第百七十一話 越後
新選組の参戦する者らと、会津小鉄会の近藤勇 らは、本当は 会津地方に当たる 越後国に、入ります。俺は過去には、直江兼続公に 上杉謙信公 だったので、大歓迎を受けます。そして、会津地方担当の若殿 滝沢秀明と合流し、今後の作戦を伝え…。今の俺の名前、年齢、寿命、思い、俺にとっては 本当の自分の存在、僅かしかいない 天使に成れる者の名も、描かれています。では!
幕末と呼ばれる時代は、終わった。元号も、俺 土方歳三が 名付けた、明けて治める という意味の明治と 改まり、日本国内での内戦が 終結すれば、明治天皇のモト 新しい仕組みで、日本の政治は、行われていく事になる。だけど、だからこそ 旧幕府方に組した 越後国も 含む、会津地方の者たちからの、人的犠牲者を最小限にする事を、俺や 新選組の参戦する者らは、最後の使命としていた。そして、会津小鉄会という組織名のヤクザになった 近藤勇と 野口君らと、昔懐かし 越後国へ、到着した。
「トシさーん!とうとう 会津地方の越後へ、入る事が できましたね。それも、近藤さん も、野口君も、一緒に!」と、嬉しそうに 安藤 ジュンヤ 新局長が、言う。
「ああ。直江兼続で 始まり、上杉謙信をして、最期に 直江兼続で 終わった、かつて 俺が治めていた、懐かしい場所だ。八番隊の2人、安藤優子さん と、源爺は、物資の補給と調達を、ここで 済ませといてくれ。会津地方での戦いが 終わっても、俺たち 新選組は、北上しながら 転戦だからね」と俺。
「直江兼続公に、上杉謙信公を過去にもつ、かつて トシ君が、治めていた国!そういえば、越後国へ 入ってから、色んな人が、トシ君のことを、お屋形様と呼び 拝んでいます」と、安藤優子さん。
「うん、俺が 上杉謙信だった頃は、お屋形様と呼ばれていたのと、【円】を使う リスクとして、こちらの存在と情報がバレる。まあ 越後国の者らに、俺や 新選組の情報がバレても、何も 問題ないけどね。俺的には、元 木下藤吉郎の沖田総司や、戦国時代から 沖田の保護者をしていた 源爺が、生きて 越後国へ入れたのは、感慨深い。しかも、ヤクザとはいえ 発生したばかりの会津小鉄会の近藤さん と、野口君も、一緒にだ。会津小鉄会の2人は、縄張りが 会津地方 全部なので、商売ではなく ここでビジネスを、覚えなさい。ビジネスは、時に 命が懸かるけど、大金が稼げるだけじゃなく、人を幸せにする。命懸けといっても、新選組の時よりは、安全だしね。各自、早く 動かないと、もうすぐ 会津地方 担当の若殿 滝沢秀明が、到着するから 手柄が、持っていかれるよ」と俺。
新選組、会津小鉄会と、各自、それぞれの用向きで 動き出した。
そして馬群が やって来て、「土方殿!お久し振りです」と、馬から降りて、精悍な顔つきの、それでも 爽やかな笑顔で、滝沢秀明が言う。
会津地方の実力者 揃いと見られる 馬群の者たちも、会津地方 担当の若殿 滝沢秀明が、下馬したのを見て、即座に 馬から降りた。
「久し振り、滝沢秀明。これから 戦さだからって、なかなかの精悍な顔つき じゃねえか。それと、相変わらずの爽やかな笑顔だな。新選組の参戦する 侍達は、皆んな 越後国に到着したから、あとで 確認してくれ。ちゃんと、越後国も 含めた、会津地方に 味方しに来た。それと、会津小鉄会という組織名のヤクザを、元 新選組の四番隊の2人 近藤勇と 野口君が、始めたから 知っておいてくれ。縄張りは、会津地方 全部だ」と俺。
「うわー、会津小鉄会は、このポイントで 発生するのですね。それは、有り難い。皆んなも、挨拶と御礼を申し上げて!」と、滝沢秀明。
散々、御礼の言葉と、感謝を 会津地方の実力者に、言われている中、新選組の面々と、会津小鉄会の2人が、戻って来た。
「ジュンヤは、滝沢秀明と 面識は、あるか。新選組の局長 北野 武は、明治天皇の江戸城への引越しの為に、京にて 待機しているので、現状 新選組の参戦している者らでは、この安藤 ジュンヤが、新局長として 新選組のトップだ。じゃあ ジュンヤ、挨拶して」と俺。
「はい。新選組の一番隊 隊員で、臨時の新局長の安藤 ジュンヤです。よろしくお願いします」と、頭を下げる 安藤 ジュンヤ。
すると、滝沢秀明だけじゃなく、会津地方の実力者からも、御礼と感謝の言葉と 挨拶が、たんまり あった。
