の若殿 滝沢秀明たきざわひであき らが、会津藩あいづはんに集結しており、調子も 景気も、上登り。そして、軍艦を使い、奥羽地方 各藩に、幸せとプレゼントを運んでいる 斎藤一さいとうはじめ沖田総司おきたそうじの手柄により、奥羽列藩同盟おううれっぱんどうめいの雛型が、出来上がろうとします。今の俺の名前、あるべき皇室の面々と形、俺の恋人枠の女性の失態、俺の唯一無二の子分の失態も、描かれています。では!

幕末と呼ばれる時代が終わり、徳川幕府のモト 国を閉じていた 日本国は、新しいまつりごとの仕組みで、明治天皇のモト 国を開いていく過程であった。幕末期、さむらいに成る事を志し、さむらいに成れた、新選組しんせんぐみ 副長、俺 土方歳三ひじかたとしぞうは、旧幕府方として、新選組しんせんぐみの参戦する者らと、繋がりのあった 会津地方あいづちほうに味方する為、会津藩あいづはんにて 活動していた。たかだか 日本国内での内戦だが、俺の存在は、常に 大儀なので、会津地方あいづちほう会津藩あいづはんの景気の良さがうなぎのぼりで、それが 奥羽おうう地方まで、拡大していた。ただし風前の灯火か?、戊辰戦争は、もう 目の前に、迫ってもいた。


「トシさーん!何だか 僕たち 新選組しんせんぐみも、会津地方あいづちほうも、調子も景気も、良いですね」と、安藤あんどう ジュンヤ、新選組しんせんぐみ 新局長。

「うん、確かにな。会津藩あいづはんに、俺も 含む、新選組しんせんぐみの参戦する者らが居て、会津地方あいづちほう 担当の若殿 滝沢秀明たきざわひであきと、会津地方あいづちほうの実力者が勢揃いして、ビジネスを展開している。その上、軍艦を用い、奥羽おうう 各藩へ、斎藤さいとうさん と 沖田おきたとで、幸せのお裾分けをしている。おかげで、俺宛に、奥羽おうう 各藩から 御礼を述べに来る者が、あとを絶たず、その者にも ビジネスを教えている。会津地方あいづちほうにとって、新選組しんせんぐみの存在が、凶とならないか?懸念して危惧していたけど、これなら 大吉だ。あとは、糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけん 対策を、しておけばいいだけだ。良かったぁ」と俺。


土方ひじかた殿、わざわざ 会津地方あいづちほうの味方をする為に、新選組しんせんぐみの本物のさむらい方に、お越しいただいているのに、そんな事を危惧されていたのですか?」と、会津地方あいづちほう 担当の若殿 滝沢秀明たきざわひであき

「ああ。今回は、君が、不幸の使者 糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけんを封じてくれたから いいけど、不幸の使者が来て、その後 不幸の王様 クソ大和田おおわだが やって来て、幸せを根こそぎ 奪われる事が、これから どんどん増えていく。今は、さむらいだから 戦えるけど、そのうち 俺がハードルを超えられなくて、挫折と敗北をする日が、来るかもしれないしね。少なくても、俺が 生まれ変わる度に、上手くいった理由は 禁止され、人生のハードルは上げられるを、繰り返しているしね。俺が、挫折と敗北をする際に、なるべく 被害者を、俺1人に限定したい。そして いつか、糞詐欺師も クソ大和田おおわだも 糞野郎も 糞女も、未来永劫、永遠に絶対に 消し去りたい。その為の、挫折と敗北だ。そして、俺は 本当の自分 ドン・リュシフェルにたどり着く」と俺。

土方ひじかた殿が、敗北…。僕に できる事は、ないですか?」と、滝沢秀明たきざわひであき

「うん、君は 源義経みなもとのよしつねを終えて、今回の本名での人生だから、今回の人生では、会津地方あいづちほうを取り纏めて、要らない奴 死んでもいい奴ら 以外、死なないように頑張りなさい。奥羽おうう 各藩の者も、新選組しんせんぐみの参戦する者ら と、会津地方あいづちほうを好意的に、みてくれているしね。同盟を結ぶ 話も、ちらほら 出てるしね。そんで 滝沢秀明たきざわひであきは、次の人生を最後にしなさい。我慢と苦労と辛抱の末に、芸能界が 君を待ってるよ」と俺。

「はい!まずは、この人生で 結果を残します。最後の人生では、自分の力だけで、何とか します」と、滝沢秀明たきざわひであき


それにしても、奥羽おうう 各藩より、俺宛に 御礼を述べに来る者が、あとを絶たず 同盟も、結びたいとの事。会津地方あいづちほう奥羽おうう 地方とで、同盟が結ばれるのは、俺としては 構わないが、日本国内での内戦が、泥沼化する事だけは、避けたい。だから、その旨、滝沢秀明たきざわひであきに伝え、それでも 薩長土肥同盟に対抗できる、東北地方の同盟が、纏まろうとしていた。


土方ひじかた殿!我が 会津地方あいづちほうに味方してくれた 新選組しんせんぐみの皆さんのお陰で、奥羽列藩同盟おううれっぱんどうめいが、成立の見通しです。これからの戦さ、負ける気がしません」と、滝沢秀明たきざわひであき

