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他力本願の設定集  作者: 叶山 慶太郎
設定集
4/7

プロット 透明度操作

A国とその隣のB国の話。かな?


人々が何かしらの能力を持ってる感じの設定。ただし全員ではない。


主人公


触れたものや自分の透明度を操る的な能力。透明人間よろしく見えなくなることはもちろん、物体をすり抜けることも可能。どちらかだけというのもできるしどっちも同時にできる。見えないしすり抜ける、見えないけどすり抜けない、見えるけどすり抜けるとか。限界まで透明化させると、空気も光も通り抜けるし、地面に沈んでいくし、熱も通り抜けるし、音も通過する。何も触れず、何も見えず、何も聞こえず、何も感じず、地中の中で餓死する。自分以外の誰かをすり抜けるまで透明化させると、主人公も触れることができないから戻せない。炎が来ようが雷が来ようが消せる。無敵。多分やろうと思えば地球も消せる。基本的には姿消して不意討ちで敵を制圧。そのために体を鍛え、格闘技も極めている。

実はA国の王子。


ヒロイン


B国の王女。小さい頃ある少年と出会い親しくなり結婚の約束までしていた。しかし、国のしきたりで王女は国で開かれるトーナメントの大会で優勝した者としか結婚できない。もともと不可能だった。相手も忘れているだろう。と、もう諦めている。あらゆる物を視覚する能力を持っている。音とかオーラとか。主人公が姿を消していても見える。

実は結婚の約束をした相手は主人公。


B国王


A国からヒロインの結婚の話を持ち込まれるが一蹴。しきたり通り大会開いてそれで決めると返事。A国王とは旧知の仲。同盟済みだが、A国王をいけ好かない奴と思っており、仲がいいわけではない。多分親バカ。


トーナメント大会


王女が15才になると行われる。つまり何年に一度といった定期的に行われるものではない。例えば王女が二人いて3才差だった場合、姉の大会が行われた3年後に妹の大会が行われる。逆に王女がいない場合、つまり王子しかいない場合は行われない。また、優勝者が王になるというわけではない。あくまで王族になるだけ。王子がいるなら例え優勝して王女と結婚しても王子が王を継ぐだけである。また、普通に嫁に貰うだけというのもあり。王族になる必要はない。

王族になりたい者、強さを求める者、王女と結ばれたい者が集う。主人公はこの大会に参加する。約束を果たすために。


「約束しただろう昔。忘れたのか?」とか言わせたい。んで、ヒロインが( ゜д゜)ハッ!!みたいな。


主人公は基本的に敵なし。なんだけど能力を明かさずに戦えば面白いかも。最初は姿消えるだけ。と見せかけてすり抜けも出来んのかよ、からの自分以外も消せんのかよ。って流れ。強すぎる能力だから隠す的な。


決勝は一定範囲内で能力が使えなくできる能力を持つ奴。能力による攻撃手段はないため徒手空拳で勝ち上がってきた。他の奴らは能力ありきの戦いしかできんから楽勝だった。


能力バトルなのに決勝は肉弾戦。しかもほぼ互角。なんとか主人公が勝利する。


翌日、大会の参加者を集めたパーティーが開かれた。ダンスとかし始めるが主人公は踊れない。

王がそれを見て嫌がらせとして何か踊れよと無茶ぶり。周りから注目を浴びてしまう。

主人公は誰か剣を貸してくれと頼む。誰か知らんけど貸してくれる。武器を製造する能力のやつに頼むとかかな。対戦して勝ってる相手。

主人公は剣舞を披露。一振り一振りが強く綺麗で無駄が無い。誰もが見蕩れ賞賛する。最後に床に剣を突き刺し柄を王に向ける。王は苦笑い。この話は無くてもいいかも。無名だけど高貴な部分を見せときたいだけなので。


ここまでで姫が主人公に好意を持たせるようにしたい。でもそれが思い浮かばない。トーナメント敗者が姫を強奪してそれを主人公が助けるとか?それだけで惚れないだろ。あと護衛なにやってんだよ。ってことでボツ。まあなんか適当に。


翌日、主人公は姫と姫の護衛数名を連れて主人公の親元へ。いわゆる結婚の挨拶。主人公以外はどこに行くかもわからない。ただ主人公についていくだけ。


着いたのはA国。ざわめきだす護衛たち。そして向かったのは王城。顔パスでどんどん奥へ進んでいく。そして王の間にて


「父上」


衝撃の事実。言葉のでない姫と護衛。


「言った通り嫁を連れてきた」


「よくやった。ふっふっ、これを聞いた奴の開いた口が目に浮かぶわ」


そのまま話はさくさく進み式の日程やら規模やらが決まっていく。


そして姫たちは一旦国へ戻って報告に。案の定、国王は口をあんぐり開けてしばらく動かなかった。


姫と王子の会話


「あの、なぜ大会に参加を?」


「ん?賞品があんただって聞いたから」


「……え?」


「約束しただろ昔。忘れたのか?」


「……!」


「B国の外れで、夜に俺が城抜け出して探検してたときに出会ったのはお前だろ?姿消してるはずなのに『誰?そこで何してるの?』って声かけてきてさ。驚いたよ」


「じゃ、じゃあ、あなたがあの時の?」


「なんだ気が付いてなかったのか。まあいいいけど。…約束を果たそう」


「……はい!」


無事結婚。嫁ぐ形で王女はA国へ。二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。



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