第三話 第三部 小見川、バッティングセンターで
暁美「おじさーん! バッティングしますね!」
「あいよー! お、若い男性まで。期待の選手かね?」
暁美「いえ、デート中です!」
小見川「お、おい。」
「ほっほっほ、それは楽しんで。」
おじいさん、優しい人でよかった。普通だったらびっくりするだろ。ともかくバッティングセンターがデートで最初に訪れるところになるとは…。とにかく俺はバッティングを見れば良いのか?
暁美「直幸さん、バッティングします?」
小見川「俺か? まあいいけど。」
やばいな、暁美に言われたからバッティングやることになったけど、まともにやったことないぞ? 何年ぶりだ? 6年ぶりぐらいだろうか。ともかく俺は打たなきゃいけないのか。俺は暁美に引っ張られて一つのマシーンが置いてある場所に移動した。えっと、この中にお金を入れたら良いのか? ってあれ?
小見川「暁美、これ100キロから140キロと書いてあるが? 俺はどれをやれば?」
暁美「そうだね…、100キロでいいと思うよ。」
俺は暁美に言われた通り、100キロのボタンを押してお金を入れた。そしたら機械が動き始めた。
バシュッ ブン バンッ
一球目は空振り、しまった。しょっぱなから大扇風機のようなスイングをしてしまった。と、とにかく一回当てなければ。次はゆっくり…。
バシュッ ブーン バンッ
あれ? 当たらない。なんでだ、そんなことはないはずだ。ボールはしっかりと見えているはずなのに…。
暁美「あははっ、当たらないね!」
暁美に笑われている。ちくしょう、一球でも必ず当てなければ…!!
ブーン! ブン ブン ブン ………。
一球も当たらずに終わってしまった。なんてことだ。
「あっははは!! スイングの仕方が…ごめんなさい、ツボった…あはははは!!!」
暁美が大笑いしている。やっばい、すんごい恥ずかしい。




