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3人の王子  作者: 一発ウサギ
4/6

番外.第2王子エンド「似た者同士」

ギャグです。一部パラレルにもなってます。本編の空気を壊したくない方は、引き返して下さい<(_ _)>

第1王子が部屋を出て行き、残された第2王子と末王子は話し合いました。

「僕は仮面の女性がいい」

第2王子は残された令嬢達を観察した後「厚化粧の令嬢でいい」と言いました。

上手く意見が分かれた兄弟は、それぞれ選んだ女性を連れて部屋を出ました。


「やはり君か」

厚化粧の令嬢は幼馴染の伯爵令嬢でした。

「あら、気づかれてましたのね。わからないくらい白粉を塗りたくったのに」

「子供の頃からの付き合いだし、何となくそんな気がした」

第2王子の答えに伯爵令嬢は、嬉しそうに笑いました。

末王子の選んだ相手は、大きな商会の娘でした。意気投合した2人は「商売をやりたいから」と継承権を放棄し、代わりに資金を貰って活気ある港町に向かいました。

次期国王は第2王子に決まり、同時に伯爵令嬢との婚約も発表され、問題は終わったかと思われました。


しかし1週間後、末王子が泣きながら、突然第2王子の元に飛びこんできました。

「兄上助けて下さい~~」

「「どうしたんだ?」」

執務中の第2王子と、弟を補佐する為来ていた第1王子は驚きました。

大泣きする末王子を宥めながら聞き出したところ、なんと相手の娘が異国の船乗りに一目惚れして、2人で共謀して資金を持ち逃げしてしまったというのです。

「純真な弟を裏切るとは許せん!」と第1王子は憤慨し、第2王子は大きなため息をつきました。

聞けば金庫の合い鍵をその2人に渡しており、住んでる家もいつでも入れるよう鍵もかけずにいたそうです。

呆れましたが放っておけないので「不用心すぎる」と注意すると、兵を動員して捜索しました。

3日後娘がみつかり、怒り心頭の末王子を先頭に3人で娘の元に向かう事にしました。

「うわ~~ん王子~~」

娘は何もない部屋で大泣きしており、末王子を見ると助けを求めるように抱き着いてきました。

「ど、どうしたんだ?」

末王子も困惑し、怒りを忘れて受けとめました。

そうしてまたも宥めながら話を聞いてみると、持ち逃げした翌日、船乗りの男が資金や身の回りの品を全て持ち逃げしたそうです。慌てて周囲を探しても見つからず、聞きこみで分かったのは身の回りの品をすべて売り払い、資金と一緒に船に乗って持ち逃げしたという事だけでした。

これにはさすがの第1王子も呆れ、第2王子は頭痛を感じ、末王子は当初の怒りも忘れて娘を慰めました。

「兄上どうか助けてくれませんか?」

末王子が兄に嘆願しました。

「仕方ないな」

第2王子は頭痛をこらえながら3人と一緒に城に戻ると、周辺国に手配書を回しましたが、王族が詐欺にあったと大っぴらにすることも出来ず、結局見つかりませんでした。

結局2人は兄達から借金し、小さなお店を始める事になりました。


「お疲れ様です」

一連の処理を終えて第2王子が自室に戻ると、伯爵令嬢がお茶の用意を整えておりました。

「ありがとう」

王子が座ると、令嬢も向かいに座ります。

「本当にあなたはご兄弟に甘いですね、あの二人にお金を出して差し上げるなんて」

「あげるんじゃない、あくまで借金だ。これから働いて返してもらう。あの2人、特に娘には反省してもわわねば」

「無利子、無期限はあげるのと一緒ですわ」

伯爵令嬢のからかうようなセリフに、ちょっとムッとした王子は反論しますが、軽く流されてしまいました。

「…仕方ないだろう、家族は放っておけない」

王子の言葉に伯爵令嬢は面白そうに笑いました。いたたまれないので王子は話題を変えることにしました。

「それより今回の件で中断してた事業の事だが…」

「えぇ父に代理を頼んでおきました。遅れれば遅れるほどかかる資金も、作業の手間も大変になりますからね」

「そうか、すまないな」

「お気になさらず。だって私は―――」

「失礼します」

令嬢が言いかけたタイミングで、部屋がノックされ文官が仕事の時間だと呼びに来ました。

王子は令嬢に退席の挨拶をすると、そのまま文官と一緒に部屋を出て行きました。そのため令嬢の台詞は最後まで聞けませんでした。




『家族を見捨てられない貴方だから、私も見捨てられないと思ったのですから―――』



あと一話どうしよっかな~(;一_一)大分意欲失せてきた…

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