第百五十一話 鳥羽
本物だか 偽者だか分からない 将軍により、大政奉還がなされた中、新政府軍とやらと、旧幕府軍で 鳥羽伏見の戦いが、始まろうとしていた。新選組 副長、俺 土方歳三も 参戦するため、その後の準備を 北野 武局長と、話し合います。いざ 戦において、会津地方担当の若殿、滝沢秀明も、姿を見せており…。今の俺の名前、近況、思い、死んだ後の本当の自分の名前、手放した概念と 手に入れる概念、将来 暮らす 俺の女性たちの名前も、描かれています。では!
時代は、徳川幕府の本物だか 偽者だか分からない 将軍が、大政奉還をし、幕末と呼ばれる時代の終わりと、俺 土方歳三が、新しい天皇が即位する前に名付けた、明けて治めるという意味の 明治という元号に、新しくなっていた。そして、新選組 一番隊 隊長、斎藤一の言っていた通り、散々 徳川幕府に甚振れられたから、戦う理由のある 長州藩と、薩賊 蠢く 薩摩藩の連合軍と、旧幕府方の戦いが、鳥羽伏見にて始まろうとしていた。新選組は、最後まで 徳川幕府と会津地方に、味方する事が決まっているので、敗北する方の幕府方として、初参戦する。なので、使命を果たす為、京の都に残る者たちと、戦い続ける 俺、一番隊 四番隊 八番隊と、2つのチームに分かれて、いざ 出陣の時を迎えようとしていた。
「じゃあ 馬鹿局長、斎藤さんの指定した場所、鳥羽伏見にて 日本国内での内戦の処理に行ってくるから、飯 風呂 金の用意をして、北野一家の新しい家で、武運を祈っててくれ。鳥羽伏見の戦いが終わったら、別れの挨拶も兼ねて、北野一家のアジトに顔を出すよ。戦死して、いなければね」と俺。
「おうっ、修羅場を潜り抜けてきた トシ坊達が、内戦なんかで そう簡単に、死ぬ訳ないんだ。武運を母ちゃんに祈らせて、おいら は、哀姫の遊び相手と、久米さんに預けた 子供らの、安心安全を確保するよ。トシ坊、侍だからって、そう簡単に 自分の命を捨てちゃ駄目だぞ」と、北野 武 局長。
「ああ、気をつけるよ。俺は、俺の命に 微塵の価値も、抱いていなかったり するからね。まあ 幸い、【円】が使えるから、少なくても 鳥羽伏見の戦いでは、【円】を使いまくって、生きて帰ってくるよ。新選組は、戦えるしな。じゃあな、馬鹿局長。念の為、元気でな」と俺。
「おうっ、元気でな なんて、縁起でもねえ。一生の別れみたいじゃねえか。トシ坊が死んだら、哀姫に 合わせる顔がないから、ちゃんと生きて帰って来てくれ」と、北野 武 局長。
「ああ。じゃあ 相変わらず 命のやり取りの、死地と修羅場にでも、行ってきますかね」と俺。
俺と 斎藤さん、大八車に横たわっている 沖田、一番隊 四番隊 安藤優子さん しかいない八番隊で、いざ 鳥羽伏見へと、出発する。
「トシさん、僕の初陣ですね」と、戦さ場へ行くのに、一番隊 隊員 安藤 ジュンヤは、楽しげに話しかけてきた。
「初陣か。ジュンヤも、俺より 後に死なないと、駄目だぞ。【円】を使って、銃口や 大砲の砲先に、身を置かないようにね。あと、まずは 新選組から、1人の犠牲者も 出さないように、気をつけること。次に、ちゃんとした人材が出陣している 幕府方、会津地方の者らの犠牲者を、何とか 一桁に止める事。目標だけど、出来るね?」と俺。
「はい!頑張ります」と、安藤 ジュンヤ。
鳥羽伏見に到着すると、「新選組のお侍方が、参戦しに来てくれた!」と、幕府方より 歓声が上がる。
そのまま 軍議が、開かれる。
「幕府方の本陣には、斎藤さんが残り、采配を振るってくれ。心が折れてる 沖田は、安藤優子さんが、見ててくれ。新選組は、迂回して 敵の横っ腹を叩く。敵味方 入り交じっての乱戦になれば、刀でも 充分、戦えるだろう。ただし、もう大政奉還がなされてるから、やっと出てきた 本物の会津地方の若殿も、幕府方の犠牲者が少ないウチに、撤収の準備をしててくれ。久し振りだな、源義経!俺は、元 源頼朝&元 平将門だ。この人生は、新選組 副長、土方歳三だけどな」と俺。
「お久し振りです!会津地方を担当している、滝沢秀明です。もう お館様が、敵に回る事は ないのですよね?」
「ああ。新選組は、最後まで 徳川幕府と会津地方に、味方する事が決まってるからな。薩賊にして、不幸の王様 クソ大和田の、時間を巻き戻す という反則により、不幸の使者 糞詐欺師 クソ高倉健が、会津藩 筆頭家老に返り咲いたので、なるたけ 詐欺に遭わないように、注意するように。あとは、斎藤さんの言う事でも、利いといてくれ。さすがに、幕府方も 最新式の武器に、精兵を出して来てるから、犠牲者は なるべく少なくだ。将軍と小便垂れ 西郷隆盛が、離れたところより 見学中だ。よって、新選組は、何処から どう見ても、派手に活躍してくる。じゃあな」と俺。
