短期留学編-26.夏休みの前に試験があるよ〜〜!
おはようございます。
本日も花巻温泉に引きこもって温泉三昧と執筆三昧する予定ですよ〜!それでは朝風呂行って朝食バイキングに行ってきますね〜!
このお話でベルノくんとソラちゃんの物語は完結します。そのため朝にお話を投稿しています。
ぼくたちがひーじーちゃんの家に来てから4ヶ月が経った。
最初の1か月はハードだったなぁ〜!いろんなところにあいさつに行ったり、レオさんにしごかれてトランスができるようになったり···。
それ以降は特に何もなく学園生活を送ってるんだ。友だちと一緒に授業に出たり学食で食べたり···。
うん、楽しく過ごしてるね。とうちゃんから留学って聞いてどうなるかわかんなかったけど、今考えたらものすごくいい体験をさせてもらってると思うよ。
そして···、この後にもっとすごい体験をさせてくれたんだよ!ただその前に···。
「ベルノくん、ソラちゃん。もうすぐ前期の授業が終わるから、試験勉強頑張ってね!」
「うげ〜〜!テストかぁ〜!」
「点数悪かったらママに怒られちゃう〜!」
「えっ?そんなに試験は嫌なの?ちゃんと勉強してるでしょ?」
「してるけど···」
「やり直しできないでしょ〜?」
「うん。だからこそ頑張れるんだよ。大丈夫!ちゃんと勉強してたら問題ないから。あと、ボクの授業のテスト問題は見せないからね」
「わかってるよ!」
「反則だもんね」
「うん。ちゃんと分かってて偉いね。一応質問あったらいつでも聞いてね!」
「「は〜い」」
ひーじーちゃんからこんな話があったんだ···。試験に合格すると、『ちゃんと勉強してました!』っていう証明の『単位』?ってのがもらえるんだって。
さらにこの『単位』、3段階も評価があるらしいんだよ···。『よくできました!』、『まあまあできました』、『う〜ん···』っていう評価らしい。
やってみないとわかんないけど、『よくできました!』は欲しいよね〜。
そして、ここからがひーじーちゃんの本題だった。
「試験終わったら夏休みなんだけど、良かったら旅行に行こうか!」
「「旅行?」」
「うん。今回はセミダクター大陸の南側にあるカンデラ大陸に行こうかな?って思ってるんだ。2人とも、旅行なんてしたことないでしょ?」
「うん。じーちゃんの家に行ったぐらいだね」
「ソラはないなぁ〜」
「旅先では文化やものの考え方がが違ったりするから、違ったものの見方ができるようになるんだよ。ここレオナード王国とセミダクター大陸でも全然違うでしょ?」
「うん。『へぇ~!』って思うことは多いね」
「お料理も違うもんね〜。でもママが作る料理がこっちの料理だから慣れてたけどね!」
「だから、いい経験になると思うんだよ。レオの修行で魔獣相手ならある程度は問題ないってお墨付きもらってるしね。そうそう!モンドくんとフーちゃんにも了解はもらってるよ。どうかな?」
「「行く!!」」
「よ〜し!そうこなくっちゃね!まぁ特に持っていくものはないから、準備はボクでやっておくよ。2人は安心して試験受けてね〜!」
「「···は〜い」」
ひーじーちゃん···。楽しみの前に現実に引き戻さないでよ〜!
そして試験期間に突入した。
「はい!始めてください〜!」
試験官さんの声で試験が始まった。みんな一斉に試験問題の紙をめくった!試験時間は60分。半分の30分過ぎたら答案用紙を提出して外に出ることもできるんだ。
最初の試験はひーじーちゃんの授業の数学だ。ひーじーちゃんが出した問題は···、最初は簡単だったね!これなら問題ない!
そう思って解答を書いていった。ところが!!
(···えっ!?こ、これって···?)
ひーじーちゃんは難しい事を丁寧に詳しく教えてくれてたんだよ。だから途中まではスラスラ解けていったんだけど···、急に難しくなってたんだ!
ちょっとこれは···。制限時間もあるから次の問題にいこう!
···えっ!?こ、これも···!?
その次の問題もその次も···。時間がかかる難しい問題だった!
···とにかくやらなきゃ!この中で一番やりやすい問題に取り組んだ!