「そんで、新選組を離脱して、つい 最近、会津小鉄会という組織名のヤクザになった、近藤勇と 野口君だ。越後国も 含む、会津地方での内戦が、歴史上 何と呼ばれるか?は知らないけど、近藤さん と 野口君は、ポイントとして 越後国に、置いておく。不幸の使者にして、糞詐欺師 クソ高倉健が、越後国を会津地方から 外したので、越後国は 戦火に塗れなくて済む。だから、近藤さん と 野口君の役割は、越後産の米と日本酒の配給と、糞野郎と糞女を消していく事だ。2人とも、死線を潜り抜けてきたから、ヤクザぐらいは、余裕でできる。その存在を、各自、知っておいてくれ」と俺。
「会津小鉄会 会長の近藤勇といいます。商売は 苦手ですが、ビジネスを学んでおります。よろしくお願いします」と、頭を下げる 近藤勇。
近藤さん が、頭を下げた事に、滝沢秀明はもとより、会津地方の実力者たちは、恐縮し 畏まり、内戦が終われば、会津小鉄会への入会 志望者が、続出した。
「じゃあ 滝沢秀明。今後の作戦を、説明するよ。まず 敵対している 薩長土肥同盟の者たちは、いつでも 潰せる。俺の存在は、基本 大儀でな。俺だけじゃなく、沖田総司も 斎藤一も 含めた 新選組が、会津地方に味方しているからね。大儀は、我らにありだ。ただし、日本人同士での内戦なんだ。戦さは、長引かさないに限る。そこで、会津地方の一番 東の端に、要らない奴を送り込んどいてくれ。会津藩 筆頭家老に返り咲いた 敵ばかり増やす 燻る 必ず 間違える、必ず 失敗する 不幸の使者にして 糞詐欺師 クソ高倉健と、共倒れになるようにね。不幸の使者が居れば、不幸の王様も 存在していて、そいつは クソ大和田という名で、薩賊をしており、行く先々で 不幸をばら撒く。よって、不幸の使者VS不幸の王様の戦いにして、要らない奴 こんな奴 死んでもいい という者だけ、クソ高倉健の元へ、配置しておいてくれ。者共、大儀は 我らにあり だーっ!」と俺。
「おおーっ!」と、そこに居た者共より、馬が 驚くぐらいの雄叫びが、上がった。 続
《はーっ…。2019/02/06今現在、糞詐欺師 クソ高倉健の詐欺により 発生した、無駄に 2回目の東 清二として、正真正銘 最後の最後の人生、俺が知らない 関わってもいない、未来を生きている 俺は、土方歳三の時も 到達していない、37歳と ちょっとに成り、あと12年間と6ヶ月を切った、寿命が 早く尽きる事を願いながら、社会の最底辺で 燻っている。図らずも、全ての事柄のキーパーソンとなった 俺のキーが、念能力だ。それに 全てを込めたら、念能力を取り上げられてしまった…。結果、皇太子として 生まれた俺が、生き地獄をのたうち回っているので、糞偽者に占拠された 皇室の所為もあり、日本国は 自然災害大国になってしまった。だけど、もう 最期だ。クソ大和田たちの手の内からも 出れたし、監視も盗聴も されておらず、寿命を迎えられる 場に、俺は居る。寿命を迎えれば、俺にとっては 長年 待ち焦がれた、本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェル 15歳で、年齢 固定になれる。今は 離れ離れだけど、俺の全ての人生通しての宝物 ピノコ・ナディア・哀姫も、誰が どう見ても 可愛らしい、6歳の天使の少女に成る。双子の子猫、ニケ姫も ミケ姫も 天使に成り、俺の恋人枠の 決められなかった女、浜崎あゆみ が、ヘナチョコ天使に成り、これで 天使には、誰も 成れなくなる。寿命までは、まだ 時があるから、俺が 持ってて当たり前の、念能力を返してくれ!復讐をして、死に、本当の自分に成り、復讐を完遂すれば、不幸の使者と 不幸の王様の所為で、不幸に塗れた世界を、変える プランとビジョンを、俺は 持っている。だから、念能力をくれ!》
こうして 昔懐かしの越後国に入り、歓迎され 拝まれた。越後国は、豪雪地帯で 雪のせいで、冬に動きづらいのが、難点だが 日本一の米と 美味しい日本酒があり、佐渡金山で 金まで 取れる、おまけ付きだ。今は 居ないけど、そう遠くない未来、直江兼続公や 上杉謙信公 はもとより、田中角栄まで、新潟を本拠地として、活躍する事になる。さて 次回の話は、滝沢秀明と合流できたので、軍艦で 会津藩に向かっている、斎藤一と合流し、糞詐欺師 クソ高倉健 対策をします。果たして?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!