第三話 第十四部 ラベンダーの写真と散歩。
小見川「おお、こりゃすげえ。」
暁美「その時期になれば実際に綺麗なところ見れますよ。」
写真館ではラベンダー畑の写真が多く飾られていた。綺麗な土地にラベンダーがぎっしりと詰まって見えている。なんてすばらしいところなんだろう。たしかにこれはその時期になってみて見たいものだ。暁美はこんな中で野球をやっているのだろうか。そう考えるとすごいところだな。
暁美「どうっすか? また来てみたくなりますか?」
小見川「ああ、こりゃすげえよ。来てえに決まってるぜ。」
暁美「よかった! それじゃあそろそろ行きますか?」
小見川「そうだな。」
外にでると意外にも少しずつ暗くなってきていた。俺と暁美はこの後は散歩をして民宿に戻ることにした。
散歩をしていると周りの人たちから声をかけられていた。暁美はそれに対してすぐに返事をして手を振っていた。やっぱり暁美は富良野の中ですごい人気者なんだなあ。野球界からみてもすごい有名な人になってきているけど、地元を愛するところは暁美なんだろうなと思った。
暁美「えへへ、楽しいですね。」
小見川「そう思ってくれるとありがたいよ。俺も楽しいよ。」
暁美「ありがとう…。」
暁美は一瞬とまって上を向いた。なんだろうか?
暁美「(なんだろう。この胸がキューンってくるのは…。わくわくするしドキドキする…本当になんだろうか?)」
小見川「どうした?」
暁美「何でもないっすよ! 歩きましょう!」
小見川「ああ。」
そういって俺は再び手をつないで歩き始めた。どんどんと暗くなっていく空を見ながら楽しく会話して民宿へと戻っていった。




