表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/10

永遠でも越えられない

また明日、今度こそ。


もし永遠の時間があれば、僕は生涯そう言い続けてしまうだろう。


どうやったって表現できないこの気持ち


口に出してはダメなのか?


愛に年齢という、不可逆的な概念を課した世界が憎い


いつも同じ場所ですれ違い、いつも挨拶をしてくれる彼女


たった10年早く生まれた僕は、彼女に触れるだけで罪になる


ああ、いっそ死んで、輪廻にお願いしたらどうだ?


ダメだ


僕と彼女は結ばれない


年齢という絶望を誰も越えられない


絶対的な概念を犯せば、神の怒りを授かってしまう


だから犯罪は今日も起こる


だから罪になる


だから、だから













評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