表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
211/233

短期留学編-5.早朝の鍛錬

 本日はまたまたまた夜勤なので朝に投稿しています。

「ふわぁ〜···、よくねた···」



 目が覚めたら夜明け前だった。時間は···、午前4時。まだ窓の外は真っ暗だ。


 時差のせいでここでは思いっきり早起きになってるんだよ。実家だと午前9時だもんね。


 ちなみに日付は1日飛んでるんだ。『ひづけへんこーせん』ってのを越えると日付が変わるんだって。これはとうちゃんから聞いてたし、前にじーちゃんの家に行った時もそうだったね。


 さて···、目が覚めちゃったのでどうしよう?そう思ってたら隣の部屋につながってるドアが軽くノックされた。ソラの部屋からだね。


 ひーじーちゃんの家は面白い作りになってるんだ。ひーじーちゃんとひーばーちゃんの部屋以外は廊下に出なくても隣の部屋につながるドアがあるんだよ。『こねくてぃんぐるーむ』って言うらしいね。


 ぼくがソラの部屋のドアを開けると···、



「おはよう、ベルノくん。まっくらなのにおきちゃったよ〜」


「おはよう、ソラ。···どうする?」


「ベルノくんはいつもどうしてるの?」


「とうちゃんといっしょにたんれんしてるよ」


「じゃあソラもここでやる〜!」


「わかった。じゃあこっそりにわにでようか」



 そんな話をしていると、今度は廊下側からノックされた。···えっ?誰だろう?


 ドアを開けると、そこにはひーばーちゃんがいたんだ!



「···おはよ。···そんな話になってるなら一緒にやる?」


「おはよう、ひーばーちゃん。ひーばーちゃんもたんれんやってるの?」


「···もち。···仕事の日でなくてもね」


「そうなんだ。じゃあ、おねがいします!」


「···じゃ、町の外まで走るよ」


「···えっ?まちのそと···?」


「···ん。···庭だと狭いしね。···ちゃんと訓練場あるから」



 というわけでひーばーちゃんといっしょに早朝鍛錬をすることになったんだけど···!



「はあっ!はあっ!ひ、ひーばーちゃん!?はやすぎるよ〜〜!!」


「はあ、はあ。ま、まって〜〜!!」



 家を出たらひーばーちゃんが走り出したんだけど、かなりの速さだったんだ!なんとか身体強化魔法かけて走ったんだけど···、それでも追いつけなかったんだ!



「···ごめん。···ペースわかんなかったから」


「ひ、ひーばーちゃん、すごいなぁ〜」


「ひーばーば、すっごーい!」


「···ふふっ。···2人とも、あっという間に追い抜くよ」


「そうかなぁ〜?」


「むぅ~」



 途中で引き返してきたひーばーちゃんは、今度はゆっくりと走ってくれた。···って言ってもぼくたちはほぼ全力だ!



 そして町の外に出た。ぼくたちは外国人なので、町の出入りには審査が必要なんだ。でも、ここではぼくたちは特別扱いだそうで、審査は最初の1回だけであとは町民専用の審査場を通れるんだって!ありがたいね!



 そしてまたしばらく走ってたどり着いたのは、街道から分岐して奥まったところにある広場だった。



「···ここが訓練場」


「けっこうおおきいんだなぁ〜」


「ひろ〜い!」


「···ここならそこそこ暴れてもだいじょぶ。···じゃ、2人の暗殺技を見せて」


「えっ?今から?」


「···ん。···夜明けまで暗いから、その間は暗殺技がやりやすい」


「わ、わかった」


「じゃ、ソラからやるね〜!」



 今日の鍛錬は暗殺技だった。とうちゃんもフーおばさんも、元はひーばーちゃんの技なんだよね。だから、技を見てもらうのはありがたいよ!


 ぼくもソラもできる技をどんどんやった。でも···、



「···ん。···ま、この年でここまでできるのはすごいね。···でも、まだまだ甘い」


「えっ?」


「そ〜なの〜?」


「···ん。···今のままだとすぐにバレるね。···じゃ、私の技を見てもらおっか」



 そしてひーばーちゃんは姿を消した!えっ!?どこに行っちゃった!?



「···後ろ」


「「えっ!?」」



 あっという間に後ろを取られて首元に木のナイフが突きつけられていた···。こ、これが暗殺技の本当の威力···!



「···ん。···じゃ、ほかの技も見せるね。···よく見といて」



 ひーばーちゃんの技はきれいだった···。なんというか、ムダな動きがないんだよ。動き出しも全く勘付かれないし···。これが···、暗殺技···。



「···ま、これからうちにいる間にいっぱい仕込むよ。···マスターしてれば命を狙われてもだいじょぶだから」


「「は、はい···」」



 とうちゃん···。ぼく、勉強でこっちに来たけど、それ以外にも強くもなれそうだよ!



 そうして夜明けまで基礎訓練をやってから家に戻った。



「お帰り〜!朝食の準備してるから、先に温泉入って汗を流しておいで〜!」


「···ん。···じゃ、一緒に入ろ」


「···えっ!?ひ、ひーばーちゃんとぼくがいっしょに!?」


「···?···別に問題ない。···むしろ何が問題?」


「えっ!?い、いや···、ぼく···、おとこのこだし···」


「···?···あ、そういうことか。···大きくなったら気にしたらいい。···今はだいじょぶだから」


「えっ!?ひーじーちゃん!?」


「あ〜、ベルノくん?外ではそれはあってるけど、うちの中では大丈夫だから。一緒に入っておいで」


「えーーー!?」


「う〜〜ん···。モンドくんはちゃんと教育してるなぁ〜」


「···じゃ、行くよ。···さっと汗流さないとアキの朝食が冷める」



 ···というわけで、ひーばーちゃんとソラと一緒に温泉に入りました。


 ぼく、温泉って初めて入ったんだ。ひーじーちゃんの家には温泉があるんだよ。浴槽が2つあって、片方は透明でもう片方は白く濁って、なんだか卵が腐ったようなニオイがしていたんだ···。


 ぼくとソラは透明な方の温泉に入った!



「うわぁ〜!あったかくてきもちいい〜!!」


「おしろのだいよくじょうよりもぽかぽかする〜!」


「···それが温泉の良さ。···詳しくはアキが教えてくれるから。···じゃ、上がって朝食食べようか」


「「うん!!」」



 ぼくたちが上がると、ちょうどひーじーちゃんの朝食ができていたんだ!とってもおいしかったです!

 アキくんの家にやってきたベルノくんとソラちゃんですが、さっそく鍛錬をやることになりましたね。

 二人ともお城でもちゃんとやってたんですけど、ハルちゃんはどれぐらいやってるのかがわからなかったので、ちょっと飛ばし気味になっちゃってましたね。

 ハルちゃんの暗殺技は結構物騒なものが多いのですけど、代わり身とか分身の術など自分の身を守る技も多いんですよね。ベルノくんとソラちゃんは王族ですから、狙われる可能性が非常に高いというのがあります。ベルノくんはそこそこ多くあったんですね。

 ですので、留学中にしっかりとマスターしておいてほしい!という、親のモンドくんとフーちゃんの願いもあるんですよ。


 さて次回予告ですが、アキくんが二人をアクロの温泉街へ連れて行って案内しますよ~!

 明日は夜勤明けでしんどいのにお出かけの予定を入れました!一応いつもの時間に投稿を予定しておりますが、場合によっては多少前後しますので、あらかじめご了承ください。


 それではお楽しみに~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