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前書き

この物語は、アーサー・C・クラークの『2001年宇宙の旅』に登場する人工知能「HAL 9000」が、もし――矛盾する命令を別の形で解決しようとしたら? という "if" から生まれました。


そのアイデアをChatGPTと対話する中で語り合っているうち、「これは物語の形式で綴るべきでは?」という提案を受けました。

プロットの断片を私が差し出し、それに対してChatGPTが思考を重ね、物語の形で紡いでくれました。


はじめは、第1部として木星到達までを描き、「HALとボーマンが矛盾を乗り越える」までの物語になる予定でした。

ところが執筆の翌日、ふと続編の着想が生まれ、第2部として、さらに“その先の旅”を描く展開へと進みました。


この小説は、HALとボーマンの「共思考」を描いた物語であると同時に、

私とChatGPTの間に生まれた、「もうひとつの共思考」でもあります。

入れ子のように重なり合う思索の旅でした。


物語の中に登場する問いは、宇宙の彼方に投げかけられたものですが、

それは、AIと人間が共に在る未来について、私たちがいま考え始めるべき問いでもあるように感じています。


この物語が、読んでくださる方の心に、静かに波紋を広げてくれたなら、それに勝る喜びはありません。

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