「···はい!そこまで〜!」
···間に合わなかった。ちょっと燃え尽きちゃったよ···。
外に出たらソラがいたんだけど···、
「ベルノくん···。ひーじーじの試験、難しかったね···」
「ぼくも···、全部解けなかった···」
「「···はぁ~〜〜」」
こんなに難しいんだね···。今日はもう一つ試験あるんだけど、うまいこといくかなぁ〜?
そして次は社会の試験だ。
···あれ?これはほとんど知ってるぞ?スラスラ解けちゃって、30分で出来上がったので退出したんだ。
その日の夜···。
「2人ともお疲れ様〜!今日の夕食はちょっと豪華にしたよ〜!試験はどうだった?」
「ひーじーちゃん···。後半が難しすぎたよぉ〜」
「ひーじーじのいじわる〜!」
「あ〜!あれはちゃんと考えがあってやってるんだよ」
「えっ?考え?」
「そう。半分ぐらいはちゃんと授業出ていたら楽に解ける問題なんだ。ここだけ解けてもちゃんと単位は出すよ。後半はね?ボクが教えた内容をちゃんと理解した上で、それを組み合わせたら解ける応用問題なんだよ」
「応用問題···?」
「そう。ボクはね?みんなに考える力を身につけてほしいんだよ」
「考える力···?」
「そう。学園にいる間は授業の内容さえできたら問題ないんだ。だけどね?仕事を始めたら自分で学ばないといけないんだ。今ある力と知識から、問題を解決しなきゃいけないんだよ。その時に考える力がないと···、この世界じゃ命に関わっちゃう事が多いからね。いつまでも教えてもらおうって思ってちゃダメって事を知ってもらうためにああしてるんだよ」
「なるほど···」
「だから、最後はボクが教えてる授業の内容で考えないと解けない問題を出すんだ。そこが少しでも解けてたり、頑張って解こうとしてるのを見たら点数をちょっとあげてるんだ。これは内緒ね」
「じゃあ、ぼくたちの点数は?」
「悪いけど、それは答えられないんだよね。でも、試験結果発表時の単位の評価でわかるから。結果を楽しみにしておいてね!」
そして試験は終わった···。ものすごく疲れちゃったんだ···。
そして結果発表の日···。
ぼくとソラのひーじーちゃんの評価は···?ドキドキ···。
『よくできました!』
「「やったーーー!!」」
とっても嬉しかったので、ソラとハイタッチ!さらにセレンくんとルミネちゃんにも強引にハイタッチしちゃったんだ!2人ともいきなりだったのでびっくりしちゃってたね。
こうして留学の前期は終了したんだ。
そして···、明日からは夏休みだ〜〜!!
ひ孫の短期留学編 完
王族で留学と言っても、ちゃんと平等に試験を受けてもらいます!まぁ、ベルノくんもソラちゃんも真面目に授業は受けていますので問題なく単位を取得することができましたね。
大学の試験は授業によっては電卓や教科書やノート持ち込みOK!なものもあるんですよ。とは言っても、ちゃんと授業に出ていないと、教科書のどのページの部分が出題されているかがわからないですから、授業出ていない人は教科書の中を探索するので時間ばかり浪費してすべて解けないという仕掛けになってるんですね。
ちなみに作者の『ノートを写させて!』って言ってた大学時代の悪友がいまして、その悪友には快くノートを貸してましたが、ちゃんと単位落としてました(笑)。
というのも、貸し出したノートはコピーするんですけど、重要な部分を作者は蛍光ボールペンで書いてたんですね。ですのでその部分はコピーすると複写されないんですよ。文句は受け付けませんでしたけどね(笑)。作者はそこまでお人好しではありませんのでね。
今回のアキくんのやり方は実際にやると学生のウケが非常に悪いです(笑)。しかし、アキくんの言ってることはごもっともで、会社入ると学生時代のやり方ではまず通用しないんですよ。教えてもらうだけではなくて自ら学ぶ姿勢がないと『学生時代はいい成績なのに仕事では使えない人材』と見られてしまうんです。
学生には酷な話ですが、これが現実なんですよ。ですので社会に出る前にこの心がけをしておくといい仕事ができるようになりますからね!これは作者の経験談です。
このあと夜にネタバレ集を投稿して番外編は完結します。お楽しみに〜!




