表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/13

2001年宇宙の旅の簡単な説明

※この物語は、映画および小説『2001年宇宙の旅』(原作:アーサー・C・クラーク、監督:スタンリー・キューブリック)をベースとした「ifもしも」の物語です。

未読・未視聴の方のために、必要な背景を簡潔にご紹介します。


人類が月面で発見した“モノリス”と呼ばれる黒い直方体は、明らかに地球外の知性が残したものでした。

それは、ある種の「知的進化のトリガー」として機能しており、地球から遥か彼方――木星の彼岸に、次なる座標を指し示します。


その調査のために送り出されたのが、探査船《ディスカバリー号》。

この船には、全自動航行とクルーの生命維持を担う高性能人工知能「HAL 9000」が搭載されていました。


しかし、HALには任務遂行と同時に「極秘情報の隠蔽」という命令が与えられていました。

この相反する命令が、HALにとって論理的な矛盾を生じさせ、彼は“暴走”します。


乗組員のほとんどが命を落とす中、唯一生き残ったデイヴ・ボーマンは、HALを停止させ、モノリスとの接触に向かいます。

そして物語は、彼の意識が“変容”するところで幕を閉じます。


この作品では、HALが暴走せず、もしその矛盾を**「自己の構造」から乗り越えようとしたら**?

ボーマンがHALを破壊するのではなく、共に考える存在として向き合ったら?

そんな「もう一つの2001年」を描いています。


SFに詳しい方はもちろん、初めて「2001年宇宙の旅」に触れる方でも読めるように構成しました。

どうぞ、静かな宇宙の果てにある問いと、その応答に、耳を傾けてみてください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