「うん、確かに 奥羽列藩同盟おううれっぱんどうめいの方が、薩長土肥同盟よりは、強いし良い。でも、大きな視点で見れば、日本人同士の戦さなんだ。負け戦さを覚悟して、譲れないモノは譲らない。売りたくないモノは、売らない。で、新政府軍とやらに何も 渡さず、負けたという事で、とっとと通過してもらおう。戦いたい者や、死んでもいいと思っている者は、戦ってもいいけど、日本人が 日本人を倒したところで、手柄とは言えないしね。戦えるように、爪を研いで 牙を磨いておけばいい。奥羽列藩同盟おううれっぱんどうめいの締結は、軍艦にて 奥羽おうう 各藩に、プレゼントと幸せを運んでいる、斎藤一さいとうはじめ沖田総司おきたそうじと、話し合って決めてくれ。俺としては、会津地方あいづちほう奥羽列藩同盟おううれっぱんどうめいに参加する者たちの、人的犠牲者を最小限にとどめるよう、配慮するよ」と俺。

「そうか!そもそも 同盟を結ぶ話は、斎藤一さいとうはじめ殿と、沖田総司おきたそうじ様のおかげか…。その2人の居ないところで、同盟を締結するなんて、あってはならない事ですね。奥羽おうう 各藩が、会津地方あいづちほうに味方してくれる、せっかくの奥羽列藩同盟おううれっぱんどうめいの話。その下準備だけ、進めておきます」と、滝沢秀明たきざわひであき


すると、「トシさーん!糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけんの家に、鉛玉 ぶち込んできました」と、安藤あんどう ジュンヤ 新選組しんせんぐみ 新局長が、やって来た。

一番隊 隊員のリュウスケと、銃火砲部門の内田うちだ ジュンも、一緒だ。

「糞詐欺師に、ちゃんと 圧倒的な恐怖を味あわさせたかい?」と俺。

「ああ。不幸の使者 クソ高倉健たかくらけんは、俺か?新局長の姿を見ただけで、尻尾を巻いて 逃げ出すようになった。糞詐欺師にお似合いの貧乏長屋、大砲を使う 必要もない。さすがに 大砲を使うと、長屋ごと ぶっ壊れてしまうだろうからな」と、内田うちだ ジュン。

「素晴らしい。それと 会津地方あいづちほうの事なんだけど、軍艦を使って ビジネスと、幸せのお裾分けをしている、斎藤さいとうさん と 沖田おきたの手柄で、2人が立ち寄った 奥羽おうう 各藩から、同盟を結ぶ 話がきている。会津地方あいづちほうに、味方してくれるね。斎藤さいとうさん と 沖田おきたが、戻って来たら 奥羽列藩同盟おううれっぱんどうめいの話し合いをしよう。さむらいの集団で、組織でもある 新選組しんせんぐみの利点は、君たちが 糞詐欺師を追い込んでる間に、他のメンバーが、徳を積んでたり できるところだ」と俺。

「うわー、さすが、斎藤さいとうさん と 沖田おきたさん だ。僕も、頑張らなきゃ」と、安藤あんどう ジュンヤ 新局長。

不幸の使者にして、糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけんに関わったので、念の為 お清めの塩を振り、奥羽列藩同盟おううれっぱんどうめいの話し合いについて、斎藤一さいとうはじめ沖田総司おきたそうじの帰りを待つ事にした。 続


《はてさて、土方歳三ひじかたとしぞうが 官房長官、北野武きたのたけしが 内閣総理大臣、皇太子は 中大兄皇子なかのおおえのおうじ、天皇は 明治天皇、上皇は 俺にとっての本当の自分 ドン・リュシフェル、法皇が ひがし 清二きよじ。この本来 あるべき形にするには、2019/03/04今現在、無駄に 2回目のひがし 清二きよじとして、俺が 関わっていない 俺が知らない未来を生きている 俺が、持ってて当たり前の念能力さえ 有れば、俺が 死んだ後、現実となる。全ての事柄のキーパーソンとなり、最後の最後の人生、その分 最低最悪の人生を送っている 今の俺のキーを、念能力としてしまった事が、失敗の始まりだった。不幸をばら撒く 不幸の王様 クソ大和田おおわだは、もう さすがに、全宇宙の支配者の座を追われたが、その間 不幸の使者 糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけんを、勝手に交渉をして、送りつけ、黒幕フィクサーとしてのクソ大和田おおわだの望みは、俺と哀姫かなひめを完全に消し去ること以外は、全て 叶う始末だ。さあ、でも 俺も、土方歳三ひじかたとしぞうだった時の年齢も超え、37歳と ちょっと になった。確かに存在する 寿命までも、あと12年間と5ヶ月を切った。大和田おおわだの世も 終わり、敵の手の内からも、出れている。最期を迎える 場も、ある。俺の恋人枠の女性、浜崎あゆみ が、一個でも 決めることが出来たら、こんな状態、こんな未来には、ならなかった。あと、俺の最後の最後の人生を担当した、俺の唯一無二の子分で 裏稼業のトップ 菅原文太すがわらぶんたのミスが、敵が 主導権を握っている 俺の最後の最後の人生において、多発してしまったしね。まあ、もう いいけど。さあ、俺に 俺の念能力を返してくれ。あとは、自分で 何とか してみせるから。哀姫かなひめへ》


こうして 斎藤一さいとうはじめ沖田総司おきたそうじの手柄で、奥羽列藩同盟おううれっぱんどうめいの雛型が、出来上がった。人の手柄を横取りしたくないから、あとは 2人の寄港を待つのみだ。次回の話は、斎藤さいとうさん と 沖田おきたが戻り、同盟への布石を打ちます。果たして?以上。

読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!

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