第百五十五話 旗折
鳥羽伏見の戦いの後半、錦の御旗を掲げる 糞野郎2人を、新選組 副長、俺 土方歳三と 新選組の者たちで、旗ごと 張っ倒します。これにより、旧幕府方の同士討ちは、収まりますが…。本陣に戻る 俺に、最大級の呪いや祟りの一種、誰でも 瀕死の病人になる 沖田風邪が発症して…。今の俺の名前、近況、思い、不幸をばら撒く 不幸の王様 クソ大和田を詐欺で 支えた者の名前も、描かれています。大丈夫、俺は 憎しみは、永遠に忘れません。では!
幕末と呼ばれる 時代が終わり、日本国の元号も 明けて治める、明治と新しくなっていた。この時代に、侍に成ることを志し、侍に成れた 新選組 副長、俺 土方歳三は、旧幕府方として 鳥羽伏見の戦いに、参戦していた。薩賊たちと 長州藩の連合軍VS旧幕府方の戦いは、新選組の活躍もあり、旧幕府方の大攻勢で、後半を迎えた。薩賊 クソ大和田たちは、錦の御旗を掲げて 調子に乗っていたが、常に 大儀である 俺には通用せず、今 まさに 錦の御旗とやらを、へし折るところだ。
「さあ、裸の王様となった薩賊 クソ大和田。錦の御旗とやらは、へし折ってやるよ。不幸をばら撒く 不幸の王様、クソ大和田の血が付くと、俺の刀が汚れて 穢れるから、射殺だ。ウジ ハエが集って、再生するか?何処かへ、転送されるよう 設定されてるか?だな」と俺。
「俺が、殺す」と、新選組 銃火砲部門の内田 ジュン。逃げようとしていたクソ大和田を、蜂の巣にした。クソ大和田の死体は消え、何処かへ消えていった。
「何だ、あの糞野郎、死んだら 何処かへ転送に、設定してあったのか。無駄撃ちではなかっただけ、マシか」と、内田 ジュン。
「転送されたか。じゃあ、どちらが先に 錦の御旗をへし折るか?安藤 ジュンヤと勝負しているので、俺が 先に、錦の御旗とやらを へし折ろうっと」と告げ、俺は 地面に転がっていた錦の御旗を、手で持ち 蹴りをいれて、へし折った。
「また トシさんに、先を越された!じゃあ 僕は、敵ごと錦の御旗を、斬ろうっと」と言い、安藤 ジュンヤは、薩賊 クソ大久保 スグル ごと、錦の御旗を叩き斬った。
「お見事、安藤 ジュンヤ!敵ごと、まとめて叩き斬る。なかなか、良い アイデアだな」と俺。
「やったー!トシさんに、褒められた!この薩賊は、死体のまま ですね」と、安藤 ジュンヤ。
「ああ。これで、逃げ足だけは早い クソ大久保 スグルは、この時代は 動けない。安藤 ジュンヤ君の手柄でね。じゃあ、現状 錦の御旗は、なくなったから 旧幕府方の本陣に戻ろう。それと、目眩がしてきた。とうとう俺にも、呪いや 祟りの一種で、沖田総司に利益を与えた者が罹る、沖田風邪がふりかかってきた。でも、その事が 沖田にバレないうちに、半日で治す。采配はふるえるけど、半日 戦えないから、各自 注意してくれ」と俺。
「こんな時に、斎藤さんも 源さんも、瀕死の病人になってしまった沖田風邪が、トシさんに…。すぐに、本陣に戻りましょう。沖田さんには、バレないうちに」と、安藤 ジュンヤ。
「ああ。ただし、もう 敵は、ほぼほぼ 壊滅させたけどな」と、内田 ジュン。
俺を含めた、新選組の6人の侍たちは、敵を壊滅させ、旧幕府方の本陣へと、向かう。旧幕府方の本陣では、同士討ちが起こっていたが、錦の御旗を叩き斬った事で、同士討ちも 収まったようだ。
「副長、お疲れ様です!錦の御旗がなくなったら、仲間割れも なくなりました」と、深々と頭を下げて、本陣にて 采配を振るっていた、斎藤一が言う。
「うん、俺たち 新選組の6人の進行方向の先に、大砲を撃ち込むのは、良い策だった。おかげで、ほぼほぼ 敵は、居なくなった。次に、旧幕府方で 同士討ちが始まるものなら、躊躇わず 殺していい。それと俺に、計3人目の沖田風邪が、発症した。半日で治すから、しばらく 俺は、戦えない。ただし、俺が 回復すれば、これで 沖田風邪は、消滅だ。沖田に、バレずに治す。ついでだから、俺のお目付役として、旧幕府方の会津地方の者を付けてくれ。沖田風邪を治しながら、これから 北上していく戦いについて、話し合っておきたい」と俺。
「それなら、僕が これから先の戦について、会津地方の担当者として、土方殿と話し合いたいです」と、会津地方 担当の若殿 滝沢秀明。
「うん、君が ちゃんと、この戦に顔を出してくれた事は有り難いけど、まだまだ 俺の唯一無二の親友で、本名 オダギリジョーから、戦うという事は どういう事か、組織とは、どういうモノか?学びなさい。将来も、オダギリジョーが先輩として、芸能界にて 滝沢秀明同様、活躍するだろうし。不幸の使者にして、糞詐欺師 クソ高倉健が、会津藩 筆頭家老に返り咲き、越後国を会津地方から外すという詐欺を、また 働きやがったから、外された越後国の者で、誰か お目付役に付けてくれ」と俺。
