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破滅の王 : 第1巻 覚醒  作者: モーゼス・オノジェグウォ
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絶望的な戦い

森は不気味なほど静まり返っていた。風は静まり、呪われた者たちが消え去った場所から遠く燃え上がる炎の音だけが響いていた。エリザベスの向かいに立つリサの鼓動は、耳の中で激しく高鳴った。


その女性は純粋な力を放っていた。


張り詰めた空気にもかかわらず、彼女の長い赤毛はほとんど動かず、金色の瞳は獲物を観察する捕食者のように輝いていた。彼女の周囲の空間自体が不自然で、息苦しいと感じられた。


ジェイコブはためらわなかった。突撃した。


彼の剣は空気を切り裂き、鋼鉄の閃光がエリザベスの喉元を直撃した。


しかし、彼女はすでに消えていた。


一瞬のうちに、彼女は再び彼の背後に現れた。


ジェイコブが反応する間もなく、彼女の足が彼の肋骨に突き刺さった。


バキッ。


衝撃は彼を木々の間を吹き飛ばし、木の皮や石を砕きながら、まるで人形のように地面を突き破った。リサは息を呑んだ。


エリザベスは魔法すら使っていなかった。それは彼女の力のなさだった。


ジェイコブは血を吐きながら立ち上がろうともがいたが、エリザベスはすでにそこにいた。


彼女は彼の喉元を掴み、まるで体重などないかのように地面から持ち上げた。


「残念ね」と彼女は呟いた。


ジェイコブは唸り声を上げ、彼女の手首を掴み、オーラを燃え上がらせた。彼は残忍な力で剣を振り回した。


エリザベスは動かなかった。


刃は彼女の首から数センチのところで止まった。


ジェイコブは驚愕して目を見開いた。腕は動かなかった。


リサは息を呑み、何が起こったのかを悟った。マインドコントロールだ。


エリザベスは微笑んだ。「もう、あなたは私のものよ。」


ジェイコブの体が彼に襲いかかった。握りしめられたままの彼の剣は、ねじれ、胸へと切り裂かれた。


リサは即座に反応し、二人の間に黄金の光線を放った。その衝撃はエリザベスの掌握を砕き、ジェイコブはよろめきながら後ずさりした。


エリザベスは気にしていないようだった。むしろ、面白がっているように見えた。


リサは手を光らせながら前に出た。「あなたたちに支配させないわ。」


エリザベスはくすくす笑った。「あなたに選択の余地はないのよ。」


暗黒のエネルギーの脈動が爆発した。


リサの膝が崩れ落ちた。彼女の心は悲鳴を上げた。


記憶、痛み、声――すべてが津波のように彼女に押し寄せた。


彼女はコルの過去を見た――彼の苦しみ、彼の怒り。彼が制御を失った瞬間を見た。彼が何か別のものになった瞬間を見た。


彼女は自身の死を見た。


リサは悲鳴を上げた。


視界が砕け、彼女は息を切らして崩れ落ちた。エリザベスは正気を失った。


ジェイコブが再び突進した。


エリザベスは攻撃の最中に彼の手首を掴んだ。


そして、彼女は力なく彼を振り上げ、地面に叩きつけた。


ガチャン。


ジェイコブは息を詰まらせ、口から血が噴き出した。


リサは体を起こし、再び光を呼び起こそうとしたが、エリザベスは指を鳴らした。


空中に呪いが生まれ、リサ自身のエネルギーをねじ曲げ、彼女に逆らった。光は彼女の手の中で消えた。


リサの胃が落ちそうになった。彼女は完全に無力だった。


ジェイコブはうめき声をあげ、無理やり立ち上がろうとした。鎧はひび割れ、呼吸は荒かった。しかし、彼は止まらなかった。


エリザベスはため息をついた。「頑固ね。」


彼女は消えた。


そして――


ドスン。


ジェイコブの体は宙に舞い上がり、激しく回転し、岩に激突した。


息をする間もなく、エリザベスが彼の頭上に現れ、その足が彼の胸に突き刺さった。


ドカン。


地面が崩れ落ちた。


リサの心臓は激しく鼓動した。彼は死ぬ。


彼女は動こうとした。何かしようと。


エリザベスはとどめを刺そうと手を上げた。


リサの本能が叫び声を上げた。


そして――


彼女はそれを見た。


エリザベスのエネルギーが変化する様子。空間を歪める様子。彼女の動き。


それは魔術だった。


テレポート。


リサは自分の心の奥底に手を伸ばした。エリザベスにできたのなら、自分にもできる。


エリザベスが振り下ろした瞬間――


リサはジェイコブの腕を掴み――


そして消えた。


コルの居場所 ― 雷の戦場


一瞬、世界が裂けた。


リサとジェイコブは息を切らしながら地面に叩きつけられた。


リサの頭はズキズキと痛み、全身が震えた。


しかし、彼らは生きていた。


そして彼女が顔を上げると――


コルが黒い稲妻に包まれて、目の前に立っていた。


リサは息を呑んだ。


本当の戦いが始まろうとしていた。

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