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短期留学編-25.ピムエム皇国へごあいさつ〜!

 本日は花巻温泉に湯治でやって来ました〜!

 先月は年次停電点検とか夜勤だらけで疲れ切ってましたからね〜。2泊引きこもってのんびり体を癒しつつ、もちろん執筆活動(統合作業)もやりますよ〜!

「「す、すごい···」」



 今日はひーじーちゃんとひーばーちゃん、そしてリオおじさんとナナお姉さんと一緒にピムエム皇国に来たんだ。


 話によると、ひーじーちゃんたちは皇帝陛下と仲がいいんだって。


 ···よくよく考えると、ひーじーちゃんって一般人なのに女王様とか皇帝陛下の知り合いってのがすごいよなぁ〜。


 ぼくとソラも王族って言えばそうなんだけど、セミダクター大陸のほかの王族は会ったことがほとんどないんだよ。


 あるにはあるんだけど···、なんかセレンやルミネのように友だちじゃない(・・・・・・・)んだよね。あんまり信用できないって言うか、おねだりばかりされそうな気がして···。


 皇国にはひーじーちゃんの転移魔法でやって来たんだ。入国審査は一般の人向けじゃない場所だったんだよ。



「これはこれはアキ様。ようこそお越しくださいました。魔導車も準備しておりますので、ささっと手続きしますね〜!」


「いつもありがとうございます」


「お礼を言うのはこちらですよ!さあ、皆さまどうぞお通りください」



 門番さんとのやりとりはこんなだったんだよね···。そして門を抜けると、そこには大きな車があったんだ。


 しかもこの車、馬がいないんだよ!



「アキ様、ようこそお越しくださいました」


「ヒズさん。ご無沙汰してます。体調崩されてたようですけど、大丈夫ですか?」


「ご心配ありがとうございます。サキ様が文字通り(・・・・)大暴れして、その後始末でギックリ腰になってしまっただけですから」


「それは···。心中お察しします」


「今日はこうして元気になりましたので皆さまをお迎えした次第です。立ち話もなんですから、どうぞお乗り下さい」



 このヒズさんという方は皇帝一家に仕えてる方のようだね。ものすごいオーラを感じるよ···。なんでも任せられそうな安心感を感じたね!


 そして、ぼくたちは魔導車に乗った。そして音もなく静かに動き出したんだ!



「「す、すごい···」」



 冒頭のセリフはこの魔導車に乗った感想なんだよ。揺れも馬車ほどじゃないから快適だったね!



「皇国は技術大国でね。ボクも顧問としていろんなアドバイスしたりしてるんだよ」


「ひーじーちゃんってなんでもできるんだね」


「いや、ただ単に元の世界の技術を伝えてるだけさ。ちゃんと元の世界で勉強して身につけた知識を、こうやって活用できるのはありがたいよ」



 やっぱりひーじーちゃんはすごい人だなぁ〜。とうちゃんもじーちゃんもそう言ってたけど、あらためてこうして話を聞いたりするとそう思っちゃうよ。



 魔導車は町中に入った。大きな道には交差点に『しんごうき』?ってのがあって、色によって進んでいいかダメかを知らせてるんだって!王都リスタだったら人がやってるのを見たけど、こっちは魔導具でやってるんだよ。


 そして皇城に到着した。



「本日はこちらよりご案内いたします」


「えっ?ヒズさん?いつもは裏の搬入口からですけど、今日は正門ですか···?なんだか仰々(ぎょうぎょう)しいですけど?」


「今回はセミダクター大陸の王族の方が来訪されましたので、皇国としましても最上のもてなしをいたす所存なのですよ。どうぞお気になさらずに」



 どうもひーじーちゃんたちは表から入ってなかったみたいだ。今回はぼくたちが王族だからこんなもてなしなんだね···。


 巨大な正門の前に整然と並ぶ兵士さんたちの間を通り抜けて門をくぐると、正面には普通のご家族がいたんだ。···えっ?まさかこの人が皇帝陛下?



