最終話 また会おうね。
小見川「それじゃあそろそろ空港に向かうよ。」
暁美「そ、そっか。」
俺は荷物をまとめてバス乗り場へと移動していった。暁美と山茶花は今日は学校、朝練を見て帰ることになるからここでさようならだ。俺も少し悲しいが俺にだって大学がある。遠くからでも応援してやらないと。
暁美「次は…いつ会えるの?」
小見川「そうだな…。地区大会は見にいけたらいいなと思っている。甲子園は必ず見にいくからさ。」
暁美「じゃあ、そのときはデートしてくれる?」
小見川「もちろんさ。」
俺は山茶花のところに移動した。
小見川「一週間の取材ありがとうございました。」
桜「いえいえ、こちらこそ。暁美のことをよろしくお願いします。」
小見川「ああ。」
俺は暁美の方を向いて頭を撫でた。
小見川「電話は毎日してやるから。」
暁美「本当に?」
小見川「ああ。それじゃあ俺は行くな。」
俺はキャリーケースを持って歩き始めた。後ろで見送ってくれている暁美と山茶花に手を振りながら…。
暁美「直幸!!」
暁美は涙声になりながら叫んだ。俺は立ち止まって後ろを振り返った。
暁美「絶対、来てくださいね! それと…! これからもよろしくです!!」
小見川「もちろんだ!」
俺は暁美の言葉に返事を返して前を向いて歩き始めた。暁美とは毎日連絡をとってあげなければ。俺の彼女だものな。
小見川「ふぅ。」
俺は飛行機に乗って離陸するのを待っていた。窓から外を眺めているといままでの出来事が映ってみえていた。暁美と俺は恋人になったのか。俺は右手を握って暁美にもう一度会うと誓った。待っていてな、暁美。
先生「で、ここの文章は…。」
暁美「あ。」
外を見ていると飛行機を見つけた気がした。あれは…直幸が乗っている飛行機なのかな…。もう一度会おうね。今度は甲子園の舞台で…!




