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短期留学編-12.お友だちができました!

「さっきはすごかったね〜!」


「あはは···。ありがと、セレン」


「ソラってカッコいいね〜!」


「えへへ〜!そうかな〜?ルミネちゃんもいいせんいってるよ」



 武術の授業は順調に終わったよ。剣術の授業だったけど、特に流派とかは関係なく素振りと攻撃したらどのようなスキができるか?を実演してくれたんだ。これはいい勉強になったよ。


 そしてぼくとソラも剣術の実演···、って言うか試合したんだよね。久しぶりにソラと試合やったんだけど···、ソラは強かった!


 一応ぼくが勝ったよ。剣術だけなら(・・・・・・)ね。ほかに魔法や暗殺技とか使われたらちょっと厳しいかなぁ〜?



 というわけで、授業が終わったらお友だちができました!セレンくんとルミネちゃんだ。ぼくたちと組んで授業を受けたから友だちになったんだよ。


 もちろん、ぼくたちが王子や皇女ってのは言ってないよ。みんな知ってるのはひーじーちゃんのひ孫だって事だけだよ。



 そして次の授業へ向かった。次は算数・数学だ。


 この授業はひーじーちゃんが担当だ。席はどこでも自由なので、ぼくたちはもちろん一番前に座った。


 そしてチャイムが鳴ってしばらくしたらひーじーちゃんがやって来たんだ。



「は〜い!それでは授業始めますよ〜!って!?」



 ひーじーちゃんは一番前にぼくたちが座ってるのを見て驚いてたね。でも、ぼくたちがこの授業受けるってちゃんと言ってたんだけど?



「ゴホンッ!ゴメンね〜。それじゃあ始めますね。今日からは方程式についてやりますよ〜!」



 方程式ってのは数字だけじゃなくて文字もある式だって。そしてその文字になにかの数字が入れば成り立つんだって。


 最終目的は物理的にいろんなものの関係を数式で表すことなんだって。よくわかんないけどね。



 そして授業が終わった〜!ちょっと難しい内容だったから疲れちゃったなぁ〜。



「ベルノくん、ソラちゃん。お疲れ様。どうだった?ボクの授業は?」


「う〜〜ん···。むずかしいかなぁ〜?」


「ちょっとはやいかなぁ〜?」


「あ〜、さすがに早すぎたかなぁ〜?二人とも5歳なのに中学1年レベルの知識あるから、いけるかなぁ〜?って思ったんだけど···」


「『ちゅーがく』···?でもすこしわかったかな?ひーじーちゃんのはなしをきいてたら、あたまのなかにはいってくるっていうか···」


「そっか。まぁ、慌てなくてもいいからね。むしろ早すぎるぐらいだしね。それじゃあ帰ろうか!」


「「うん!!」」



 今日のぼくたちの授業はここまでで、ひーじーちゃんも終わりって事なので、一緒に帰る事になってるんだ。


 教室を出て職員室に向かい、そこでリオおじさんと合流したんだ。リオおじさんの授業はまた今度ね!


 そして転移魔法で家に戻ってきたんだ。ひーばーちゃんはまだ帰ってなかったよ。



「ハルはちょっと遅くなりそうかな〜?今のうちに仕込んでおくか。ベルノくん、ソラちゃん!今のうちに温泉入っておいで〜!」


「えっ!?ひーじーちゃん!?ぼく、きょうもソラといっしょにはいるの!?」


「うちにいる間は一緒に入ってもいいよ〜」


「ベルノくん!いっしょにはいろっか〜?」


「えぇ~?じゃ、じゃあ···」



 というわけで一緒に入りました···。え?どんな様子だったって?普通に体洗って温泉に入っただけだよ?ほかになにかある?



