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「副長、土方」  作者: 東 清二
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第百七十四話 助船

新選組しんせんぐみの参戦する者らが、会津藩あいづはんに集結している中、徳川幕府の遺産の軍艦が使えるようになり、斎藤さいとうさん と 沖田おきたとで、奥羽おうう 各藩の助け船になる、ビジネスを展開します。新選組しんせんぐみ 副長、俺 土方歳三ひじかたとしぞうは、最新式の銃 対策と、糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけん 対策です。今の俺の名前、年齢、寿命、思い、本当の自分の存在、恋人枠の女性、俺が 1度手放したモノ、それ故に 手に入るモノ、本物の皇室の形も、描かれています。では!

幕末と呼ばれる時代は 終わり、日本は 変革を迎えようとしていた。当たり前だけど、変化に痛みはつきもので、日本国内での内戦を終結させ、新しい仕組み 新しい政権を、明治天皇へ 渡さなければ、ならなかった。いついつ頃も、存在自体が 常に大儀である 新選組しんせんぐみ 副長、俺 土方歳三ひじかたとしぞうは、新選組しんせんぐみの参戦する者ら と共に、負けるにしても 負け方がある と、繋がりのあった 会津地方あいづちほうへ 味方する為に、会津藩あいづはんへと集結していた。そして、数隻の軍艦を引き連れ ジェネラルと呼ばれている 斎藤一さいとうはじめが、到着したので 軍艦を使い 戦に向けて、交易と貿易をしようとしていた。


「じゃっ、斎藤さいとうさん。現状、会津藩あいづはんには、米も 日本酒も きんも 武器まで、有る。要らねえのが、糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけんの存在だ。貿易や 交易といっても、必要なモノが ないから、余っているモノを奥羽おううの各藩に、プレゼントして回ってくれ。せっかく、軍艦が使えるしね」と俺。

「かしこまりました。そうか…、余っているモノを、ばら撒けばいいのか。不幸の使者 クソ高倉健たかくらけん 目掛けて、不幸の王様 クソ大和田おおわだが、北上して来ているので、なるべく早く 会津地方あいづちほうの余っている 物資を届けに行きます。序でに、大儀がある 副長が、会津藩あいづはんに いらっしゃるので、誰も 引き受けたくなかった 京都守護職の座を 引き受けた事を説明して、奥羽おうう 各藩に、会津地方あいづちほうに 味方してくれるように、頼んでみます。俺は、ドン・ビト・コルレオーネにも、渡邊恒雄わたなべつねおさん にも、会った事があるので、三大長老の会ったことのない 最後の1人に、胸張って 会えるように、頑張ってきます」と、斎藤一さいとうはじめ

「うん、俺自身も、会ったことのない 三大長老 最後の1人だ。仙台に寄る 機会があったら、俺の過去 伊達政宗だてまさむね公の名前を出しても、いいからね。ついでだから、元 豊臣秀吉とよとみひでよしの 現 ラッキーボーイ 沖田おきたも、乗船させるかい?沖田おきたにも、軍艦の操舵を覚えてほしいしね」と俺。

「ウキッ!」と敬礼し、好奇心を出す 沖田総司おきたそうじ

「そうか…、じゃあ せっかくなので、ラッキーボーイ 沖田おきたも、乗船させ ビジネスに、参加させます。沖田おきたは、すぐに 人に信用されるんだよなぁ」と、斎藤さいとうさん。

「ウキキッ?」と、相変わらず 裏表のない 沖田総司おきたそうじ


「トシさん、斎藤さいとうさん。僕も 乗船して、ビジネスをしてみたいです!」と、安藤あんどう ジュンヤ 新局長。

「うん、新局長は 新局長で、不幸の使者 糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけん 封じ込め作戦と、両足を 俺が、へし折っておいたから 北上に手間がかかっている、不幸の王様にして 薩賊さつぞくクソ大和田おおわだ 対策だよ。俺が 創った、薩長土肥同盟があるから、薩摩さつまと長州が、天下を取る。だから、そこから クソ大和田おおわだたちを、排除しないといけない。不幸をばら撒く クソ大和田おおわだたちを、新しいまつりごとの仕組みから 排除できたら、明治天皇のモト 日本国は、国を開いても、戦争に勝てる。だから ジュンヤは、必ず 失敗する 必ず 間違える男、クソ高倉健たかくらけんを封じ込め、おちょくって 楽しんどきなさい」と俺。

「糞詐欺師を、おちょくって 楽しむ。分かりました。斎藤さいとうさん、ビジネスで 会津地方あいづちほうに味方する 藩を、増やしてくださいね」と、安藤あんどう ジュンヤ 新局長。

「任しとけ。それじゃ 沖田おきた、ビジネスで もって、幸せのお裾分けに行くぞ」と、斎藤一さいとうはじめ

「ウキキーッ」と、沖田おきた

沖田おきたも、軍艦に乗船し、プレゼント用の物資を満載して、奥羽おうう 各藩に向けて、斎藤さいとうさん らは、出航し 出発して行った。


会津地方あいづちほう 担当の若殿 滝沢秀明たきざわひであきや、会津地方あいづちほうの実力者と共に、斎藤さいとうさん が、徳川幕府から 調達してきた、銃や 大砲の使い方を、新選組しんせんぐみ 銃火砲部門の内田うちだ ジユンと、調練し 戦さを想定して、対策を練る。銃の中には、機関銃もあり、刀で それに立ち向かうのは、容易ではないと、改めて 解った。


すると、「トシさーん!糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけんを、おちょくりに 行きませんか?」と、安藤あんどうジュンヤと リュウスケが、やって来た。

