最終幕 ②
東三局 一本場 ドラ6s
西家 ナオ 29000
北家 ひめる 18900
東家 ひらく 33200
南家 ふうろ 18900
ひらく 手牌
[23889m 4567p 357s 北][ツモ牌 4s]
打、北。
ドラ1。二向聴。
14789m、23456789p、256789s。19種66枚が有効牌である。
確定メンツ、345s。メンツ候補、23m、889m、4567p。
4メンツの4ブロック構成。面前手が主体となる。
……6s引きは三面形。8mが雀頭になりそう……。
「リーチ!」
ナオからの先制リーチ。
打、4s。
後手に回る。
……早い! まったく追いつけなかった……!
ツモ。
[23889m 4567p 3457s][ツモ牌 5m]
危険牌を引き入れた。
この不揃いな二向聴から、押すわけにはいかない。
ベタオリ。
退路を切り開く。
ナオ 捨牌
[東 白 7m 3m 4s]
[2【3】5889m 4567p 3【4】5【7】s]
現物が2枚と、筋牌が1枚。
ひらくの選択。
打、4s。
7sはリーチ宣言牌の筋。あまり信用できない。
メンツを崩してでも、守勢に回る。
ふうろのツモ。
打、7m。
ひめるのツモ。
打、7m。
ツモ。
[2【3】5【889】m 4567p 35【7】s][ツモ牌 【7m】]
打、3m。
7mが4枚見え。89mも壁となり、かなりの安全が保証された。
リーチ者の現物かつ、他家に通っていない3mから先打つ。
ナオのツモ。
打、2m。
ひめるのツモ。
打、1m。
ツモ。
[【257889】m 4567p 35【7】s][ツモ牌 9p]
ナオの現物2mに加え、7mが4枚見えの今、5-8mの筋が否定されている。5mも中筋という考え方が成立する。
同じく1-4-7mも安全筋となった。
ナオに対し、萬子はほぼ安全地帯だと判明する。
手牌には6枚の安牌。ベタオリは容易だ。
ナオ、ツモ。
麻雀卓に、牌を晒す。
七索!
「ツモ!」
倒牌。
[11234p 12366689s][ツモ牌 7s]
「リーチ、ツモ、ドラ3。30符5翻、満貫2000、4000の一本場は2100、4100点さぁ!」
――――――――――
点棒移動
西家 ナオ 29000 → +8300 → 37300
北家 ひめる 18900 → -2100 → 16800
東家 ひらく 33200 → -4100 → 29100
南家 ふうろ 18900 → -2100 → 16800
――――――――――
東四局 ドラ3m
南家 ナオ 37300
西家 ひめる 16800
北家 ひらく 29100
東家 ふうろ 16800
ひらく 手牌
[2345m 344467p 246s]
ドラ1。二向聴。
25m、2358p、2356s。10種34枚が有効牌である。
メンツ候補、2345m、3444p、67p、246s。
4メンツの4ブロック構成。面前手が主体となる。
良形だが、索子の愚形にだけ不安が残る。
ツモ。
[2345m 344467p 246s][ツモ牌 5p]
打、5m。
2358p、2356s。8種28枚の受け入れを持つ一向聴となった。
2mでないのは、234三色を睨んでのこと。456三色よりも近いはず。
愚形は解消できないが、
……そこは面前だけじゃない……。
ひめるのツモ。
打、3s。
「チー!」
ひらくが仕掛ける。
一副露。
[234m 3444567p 6s][←234s]
打、6s。
2-5-8p、3pの四面待ち。
断么九、ドラ1。30符2翻は2000点。高め2pは234三色がつき、3翻3900点である。
先制の聴牌。
リーチ勝負は、ナオが得意とする雀域だ。こだわり過ぎず、足も使う。
「ツモ!」
ひらく、倒牌。
[234m 3444567p][←234s][ツモ牌 2p]
「断么九、三色同順、ドラ1。30符3翻は1000、2000点です!」
――――――――――
点棒移動
南家 ナオ 37300 → -1000 →36300
西家 ひめる 16800 → -1000 → 15800
北家 ひらく 29100 → +4000 → 33100
東家 ふうろ 16800 → -2000 → 14800
――――――――――
南一局 ドラ發
東家 ナオ 36300
南家 ひめる 15800
西家 ひらく 33100
北家 ふうろ 14800
ひらく 手牌
[22234p 123467s 發發][ツモ牌 6s]
打、1s。
ドラ2。二向聴。
確定メンツ、234p、234s。雀頭、22p。メンツ候補、667s、發發。
4メンツ1 雀頭の5ブロック構成。發の仕掛けが主体となる。
扱いやすい牌姿。發さえ鳴ければ、アガリは目前だ。
出ない場合も考慮し、リーチを打てる態勢にもなっている。
ナオのツモ。
打、發。
「ポン!」
ひらくが仕掛ける。
一副露。
[22234p 234667s][發↑發發]
打、6s。
5-8s待ち聴牌。
發、ドラ3。30符4翻は7700点である。
先手をとった。
アガれば、再びトップ目に浮上する。親落としにも、絶好の手牌となった。
「リーチ!」
ナオからの先制リーチ。
打、5p。
赤ドラがリーチ宣言牌。勝負手が入ったか。
しかし引くわけにはいかない。
勝負に応じる。
ひらくのツモ。
打、6p。
ナオのツモ。
打、7s。
ひらく、ツモ。
打、5m。
ナオ、ツモ。
麻雀卓に、牌を叩きつけた。
六萬!