 あんまりゆっくりせずにサッと上がったよ。そうしたらひーばーちゃんが帰ってきたんだ。



「···ただいま。···ちょっと遅くなった」


「おかえり、ハル!先に汗流しておいで〜!」



 ひーばーちゃんはすぐに汗を流しに温泉に入り、すぐに出てきた。そして出てきたタイミングで夕食の準備ができたんだ。



「はい!それじゃあいただきまーす!」


「「いただきまーす!」」


「···いただくね」



 今日の夕食は『カツ丼』って料理だった。このお肉も食べたことのないお肉だったけど、おいしかったよ。



「ベルノくん、ソラちゃん?今日の学園はどうだった?」


「おともだちができたよ」


「ソラにもできた〜!」


「それはよかった!アピアさんから聞いたけど···、ベルノくん、授業前に試合したそうだね?」


「うん。かったけどね」


「打ち負かしてマウント取ろうとしたんだろうけど、相手が悪かったね。結構実力あるなんて気づかないだろうしね」


「でも、ぼくとうちゃんにはかてないんだよなぁ〜」


「そりゃ、経験が違いすぎるからね。実戦と試合じゃ、実戦の方が上達しやすいし」


「じっせん···。1かいしかやってないもんなぁ〜」


「ソラはないね〜」


「まぁ、さすがに王子や皇女が実戦ってのも厳しいものがあるしね。ここなら休みの日に実戦はできるから、いっぱい経験しておくといいよ」


「「うん!」」



 翌日もひーじーちゃんと一緒に学園へ行って勉強した。



「おはよう、ベルノ」


「おはよう、セレン!」


「おはよう!ソラ!」


「おはよ〜!ルミネちゃん!」



 今日の授業は歴史だ。この授業はセレンくんとルミネちゃんも一緒だったね。


 歴史の授業はここボルタニア大陸の歴史だった。ぼくたちが住むセミダクター大陸の歴史もちょっとだけは知ってるんだけど、別の大陸の昔話は知らなかったので興味深かったよ。



 セミダクター大陸。この大陸は···、ボルタニア大陸から逃げ出してきた(・・・・・・・)人たちが住んだところだったんだ。


 なんで逃げ出したか?って言うと、魔獣の被害が昔はすごかったかららしい。


 魔獣が多い理由。それは···、



「この大陸に異世界の神々がやってきて、その世界にいた生物が召喚されて野生化してしまったのです。今でも強力な魔法を使えば黒魔力が発生し、一定基準を超える濃度になったら新たな魔獣が発生してしまうのです」



 そう。大規模な魔法を使ってしまうと発生してしまう『黒魔力』。どうしてもこの大陸では強力な魔法を魔獣退治で使う必要があるから、なかなか減らないようだ。



「そんな状況を神は打破しようとしました。それが、ドラゴン族や神が人に力を貸して魔獣たちや異世界の神々と戦う整調者(ピースメーカー)です。ですが、神が異世界の神々がこのエーレタニアに入れないようにしたために整調者(ピースメーカー)はもう誕生しなくなりました。これからは少しずつ魔獣被害も減っていくでしょう」



 整調者(ピースメーカー)···。今はもういなくなってしまったけど、ひーじーちゃんの向かいに住んでいるリオさんは元整調者(ピースメーカー)だったんだって。


 ちなみにフーおばさんのとうちゃん、ソラのじーちゃんは最後の整調者(ピースメーカー)だったんだって。



 そして···、歴史の授業では神狼族は出てこなかった。先日会ったエレさんはぼくたち神狼族も同じだったって言ってたけど···、ぼくたち一族はとある理由(・・・・・)で歴史には一切出てこないんだ。

 ベルノくんとソラちゃんにお友だちができました。とりあえず2人ですね。ちょっと実力を見せちゃったので引いちゃってしまったんですよね。


 そして歴史の授業でファイアーウォールの話がぼかして出ました。これ、出典はアイリさんなんですね。ですので神がやって来ないというのは民衆を安心させるためのウソなんですね実際はとある方法で来ることは可能なんです。

 そして神狼族の物語は意図的に歴史から削除されました。削除自体はエレくんが神様の時だったので強制的に削除をしたのです。しかし、人の記憶までは削除できなかったので『伝説の神狼族』という事になってます。

 これでいいんですよ。でないと神狼族の力に目をつける悪人が出ちゃいますからね。


 さて次回予告ですが、休みの日にベルノくんとソラちゃんはアキくんに連れられて王都リスタへ遊びに行きます。さっそくフユくんの道場で稽古をつけてもらいますよ〜!


 それではお楽しみに〜!

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