第百七十三話 軍艦
会津藩に集結した 新選組の参戦する者らは、会津地方 担当の若殿 滝沢秀明と共に、会津藩 筆頭家老に返り咲いた 不幸の使者にして、糞詐欺師 クソ高倉健を、処分します。そして、ジェネラルと呼ばれるようになった 斎藤一が、徳川幕府の軍艦と共に、現れ…。やっと 最後の最後の人生を送る、今の俺の名前、年齢、、唯一無二の子分、唯一無二の親友、思いも 描かれています。では!
幕末と呼ばれる時代から、明けて 治めるという意味の明治という元号に変わり、明治天皇のもと、武士の時代も 刀の時代も 終わり、新しい政治の仕組みで、日本国は 花開こうとしていた。ただし、変化には 痛みはつきもので、日本国内での 薩長土肥同盟の新政府軍VS旧幕府方の内戦を終わらせなければ、ならなかった。古来より、日本は 歴史と伝統を重んじてきた。そして、新選組 一番隊 隊長 斎藤一が、徳川幕府の旗本出身だった。例え 負け戦でも、古き良きモノに味方することは、間違いではないので、新選組の参戦する者らは、会津地方に味方する為に、会津藩へと 、大歓迎を受け 入った。そして、会津藩 筆頭家老に返り咲いた、不幸の使者にして 糞詐欺師 クソ高倉健に、対峙していたところだ。
「トシさん、この糞詐欺師、斬りますか?これから 戦さなのに、詐欺師が 会津藩 筆頭家老を勤めているなんて、邪魔も いいとこですよ。【円】を使っても、嘘ばっかり ついてる、不幸を運ぶ 不幸の使者 クソ高倉健で、間違いないですよ」と、安藤 ジュンヤ 新選組 新局長。
「嫌だなあ。高倉は、きよじ君と 話しているのです。どこの馬の骨の少年かは、知らないですが、外野は 黙っててください」と、クソ高倉健。
「外野じゃねえよ。新選組の新局長の少年だよ。それと、俺の本名は、きよじ では、ねえよ。糞詐欺師を斬るのは、簡単だけど 天国と煉獄には立ち入り禁止にしといたから、またぞろ 日本国のどこかに、不幸の使者として 出没するんだよなぁ。このまま、居場所を特定したままの方が、良いかな?不幸の王様で、薩賊のクソ大和田も、デマばっかり 言いながら、着実に 会津藩に、近づいて来ているしな。会津地方 担当の若殿は、どう 判断する?」と俺。
「はい。まず 詐欺師相手に、簡単に 個人名は、出しません。この詐欺師は、詐欺罪で 前科一犯で、執行猶予中の身です。それなのに、越後国を会津地方から外したり、小金の為に 会津藩の人や物を、売ってはならないモノを、売り飛ばす男です。それらを 買い戻すのに、どれだけの金と労力を費やしたか。会津藩 筆頭家老の身分 停職!住まいも、貧乏長屋 送りとする」と、滝沢秀明。
「高倉が、職務 停止で、下級長屋 送り…。到底、納得できません。きよじ君に、訊いてみてください。いいですか、きよじ君は 思っている事と、反対の事を言います。高倉が 作った、きよじ君の公式プロフィールにも、そう 書かれています。さあ、きよじ君、思っている事と、反対の事を 言ってみてください」と、クソ高倉健。
「糞詐欺師、とうとう 俺の公式プロフィールも、でっち上げたやがったのか。その俺の公式プロフィールとやらに、加担した者、賛同した者、信じた者にも、公式プロフィールが 間違っていたら、全員 地獄行きだからな。まず、俺は 思っている事と、反対の事は言わない。そんな事を言っているのは、ここに居る者たちの中で、クソ高倉健、お前だけだ。職務 停止で、貧乏長屋 送りでも、お前が してきた詐欺の罰としては、命があるだけ 五体満足だけ、マシだ。俺は この人生でも、お前の糞詐欺で、腕1本 失ったからな。それを悲観して、井戸に身を投げたら、五体満足に戻れたけどな。クソ高倉健、お前は 詐欺師だけじゃなく、不幸の王様 クソ大和田に 使われる、不幸の使者でも、あるんだ。お前が 行く先々に、不幸が訪れる。この時代は、貧乏長屋で 一生を過ごせ」と俺。
「ホラ!この きよじ君の判断と言葉を聞いても、きよじ君は、思っている事と反対の事を言わないと、思えますか?高倉の言う通りじゃないですか」と、クソ高倉健。
「そこの不幸の使者を、取っ捕まえて 貧乏長屋 送りに、しておけ!」と、滝沢秀明。
ムスッとした顔のクソ高倉健は、捕まえられ 貧乏長屋 送りとなった。
「よしっ、糞詐欺師 対策に、めどがついた。急ぎ 港に向かうぞ。斎藤さん が、旧幕府の軍艦を引き連れ、もうすぐ 到着するからね」と俺。
「うわーい!斎藤さん が、軍艦で やって来る」と、喜ぶ 安藤 ジュンヤ 新局長。
「ウキッ」と、沖田総司も、嬉しそうだ。
会津地方 担当の若殿 滝沢秀明も 含めて、皆んな で、港へと行く。
すると 港に、日章旗と日の丸を掲げた 軍艦 数隻が、姿を見せた。そして、旗艦から、斎藤一が、降りて来た。