「ツモ!」
倒牌。
[12345789m 888p 99s][ツモ牌 6m]
「リーチ、ツモ、一気通貫……」
裏ドラが捲られる。
裏ドラ表示牌、8s。
つまり裏ドラ、9s。
「裏ドラ2! 親の30符6翻は跳満6000オールさぁ!」
――――――――――
点棒移動
東家 ナオ 36300 → +18000 → 54300
南家 ひめる 15800 → -6000 → 9800
西家 ひらく 33100 → -6000 → 27100
北家 ふうろ 14800 → -6000 → 8800
――――――――――
南一局 一本場 ドラ西
東家 ナオ 54300
南家 ひめる 9800
西家 ひらく 27100
北家 ふうろ 8800
ひらく 手牌
[3556m 78899p 西西中中]
ドラ3。七対子の一向聴。
36m、7p。3種9枚が有効牌である。
通常手としては二向聴。
457m、7p、西、中。6種17枚が有効牌。
確定メンツ、789p。メンツ候補、35m、56m、89p、西西、中中。
6メンツのフルブロック構成。西、中のダブル役牌が主体となる。
ふうろのツモ。
打、8p。
「ポン!」
ひらくが仕掛ける。
一副露。
[3556m 799p 西西中中][888→p]
打、7p。
同じく二向聴。457m、9p、西、中。6種16枚の変化。
七対子に構えても36m、7p待ち。ここから良い待ちを発掘するにも、時間が掛かるかもしれない。
それなら自ら動く。
ナオのツモ。
打、9p。
「ポン!」
ひらくが再び仕掛ける。
二副露。
[3556m 西西中中][888→p][9↑99p]
打、3m。
457m、西、中。5種14枚の受け入れを持つ一向聴となった。
鳴ける牌は、すべて鳴く。
対々和でも役牌のダブルでも、他家への牽制となる。打点が確保された現状で、恐れるものはない。
……あとは1巡でも早く、聴牌するだけ……!
ツモ。
[556m 西西中中][888→p][9↑99p][ツモ牌 中]
打、5m。
4-7m待ち聴牌。
中、ドラ3。40符4翻は満貫8000点である。
先手をとった。
6m切りの対々和に構えれば、跳満12000点だった。
しかし5mとドラ西では、両面に比べアガリ率が段違いで低い。
アガリにくい跳満よりも、アガリやすい満貫。これは麻雀の大鉄則である。
基本の両面受けで、アガリを目指す。
「ツモ!」
ひらく、倒牌。
[56m 西西中中中][888→p][9↑99p][ツモ牌 7m]
「中、ドラ3。40符4翻、満貫2000、4000の一本場は2100、4100点です!」
――――――――――
点棒移動
東家 ナオ 54300 → -4100 → 50200
南家 ひめる 9800 → -2100 → 7700
西家 ひらく 27100 → +8300 → 35400
北家 ふうろ 8800 → -2100 → 6700
――――――――――
ナオ 50200
ひらく 35400
ひめる 7700
ふうろ 6700
――南二局




