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ドクターK少女 天才の初恋  作者: レザレナ
プロローグ
4/50

第一話 第三部 もう一人の特別な風格

4月15日 夜中2時

小見川「えーっと…。たしか札幌行きはどこだっけなあ。」

 俺は自分の飛行機乗り場を歩きながら探していた。もう少しいけばあるかな…。と思っていた矢先、目の前に札幌空港行きを見つけた。ラッキーだ、今日はついているぜ。あと出発まで40分かあ。何かして待ってるか…。そうだ、この前もらった別の雑誌の高校野球特別取材を見よう。誰のことが書かれているのだろうか。

「富良野学院、圧倒的な勝利!」

「また見せた! 八幡暁美の無敵の投球。いったい負け知らずはどこまで続く。」

 すごいなぁ、何処を見ても富良野学院、富良野学院じゃないか。それに八幡の文字も多い。そしてもう一人、山茶花(さざんか) (さくら)。この人もものすごい人だ。今年の夏の甲子園で優勝すれば五連覇ということになるか。信じられない。こんな人がいるなんて。

?「あ、私の記事書かれてる。」

小見川「うわぁ!」

 後ろから突然声をかけてきた女性がいた。振り向くと灰色の髪をした身長の高い女性がいた。よく見ると…あれ?

小見川「山茶花選手?」

桜「はい、そうです。もうしわけないです、脅かしてしまって。」

小見川「いえ、問題ないです。あ、自分は雑誌記者の小見川直人といいます。」

桜「小見川さんですか…。宜しくお願いします。記者をやっていらっしゃるのですね。」

小見川「はい、実は八幡選手からサインをいただいて、それを見せれば学校内でも取材ができると聞いたのだが…。」

桜「…あら、もしかしてあなたが八幡の言っていた人かな? うーん、確かに見れば不思議な感じがするわね。」

小見川「はぁ。」

 この山茶花選手からも不思議な雰囲気を感じた。八幡選手とは全くもって違う雰囲気だ。八幡選手は勢いがあって力強いオーラだけれども、山茶花選手はカリスマ性のあるキレたオーラを感じる。俺も少しずつ選手の見る目が変わってきたってことかな…。


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