「副長、お久し振りです。徳川幕府が所有していた最新式の軍艦と武器 弾薬は、もう 無用の長物なので、全部 接収しました。副長の好きに、使ってください」と、新選組 一番隊 隊長 斎藤一。
「うおっ、やるじゃねえか、親友!最新式の武器と弾薬は、会津地方の戦う者に、与えてやってくれ。ちょうど、会津地方 担当の若殿が、一緒に居るからね」と俺。
「皆んな、史上最強の剣客 新選組 一番隊 隊長 ジェネラル 斎藤一殿に、失礼が ないように心がけて!斎藤一殿、最新式の武器と弾薬、有り難く 受け取ります」と、かしこまり 滝沢秀明が、最敬礼で 謝辞を述べる。
「沖田も ジュンヤも、久し振りだな。元気にしてたのか?」と、斎藤さん。
沖田は、「ウキッ」と言い、斎藤さん に抱きつき、邪険に扱われている。
「斎藤さん、お久し振りです!僕も リュウスケも、達者にしておりました」と、安藤 ジュンヤ 新局長。
「知らない間に、ジェネラルが 名前に付くようになった 斎藤さん。軍艦の操舵は、覚えたんだよな?」と俺。
「はい。そんなに難しくないです。序でに、新政府軍 憎しの旧幕府方の残党たちも、連れて来たので、副長の好きなように使ってあげてください」と、斎藤さん。
「うん、越後産の米と日本酒と金が、山ほどある。せっかく 軍艦が使えて、乗組員が居るなら、輸出と輸入で、貿易をしよう。まずは、会津地方や それより東北の地域から。これから 日本国は、新しい政治の仕組みになり、明治天皇のもと 国を開いていく。その一端を、もう 始めよう。俺が、織田二郎三郎信長の時は、水軍での戦さは、経済面では 苦労した。だから、それを克服しよう。知恵とお金は、出すからね。そして、日本 本土の北の端に、三大長老の1人が存在している。どうやら 神話の時代から、一所懸命に守ってきたみたいだ。挨拶がてら、大金を稼げるだけじゃなく、人を幸せにする ビジネスとやらを始めよう」と俺。
「三大長老の1人が、東北の端に地域に、存在している!日本国内での内戦を、している場合じゃないですね。まずは、貿易と交易。その次が、奥羽地域での各藩の同盟 設立。その後、三大長老の1人に、挨拶に行くですね」と、斎藤一。
「ああ。それで、いこう。俺は、新政府軍とやらとの戦さの準備でも、しとくよ。死んでもいい奴が、ここ会津藩に、移動させられているしね」と俺。
久しぶりの斎藤さん との再会だったが、戊辰戦争を控え、それぞれの使命へと動き出したので あった。 続
《はー…。俺の唯一無二の親友 斎藤一、本名 オダギリジョーは、元気にしているのかな?2019/02/20今現在、2回目の東 清二として、最後の最後の人生を送っている 俺が、人生が軌道から外れ ぶっ壊れているのが、いけないんだよなぁ。オダギリジョーも、夢の中に 出てきて「もう 糞なんか、したくありませんよ」と、言われたしね。俺にとっての本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルに成れる前の最後の最後の人生において、サポートを担当したのが、俺の唯一無二の子分で、裏稼業のトップ 菅原文太だった。この3人の天上人の資格を持つ者の共通の敵 クソ大和田が、全宇宙の支配者をしていた時に、福岡の極道編で 俺も 哀姫も、澤野 ジャイアン ジャイ子 夫妻に、手に入れられてもないのに売られて、その後 おおよそ20年間、大和田の世が訪れ、クソ大和田の望みが、俺と哀姫を消すこと以外、全て 叶うという事態を、迎えた。勿論、2019/02/20今現在、不幸をばら撒く 不幸の王様 クソ大和田は、全宇宙の支配者の座を追われ、地獄の片隅で 不幸の使者 クソ高倉健と一緒に、消されることが確定しているうえで、座して消されるのを待っている身だけど。俺も、土方歳三の時の年齢を超えて、37歳と ちょっと になった。寿命までも、あと12年間と6ヶ月を切っている。要らないモノなら ともかく、要るモノまで 手放してしまっているから、念能力だけ 復活してくれ。そうすれば、復讐をして、死に、本当の自分に成って、復讐を完遂したら、全宇宙の支配者も、活動休止中の幸福の王子も、務めるから。もう、弱くて 脆い自分には、うんざりだ。俺のキー、念能力を返せ!》
こうして 糞詐欺師 クソ高倉健 対策を済まし、軍艦を引き連れてきた 肩書きにジェネラルが加わった 斎藤一と、久し振りに再会した。糞詐欺師 対策をして、俺や 新選組の参戦する者ら 滝沢秀明 一向が、とどまると 会津藩も、経済的にも 潤っていく事になる。次回の話は、軍艦が使える事により、交易と貿易をします。果たして?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!