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「副長、土方」  作者: 東 清二
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第百四十一話 拷問

日本国内での内戦 勃発の最中、さむらいを志し さむらいに成れた 新選組しんせんぐみ 副長、俺 土方歳三ひじかたとしぞうに、森田もりた ごうという名の舎弟ができ、斎藤さいとうさんに 刀を使った戦闘の仕方を教わります。捕縛した 糞野郎3人を拷問し、それを見た 北野きたの たけし 新選組しんせんぐみ 局長が、ビビり…。今の俺の名前、近況、思い、俺の将来 付き合う女性たちの名前、手に入れ 1度手放した概念、その分 手に入れられる概念も、描かれています。では!

時代は幕末、争いと戦いを繰り返し 命が懸かっている分、火力と技術力だけは勝る 欧米列強。鎖国政策のもと、国を閉じ 二百年以上 武士の世、その分 平和な世を続けてきた 我が日本国。たかだか学び、創意工夫をすれば済む 火力と技術力の違いを背景に、その後 世界大戦へと繋がる 欧米列強の圧力に、徳川幕府は 屈してしまった。日本は開国へと 舵を切り、それを良しとしない若者たちや、それぞれの使命を持った者たちが、この幕末の終焉の転換期に、蠢いていた。一方、この時代 さむらいに成る事を志し、さむらいに成れた 新選組しんせんぐみ 副長、俺 土方歳三ひじかたとしぞうは、もうすでに悪手となる 徳川幕府による 長州藩ちょうしゅうはんへの第二次征討令が出されており、日本国内での内戦が勃発している為、その間 他国に付け入れられないようにと、内戦の犠牲者を最小限にするよう動いていた。ただし もともと強い、新選組しんせんぐみ 一番隊 隊長 斎藤一さいとうはじめや、文太ぶんたからの使者 永遠の不良少年 森田もりた ごうには、そんな事情は 関係なかった。


「はー…。どうしたモノかね?」と、ため息をつく 俺。

「馬鹿トチーヤイ、カナチャリングが居るのに、ため息ついていいと思っとるヤイか。カナチャリング ヒップでも、なでなで してなさい」と、俺の全ての人生通しての宝物 ピノコ・ナディア・哀姫かなひめ 6歳 年齢固定の少女が言う。

「カナチャリング ヒップを撫で撫でしても、勃発している 日本国内での内戦が、収まりはしないだろ」と、俺は言い、哀姫かなひめの脇腹をくすぐる。

「こちょこちょ禁止ヤイ、こちょこちょ禁止ヤイ!まったく、馬鹿トチーヤイは、カナLOVEなんやから」と、哀姫かなひめ

日本国内の内戦は ともかく、哀姫かなひめと遊んでいると、新選組しんせんぐみの玄関に、永遠の不良少年にして、最近 俺の舎弟になった 森田もりた ごうが、姿を見せた。


「兄貴、俺に 何かできることは、ありますか?使いっ走りでも、何でも いいので」と、森田もりた ごう

「兄貴か…。聞き慣れない呼び名だな。銃の撃ち方は、銃火砲部門の内田うちだ君に 教わって、覚えたんだよな?」と俺。

「はい。楽しかったです」と、森田もりた ごう

「じゃあ 次は、刀の使い方を覚えなさい。斎藤さいとうさんが、わざわざ殺す価値もないと思っている者が、京 付近に ちらほら居るからね。俺を除くと、新選組しんせんぐみの中で、刀を使っての戦闘では、斎藤さいとうさんが 1番なので、試し斬りも兼ね 教わっときなさい。斎藤さいとうさんが、新選組しんせんぐみから分派した奴らの処分をするという、キツイ仕事をしているからね。森田もりた ごうも、手伝っておきなさい。それと、君の本分が 文太ぶんたからの使者だから、良い報告が出来るように、哀姫かなひめが団長を務める ちびっこギャング団の用心棒に成れるように、頑張りなさい。舎弟は 背が低いけど、俺のがわの人間でも、身長が低くないと ちびっこギャング団には、入れない。背が低い事の、利点もある。それを証明しなさい」と俺。