「嫌だ。あの糞詐欺師、俺に会うと テンションが上がって、調子に乗るんだ。せっかく クソ高倉健たかくらけんを、貧乏長屋 送りにできたんだから、俺は 会いに行かない。ジュンヤとリュウスケが、おちょくりに行く分には、構わないけどね。それより、斎藤さいとうさん が調達してきた 最新式の銃は、弾丸の込め方が良くなっている。それを覚えて、クソ高倉健たかくらけんの暮らす 貧乏長屋を、蜂の巣にしときなさい」と俺。

「ああ。俺も 行く。あの糞詐欺師が交渉をする度に、クソ大和田おおわだには 利益を与え、副長や 副長のがわの人間には、不利益と締め付けが、出続けてきたからな。クソ高倉健たかくらけんの住処なんて、試し撃ちも兼ねて、丁度いい 標的だ」と、新選組しんせんぐみ 銃火砲部門の内田うちだ ジュン。

「分かりました。よしっ、リュウスケ。最新式の銃の撃ち方を覚えて、糞詐欺師に 恐怖をプレゼントしよう。僕ら 相手に、二度と詐欺を働く 気がなくなるように」と、安藤あんどう ジュンヤ 新局長。

「それが出来たら、苦労しないし 有難いんだけどね。クソ高倉健たかくらけんは、クソ大和田おおわだに けつに火をつけられると、勝手に交渉を始めるんだよなぁ」と俺。


ジュンヤも リュウスケも、すぐに 最新式の銃の使い方を覚え、「これで、刀の時代は 終わったのですね」と、新局長は 呟く。

内田うちだ君と一緒に、クソ高倉健たかくらけんの貧乏長屋に、鉛玉を撃ち込みに行くとの事。

俺は、「ただの恐怖じゃ駄目だ。クソ高倉健たかくらけんには、圧倒的な 恐怖を与えてきなさい。君達を見たら、震え出すぐらいのね」と伝える。

「僕も、行きます」と、滝沢秀明たきざわひであきが言い、4人で 糞詐欺師 退治に、向かって行った。


そうこうしている間に、俺宛に、 奥羽おうう 各藩から、御礼を述べに来る者が、後を絶たない。その者たちは、「助け船が、来た」と口々に告げる。軍艦にて、ビジネスをしている 斎藤一さいとうはじめ沖田総司おきたそうじの得点と仕業だろう。この分だと、この日本国内での内戦、奥羽おうう 各藩が、連携して 意思統一できるなら、終わらせ方も、見えてきた。俺は、さむらいに成る事を志し、既に さむらいに成れた後に、追加の使命として 日本国内での内戦の処理に、当たっている。これが 終結すれば、天国にて 哀姫かなひめと、有給休暇でも 取ろうと、思った。 続


《はー…。いつになったら 土方歳三ひじかたとしぞうは、官房長官に、北野武きたのたけしは、内閣総理大臣になるのだろう?そうなるには、2019/02/26今現在、2回目のひがし 清二きよじとして、俺が 関わっていない 知らない、未来を生きている 俺が、たかだか 再び、念能力者になれればいいだけの話だった。か?あと 12年間と6ヶ月を切った、俺の寿命が 尽きてくれればいい だけの話だ。俺にとっては、本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルに成れる前の、糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけんの詐欺により 発生した、最後の最後の人生。1回目の成功譚のひがし 清二きよじとしての人生が、意味を持たなくなってしまった。でも、もう 俺も、37歳と ちょっとになった。敵の手の内からも、出れている。俺の恋人枠の女性、浜崎あゆみ が選んだのが、今。それを真似して、不幸の王様 クソ大和田おおわだが 選んだのも、今。消去法で、俺に残されたのが、未来。2019/02/26って、今の俺にとっては、未来とも 思えるのだけど。何だかんだ 不死身のクソ大和田おおわだたちを、完全に消す為に、俺が 1度手放したモノ 【無限】【自由】【愛】才能 金 人脈 女 念能力、喜びという感情。要らないモノなら ともかく、全部 必要だ。その代わり、俺が やっと念能力を手に入れられたら、ずっと 探し求めていた 死神の鎌【改】という、クソ大和田おおわだを 未来永劫、完全に消せる代物が、使えるようになる。さあ 念能力者に成って、復讐をして、死に、本当の自分に辿り着いて、復讐を完遂するんだ。不幸の王様が、存在しなくなれば、俺の本来の称号 幸福の王子も、復活だ。序でに、【永遠】と【絶対】という概念も、手に入る。黒幕フィクサーのしてのクソ大和田おおわだの望みが、全て叶い、偽者の皇室の所為で、日本は 自然災害大国になってしまった。でも、明治天皇は 存在するし、皇太子になる 中大兄皇子なかのおおえのおうじも、天国にて 出番を待ってる。ひがし 清二きよじのしての俺は、法皇になり、ドン・リュシフェルに成った 俺は、上皇になる。各々、神道の儀式をすれば、日本には、もう これ以上、災害は 起こりえない。だから、念能力を使わせろ!》


こうして 斎藤さいとうさん と 沖田おきたが、軍艦を用いて ビジネスを行い、後に 奥羽おうう列藩同盟につながる、雛形が 出来上がろうとしていた。少なくても、この頃の会津地方あいづちほうの景気の良さは、戊辰戦争を控え、抜群に 良かったりする。次回の話は、斎藤さいとうさん と 沖田おきたの功績と、俺の駄目押しがあり、薩長土肥同盟にも 負けない、奥羽おうう列藩同盟が、出来上がりつつあります。果たして?以上。

読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!

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