第二話 第二部 単刀直入
暁美「ご馳走様ー!」
小見川「ご馳走様でした。」
俺と八幡が食べ終えると八幡はすぐさま食器などを持っておばあさんの指定された場所に移動して片付け始めた。なんてえらい子なんだろうか。そして片付けが終わると俺のところに近づいて話始めた。
暁美「取材、いつでもいいですよ!」
八幡はニコニコ笑って座布団に正座し始めた。俺は一瞬ポカーンとしたが、大事な取材だと気づいてメモを取り出した。
小見川「えっと、それではですね…。」
取材は良いテンポで進んでいった。いままでの練習の量や目標にしている人物。私生活まで聞けて本当に良い取材になった。いや、まだこれから密着取材が始まるのだが…。特に良かったのが、いつもこんなことをやっているのかと聞いてみると、礼儀はしっかり覚えないと。と言っていて、手伝いは自分から率先して行っているらしい。そして今日、最後の質問にしようと思っていたことを口に出した。
小見川「最近悩んでいることとかあります?」
暁美「ありません!!」
小見川「直球に言われた!」
暁美「ど真ん中ストレートでーす!」
そういって俺と暁美は笑っていた。しばらく笑っているうちにちょっとテレながら口を開いた。
暁美「まあ…ちょっとやってみたいなーって事がありまして…。」
小見川「というと野球とは全く別のこと?」
暁美「はい。単刀直入に言えば恋愛というものがしたいです!!」
小見川「れ、恋愛?」
暁美「はい! あれ? 恋愛ってものだっけ? 違うような…。」
これってもしや…。
小見川「恋愛というものを知らないから恋愛ということをして見たいってことか?」
暁美「そうそうそれです! 全く知らないので…!!」