「馬鹿 森田もりた ごう、ちびっこギャング団の用心棒 目指して、ファイト ヤイ!」と、哀姫かなひめ

「うおっ、凄え。うおっ、凄え!【えん】を使いまくって、良いんですよね?」と、森田もりた ごう

「ああ。勿論だ。俺も 【えん】を、使いまくっているしね。行ってらっしゃい」と俺。

「行ってきます」と言い 、森田もりた ごうは、斎藤さいとうさんの元へ 向かった。


しばらくすると、斎藤さいとうさん 新選組しんせんぐみ 一番隊と、森田もりたごうが戻って来て、糞野郎を何人か 捕縛して、笑顔で 帰って来た。

「ジュンヤ、反則 使って、この時代の歴史の教科書を持ち込んだ、糞野郎 三匹、使っていない蔵にでも入れとけ。副長に、報告 連絡 相談をしたら、糞野郎には 拷問だ」と、斎藤さいとうさん。

「はい。分かりました」と、一番隊 隊員 安藤あんどう ジュンヤ。

捕縛された 糞野郎の3人は、ジュンヤとリュウスケの手により、使っていない蔵に連れて行かれた。

「副長、【えん】は 良いですね。糞野郎かどうか?も、糞野郎の居場所も、手に取るように分かります。新選組しんせんぐみから 分派していった者も、見逃してもいい奴は 見逃して、あとは斬りました。死体の処理は、京都守護職に任せました。この時代、将来 役者になる奴が、多数 蠢いていますが、未来から 歴史の教科書を持ち込んで、薩賊さつぞく クソ大和田おおわだに情報を流していた3人を、薩摩藩さつまはんの屋敷より、捕縛して来ました。どちらにしろ斬りますが、情報を吐き出させる為、拷問をします。よろしいでしょうか?」と、斎藤さいとうさん。

「ああ。斎藤さいとうさんの、したいようにしてくれ。ジュンヤや リュウスケが、もう 充分強い事は知ってるけど、無傷で戻って来た 森田もりた ごうの、刀の腕前はどうだい?」と俺。

「充分です。永遠の不良少年って、どれだけの修羅場を潜り抜けてきたのか、日本刀を持つのは 初めてらしいのですが、筋が良い。森田もりた ごうは、背は低いのですが、それを補って余りうる 喧嘩の才能とセンスがあります。さすが、副長の舎弟です」と、斎藤さいとうさん。


「うおっ、森田もりた ごう!やるじゃねえか。刀 使っての初めての戦闘で、斎藤さいとうさんに ここまで褒められるとはな。これで 文太ぶんたの了解が取れたら、晴れて 哀姫かなひめ率いる、ちびっこギャング団の用心棒だ。俺には、親も家族も 全く存在せず、敵が 弱点だと認識しているのが、俺の宝物 哀姫かなひめの存在だ。俺の宝物を守れるものなら、守ってくれ。哀姫かなひめは、俺に迷惑をかけるぐらいなら、死を選ぶ女子おなごだからね」と俺。

微笑んでいた森田もりた ごうは、「死」という言葉を聞いて、真顔になった。

「大丈夫ヤイ!馬鹿トチーヤイの【えん】の中に居れば、居心地がいいヤイ」と、哀姫かなひめ

「この人生ではね。うしっ、舎弟。しんみり するのは嫌だから、お清めの塩を持って、斎藤さいとうさんの拷問の手伝いでも、してきなさい。今後、戦いに身を投じる 身として、大事な情報を得る手段を身につけとかないと、守りたいモノも 守れないからね。行ってらっしゃい」と俺。

「行ってきます」と言い、森田もりた ごうは、斎藤さいとうさんと共に、糞野郎3人の拷問へと向かった。


少しして、新選組しんせんぐみ 馬鹿局長 北野きたの たけしが、斎藤さいとうさんを探しに現れた。

「トシ坊、斎藤さいとうさんが どこにいるか、知らないか?第二次征討令の会津藩あいづはんの藩兵が、なるべく 要らない奴を出兵させる為、斎藤さいとうさんの線引きが、必要なんだ。会津藩あいづはん 筆頭家老が、不幸の使者で 糞詐欺師なので、事情を知ってる 斎藤さいとうさんの力がほしい」と、北野きたの たけし 局長。

斎藤さいとうさん なら、新選組しんせんぐみの敷地内の蔵で、俺の舎弟と一緒に 、糞野郎3人の拷問中だよ。ぶち切れてるかもしれないから、馬鹿局長とはいえ 粗相のないようにな」と俺。