「アキさん!お待ちしてました!」


「サキ皇帝、ご無沙汰してます」


「もう〜!公式の場じゃないんですから、そうかしこまらなくてもいいですよ!」



 ホントに皇帝陛下だった···。そして両隣にいるのが陛下のご両親、つまり前の皇帝陛下だね。



「アキくんも元気そうね〜!そっちの子がひ孫さんね?」


「ええ、そうですよ。ベルノくん、ソラちゃん。自己紹」


「それよりも立ち話なんて野暮だわ!応接の間で話しましょ!」


「ははは。相変わらずですね。ではその時に」



 すごい···。ひーじーちゃん、前の皇帝陛下に対しても普通に知人に話してるかんじだよ···。


 そうして皇帝ご一家と一緒に素晴らしい手入れをされた中庭を通り抜け、応接の間に着いた。お茶菓子も用意してくれてたよ。


 そしてぼくたちは自己紹介したよ。



「うんうん!元気でよろしい!まさかアキくんのひ孫さんが王族だなんてねぇ〜。モンドくんとフーちゃんはうまいことやっちゃったわね〜!」


「ははは···。旅してて戦争に介入しちゃったからね。ボク自身もまさかひ孫が王族だなんて思わなかったしね」


「アキさん!こうしてベルノさんとソラさんが訪問してくれましたので、せっかくだし友好条約をこの場で結んじゃいましょう!」


「えっ!?サキちゃん!?そこまで踏み込むの!?」


「ええ!これまでセミダクター大陸とは正式な国交は今のところないですけど、今後は取引があるかもしれませんしね!」


「まぁ、特に問題ないかな?ベルノくんとソラちゃんもいいかな?」


「いいのかなぁ〜?かあちゃんに確認したほうがいいような···?」


「だいじょぶだと思うけど···」


「うふふ!さすがね〜。ちゃんと相談しよう!ってまず考えるというのはいいことよ。でも、これについてはな〜んにも考えずに結んだらいいわよ。だって書いてる内容は『まずはお友だちから』ってしか書いてないから!ほら!」


「え···?あ、ホントだ」


「これでじょーやくになるの?」


「ええ。本格的に交易が始まればそれなりに折衝は必要だけど、最初はこれで十分よ。友だちになるのに承認なんていらないでしょ?さあ!」


「じゃ、じゃあ···」


「サインするね」



 さすがこのボルタニア大陸の大国の皇帝陛下だよ···。ものすごく押しが強い!


 なるほどなぁ〜。こういうのが『カリスマ性』って言うのかな?ちょっとぼくもソラもこれは難しいなぁ〜。


 でも···、嫌いにはならないね。なんというか、頼もしいよ。


 友好条約をほぼ即決で締結してからは思いっきり雑談タイムだったよ。いろんな話が出たね。じーちゃんたちがここでかくれんぼやって、お城の兵士さんたちに追いかけ回されて大変な目に遭ったとか···。じーちゃんも結構大暴れしてたんだなぁ〜。

 ベルノくんとソラちゃんの最後の外交先はピムエム皇国でした。ボルタニア大陸の2大国とつながりがこれでできました!歴史的偉業を成し遂げちゃったんですよ。

 アキくんの人脈のおかげとは言え、すごいことを成し遂げてしまった2人でした。

 まぁ、サキちゃんが先走っちゃったってのもありますけどね。今回は他国の王族を正式に迎え入れるという事で正門からの入城となりました。いつもはこっそり搬入口から入っていましたね。もちろんVIP待遇ですから手続きは不要ですし、フユくんたちが酷い目にあった許可証問題も発生しませんよ(笑)!


 さて次回予告ですが、ベルノくんとソラちゃんの物語の最終話です!短期留学とはいえ、勉強している以上試験はあるんですよ〜!ですので人生初の試験に2人は挑みます!果たして単位はちゃんと取れるでしょうか!?


 明日でこの番外編はいったんの完結とさせていただきます。そのため、お話を朝に投稿して夜にネタバレ集を投稿します。

 そして明後日からアキくんの物語は統合作業に入ります。統合が完了する4月中旬をもちまして、この番外編は『削除』とさせていただきます。

 ブクマは早めに変更をお願いいたしますね〜!


 それではお楽しみに〜!

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