「分かりました。僕の将来に、芸能界が待っている!」と言い、滝沢秀明の指示で、ちゃんと越後国の出身者が、俺のお目付役に付けられた。
旧幕府方の本陣の大八車で、寝込んでいる 沖田総司の反対側に、俺は立ち お目付役と、戦況を見守っている。勿論、俺の身体では、最大級の呪いや 祟りの一種、沖田風邪が発症しているので、額から 脂汗が溢れ、立っているのが、やっとの状態だ。
「土方殿!尋常じゃない 脂汗が…」と、お目付役の男が心配そうに言う。
「ああ。不幸の王様 クソ大和田の逆恨みで 作られた、最大級の呪いや祟りの一種が、今 俺に降り注いでいる。ただし、だらだらと延命していても、しょうがないし 【円】を使って、一気に来るようにしてある。それと、この戦の戦況を 小便垂れ 西郷隆盛が、遠眼鏡で 観戦している。戦の結果が出たら 出たで、糞詐欺師 クソ高倉健は、勝った方の味方面して、ノコノコやって来る。だから 瀕死の病人だからって、俺が 横になる訳には、いかない。まあ 越後国出身の君は、元 直江兼続、元 上杉謙信公の 俺の話し相手を、楽しんでくれたまえ。なははははっ…。」と俺。
「元 直江兼続公!元 上杉謙信公!そりゃっ、土方殿も、新選組様も、お強い訳だ。土方殿!立っているのが、やっとなら 私の肩に、お掴まりください。さすれば、この戦 勝てる」と、お目付役の男。
「ああ。だけど、大の男が、大の男の肩に たかだか、呪いや祟りで、寄りかかりたくないんだ。立っているのも、無理になったら、遠慮なく 肩に掴まれさせてもらうよ」と俺。
戦況は、旧幕府方の大攻勢 大優勢は変わらないが、ドラえもんの道具か何かの輪っか から、未来から 来たという松田という名字の、射殺した糞女が現れ、その糞女の指示のもと、錦の御旗を持った敵が、輪っかから わんさか出て来る状態だ。
新選組の侍たちが、錦の御旗とやらを散々、へし折るが 明らかに偽物の錦の御旗も、登場している状態だ。
「土方殿、光る輪っかから 錦の御旗を持った敵が、出て来る…。」と、お目付役の男。
「ああ。明らかな 反則だな。そのせいで、旧幕府方の者が、1人戦死した。その代わり、ピンチの裏には、チャンスがある で、もうすぐ 俺を蝕んでいた沖田風邪が、想定より 早く治る。すまん、肩を借りるぞ」と言い、俺は お目付役の男の肩に、寄りかかる。
「土方殿!震えるぐらい、お辛いのですか?」と、お目付役の男。
「この どこから来のか分からない 震えを、武者震いにするんだよ。良しっ、治った!さて、また 参戦だ」と俺。
「治ったのですか、!?良かった。他に、何か 私にできる事は、ありますか?」と、お目付役の男。
「俺が、土方歳三としての人生を終えるまで、米と酒の用意をしてくれ。それだけ 有れば、戦える。それだったら、越後国には わんさか有るだろう?さあ、旧幕府方の本陣に行って、指揮をとり この戦、勝ちきるぞ」と俺。
「はい!」と、越後国 出身のお目付役の男。 続
《はーっ…。2018/10/20今現在、俺の過去達は、天国にて出番待ちで、図らずも 色々なモノを背負い込み、全ての事柄のキーパーソンとなった、2回目の東 清二として、やっと最後の最後の人生を送る 俺が、這い上がらなくてはならない。この最後の最後の人生、その分 最低最悪の人生での失敗は、多々あるが その1つが、俺のキーを念能力にしてしまった事だ。才能も 地位も 名誉も 人脈も、不幸の王様 クソ大和田に全て 奪われ、その上 念能力者でもない。これじゃ、這い上がりようがない…。そんで、福岡の片田舎で、不幸の使者 糞詐欺師 クソ高倉健が、最後の最後まで 詐欺を働き、糞詐欺師の後継ぎ クソ澤野 ジャイアン ジャイ子 近親相姦 糞詐欺師 夫妻に、俺と 哀姫と 東京と 日本と 世界の未来まで、それもタダで、クソ大和田に売られる始末だ。統制を失った 世界は乱れ、日本は 自然災害大国になってしまった。俺も 日本も、堕ちるところまで、堕ちたという訳か。だったら、あとは這い上がるのみだ。もう 最後の最後の最期だ。俺の寿命が尽きるか?俺に 俺の念能力が、返ってくればいい。さあ、終わりを始めよう。さすれば、未来は明るい》
こうして クソ大和田を射殺し、新選組にて、錦の御旗とやらを、へし折った。そんな中、最後の3人目 誰でも 瀕死の病人になる、最大級の呪いや祟りの一種 沖田風邪に、俺は罹り 尚且つ、それを沖田に悟られないように治した。これにより、クソ大和田が、術者を総動員して作った 沖田風邪も、完全に消えて無くなった。さて、次回の話は 鳥羽伏見の戦いの終結、歴史の教科書には載っていない、歴史の話です。果たして?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです、それでは!