「ジェネラル・斎藤一殿を、本陣に残してくださる!それなら、十二分に采配を振るえます。土方歳三殿に、御武運を!」と、滝沢秀明。
「Dか、ジェネラルが付けば、俺の名は オダギリジョーだ。負けるにも、負け方があるし、このまま 戦線は、北上していくから 今から、それに備えるぞ。では、副長 また」と、斎藤一。
「ああ。またな」と俺。
俺 一番隊 四番隊、銃火砲部門の内田君で、新政府軍と のたうつ敵の側面へ行く為、林の中を行軍する。
「斎藤さんが 作ってくれた、新選組の栄光の隊服は、カッコいいけど 隠密行動には、向かないなぁ。しかも、珍しく 俺も、鎖かたびらを着込んでいるから、動きにくい事 この上ない。内田君は、鎖かたびらをちゃんと、着てきたかい?」と俺。
「ああ。序でに、拳銃と 持てるだけ、弾倉を持ってきたから、充分 戦える。できたら、俺が 作った大砲で、どれだけ 通用するか?試したかったけどな」と、内田 ジュン。
「大砲の試し撃ちなら、後々 いくらでも 出来る。この鳥羽伏見の戦いが終われば、哀姫に別れの挨拶をして、北上しながら 戦いっぱなしだ。大砲の弾丸の数には、限りがある。敵に通用するなら、とっておくに 越した事はない。あとは敵から、無きゃ 奪えばいいだけだ。武器も、自活しないとね」と俺。
「トシさん、敵の側面に もうすぐ到着です。打って出ますか?」と、安藤 ジュンヤ。
「うんにゃあ、倒すのは なるたけ、薩賊だけにしたい。見極めよう。横から 攻めるのは、行きは簡単なんだけど、帰りは 大変だしね」と俺。
「ああ。敵の最新式の武器とやらも、見てみたいしな。副長のGOサインが出て、敵の武器を見極めてからの方が、有難い。横から攻めるといっても、俺たちの人数は、一桁だしな」と、内田 ジュン。
「よっしゃあ、敵の真横に 無事、到着。敵が 発砲したら、それを合図に 攻め込むぞ。ただし、俺たちの死に場所は、ここではない。みんな、自分の身は 自分で守るで、生き残るように」と俺。
「ぬんっ」と、四番隊 隊長 近藤勇が、丹田に力を込める。
そして、敵方から 銃声がした。 続
《あーあ、2018/09/26今現在、天国にて 待機中の土方歳三は、いつ 官房長官になるのだろう?北野 武 馬鹿局長が、内閣総理大臣でね。それもこれも、2018/09/26今現在、2回目の東 清二として、延長もなしとして、 正真正銘 最後の最後の人生を送る 俺が、俺のキー 念能力を手に入れなければならない。そうすれば 復讐をし、死に、ワンコインで 東 清二 法皇は、哀姫が所有して、貸し出される。俺は、長年 待ち焦がれた、本当の自分 大天使長 ドン・リュシフェルに成り、宿敵で 不死身のクソ大和田と、糞野郎と糞女から なる、大和田の側の人間たちに、トドメを刺す。それを成し得る、死神の鎌【改】も 念能力さえ 返ってくれば、手に入るし、【永遠】と【絶対】という概念も、手に入る。そうなれば、年齢なんて その人が、1番輝く 年齢で、固定出来るようになる。一度、手放さざるを得なかった、【無限】という概念、俺の宝物と 浮気相手も兼ねる ピノコ・ナディア・哀姫に、ニケ姫 ミケ姫、恋人枠の浜崎あゆみ さん、プリンセス オードリー・ヘップバーン、プリンセス オブ プリンセス ダイアナ、あゆ を一点でも超えている事が条件の準女枠の女性たち、と 天上界で暮らせば、【自由】も【愛】も、もれなく 手に入る。だから、未来は 明るいのだけど、最低最悪を想定すると、俺は まだ37歳で、 寿命まで おおよそ12年間と11ヶ月も、ありやがる。人間が試され続ける場所、地球も 摩耗している中、大災害を防ぐことが唯一の役目の皇室も、糞偽者たちに占拠されているので、日本に災害が、起きまくっている次第だ。ただし、俺が 念能力者になってから死ねば、皇室は 皇太子に、中大兄皇子、天皇が 明治天皇、上皇が ドン・リュシフェル、法皇に 東 清二と、最高の布陣で 100年、そのままの体制を維持だ。もう 大災害なんて、起きやしない。だから、念能力をくれ!》
こうして 新選組も 参戦する、鳥羽伏見の戦いが始まった。戦場には、薩賊 クソ大和田と 小便垂れ 西郷隆盛、それから 偽者だか 本物だか知らない 将軍の姿も、ない中で だけど。会津地方 担当の若殿 滝沢秀明は、ちゃんと姿を見せているのにね。次回の話は、鳥羽伏見の戦いの経過です。少数精鋭で挑む 新選組は、どんな活躍を見せるでしょうか?以上。
読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!