斎藤さいとうさん が、拷問中で ぶち切れてるかもしれない。ひえー、おっかねえ!よし、粗相のないようにだな」と言い、馬鹿局長は 蔵へと向かった。


そして、すぐに驚いた顔で、馬鹿局長は 戻って来て「トシ坊!斎藤さいとうさんや 森田もりたの拷問は、半端じゃなかったぞ。内臓 えぐられて、2人は息絶えて もう1人も、虫の息だったぞ」と告げる。

「うん、俺の解っている範囲だと、今回 拷問されてる 糞野郎 3人は、未来から 歴史の教科書を持ち込んで、不幸の使者 糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけんと、不幸の王様 薩賊さつぞく クソ大和田おおわだを繋いでいた糞野郎 3人なので、殺して 当然なんだ。拷問もして、知ってる情報も 吐かせなければならない。つっても、俺たち 新選組しんせんぐみの存在で、歴史の教科書も 変わってきているとは、思うけどね。そういう事だから、馬鹿局長も 今から次の芸能人に成る人生の、準備でも してなさい」と俺。

「おうっ、反則を使っていた 殺してもいい奴らを、拷問していたんだな。おいら も、ちゃんと【えん】を使って、確認しないとダメだな。将来、【えん】が使えなくなるから、あまり頼らないようにしてたんだけどな。おいら が、芸能人になったら、また トシ坊や 哀姫かなひめに巡り会えるかな?」と、北野きたの タケシ 局長。

「うん、俺が 最後の最後の人生を終えて、糞詐欺師も クソ大和田おおわだも、完全に消せる状態になればね。アイツら 殺しても、雨後の筍のごとく 復活して、不幸をばら撒くしね。根本的に、根絶やしにしないと意味がない」と俺。


斎藤さいとうさん と森田もりた ごうが、拷問を終え 案の定、朝鮮が 日本国内での内戦に乗じて、会津地方あいづちほうの越後国を狙い、そのことが 糞詐欺師 クソ高倉健たかくらけんと クソ大和田おおわだの了解を取っているという情報が、もたらされた。それを、斎藤さいとうさんが阻止しますと宣言した。俺も 作戦に、組み込んどくと、伝えた。 続


《そんで、2018/07/23今現在、やりたくもなかった 2回目のひがし 清二きよじとして、正真正銘 最後の最後の人生を送る俺は、想定していた以上の最低最悪の人生となったなぁと、痛感している。さあ 長ければ あと13年間と2ヶ月間、この生き地獄を耐え凌ごう。もう この先、俺の人生に 選択肢はない。未来は、決着した。念能力者に成り、寿命で死に 復讐を遂げれば、未来には希望しかない。待ち焦がれた 本当の自分、大天使長 ドン・リュシフェルに成る。同じく 天使になり、誰がどう見ても 可愛らしい、本当の自分に成ったピノコ・ナディア・哀姫かなひめと、天国のリュシフェル ズ、カンパニーの奥にある天上界で、ずっと一緒に暮らせる。もう 引き剥がられたりされない。ニケ姫とミケ姫、恋人枠の浜崎あゆみ、プリンセス・オードリー・ヘップバーン、プリンセス オブ プリンセス・ダイアナ、あゆ姫を 一点でも超えてる事が基準の売れてる女優さんが多い、準女枠の女性たちとも、生きていける。そして、過去に手に入れて 一度手放した概念、【無限】【自由】【愛】を手に入れる事は 勿論、【永遠】と【絶対】も、手に入れる。さあ 今よ、未来になれ!》


こうして 俺の舎弟 森田もりた ごうは、刀を使った戦闘でも、斎藤さいとうさんに認められ、拷問を楽しみ、ちびっこギャング団の用心棒への道を、歩んでいく事になる。次回の話は、新選組しんせんぐみの八番隊 井上源三郎いのうえげんざぶろうに、沖田おきた風邪と呼んでいる 過去には、斎藤さいとうさんも 罹った、クソ大和田おおわだが創り出した病魔が、降り注ぎます。さて、どうなることやら。以上。

読んで頂き、どうもありがとうございました。宜しければ、続編も 楽しみにしてくれると、嬉しいです。それでは!

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