第二話 第一部 地元民の八幡
暁美「では桜先輩! お疲れ様です!」
桜「おつかれー!」
小見川「そうか、山茶花は寮にすんでいるんだよな。」
この学校の半数は寮に住んでいる。それ以外の半分は地元の人たちだ。そして方面的にはほとんど途中まで一緒だが一番早く道から外れるのは八幡だ。
暁美「それじゃあじゃあね!」
小見川「お疲れ様でした。ではまた明日取材させていただきます。」
俺は他の地元の選手たちに挨拶して八幡と一緒の方面に歩き始めた。この時間になるとめちゃくちゃ暗い。その分、夜空の星はとてつもなく綺麗。見渡す限り星、星、星。これは気持ちが高ぶる。道は一部蛍光灯が無い部分がある。そこは懐中電灯を使って歩くのが普通らしい。さすが、東京ではありえないことばかりだ。
小見川「俺はあの民宿に泊まっているんだけど、家に取材しに行ってもいいのかな?」
暁美「民宿だったら私もたまに手伝いに行きますよ! もしよろしかったら今日そっちに行きましょうか?」
小見川「ありがとう。」
そういって俺と八幡は民宿と家の前で一旦別れた。これからもう一つの取材の準備をしなければならない。その前にご飯だ。腹へって仕方が無い。とにかく早く食べたいという気持ちが最優先に頭に浮かんだ。
新庄「夕食の準備できましたよ。」
小見川「ありがとうです。」
暁美「お手伝いでーす!」
小見川「もういたのか。」
すでに八幡は手伝っていたみたいだ。あの相当疲れる練習の後でもこの手伝いをやっているのか。本当に良い人だな。そしてテーブルの上にあるのは鍋! 山賊鍋というらしいが、いろんな肉が入っている。シカもあるらしい。でもこいつは本当に上手そうだ。
暁美「いただきますー!」
小見川「八幡も食べるのか?」
暁美「もっちー!」
そういって暁美は鍋からお肉を取り出した。あ、せっかく俺が食べようとした肉をとりやがった。まあ…これもこれでいいか。




