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短期留学編-4.時差ボケってキツい···

「「「「ごちそうさまでした〜!!」」」」


「フーちゃん、ナツと同じぐらいの腕前になったんじゃない?」


「え〜?絶対ママの方が上だよ〜!フーはママみたいに毎日料理してないもん〜!」


「あはは!確かにナツはとんでもなく忙しく料理やってるもんね。でも、フーちゃんは皇妃になっても厨房に入ってるんでしょ?ナツが作る料理とは種類が違いすぎるでしょ?」


「そだね〜。ママは庶民的な味付けだけど、お城だと見栄えも大事になっちゃうんだよね〜。外交とかだとみんなびっくりしてるよ〜!」


「だろうね。今日の料理も見栄えも味も良かったからなぁ〜」


「だからママの料理とフーの料理は違うから比べようないよ〜」



 フーおばさんの料理はものすごくうまかった!うちはこんな料理出せないもんなぁ〜。


 ひーじーちゃんはフーおばさんの料理をベタ褒めしてた。そう言えばフーおばさんのお母さん、ひーじーちゃんの娘さんのナツばーちゃんはひーじーちゃんの国の王都でものすごく有名な飲食店をやってるんだって。


 忙しすぎて暗殺技の『分身の術』を使ってるんだってさ。一応あいさつに行く予定だ。ソラにとってはおばあちゃんになる人だからね。



「フー!うまかったぞー!オレもこれぐらいの料理できたらなー」


「リオおじさんはやめといた方がいいよ〜。いつか死人出ちゃう〜!」


「言葉のナイフの切れ味がバツグン過ぎるぞー!?」


「いや···、リオ?フーちゃんの言う通りだと思うけど?」


「アキも切れ味バツグンー!?」


「ははは···」



 どうやらリオおじさんは料理が壊滅的みたいだ···。もしかすると、ひーじーちゃんの家でいたら食べる機会があるのかなぁ〜?



 そして翌日のお昼···。


 ぼくたちはひーじーちゃんの転移魔法で一気にボルタニア大陸のアクロへ向かうんだ。転移魔法なんて初めてだから、どんな感じなんだろうね?


 持って行く荷物は昨日のうちにとうちゃんに預けた。とうちゃんが持っている無限収納ポシェットって言う神器はなんでも入っちゃうんだ。


 しかも、ひーじーちゃんが持っている無限収納カバンとつながってるんだって!だから転移後にひーじーちゃんが出してくれるんだ。ものすごく便利だね〜!


 出発が昼前になったのには理由があるんだ。それは時差ボケなんだよ。ひーじーちゃんの住んでる場所と時差があるからこの時間なんだよ。



「それじゃあ行こうか!ベルノくん、ソラちゃん。準備はいいかな?」


「「うん!!」」



 ひーじーちゃんはちょっと眠そうだったけど、気合い入ってたよ。



「モンドくん、フーちゃん。2人は大切に預かるからね」


「大丈夫だぜ!心配してねえから。ベルノ!いい経験してこいよ!」


「じーじ〜!ソラをお願いね〜!ワガママ言ったらおしりペンペンしていいからね〜!」


「ははは···。ハルがやったら地獄の痛みなんだけどね···。それじゃあリオ!帰ろうか!」


「おうよ!せーの!!」


「「インテグレーション!!」」



 ひーじーちゃんとリオさんが叫ぶと、部屋の中がまぶしい光に包まれた!そして光が収まると、そこには白銀竜のモフモフなかわいい着ぐるみを着たひーじーちゃんがいたんだ。


 これが合体変身魔法!ひーじーちゃんとリオさんしかできない究極の魔法なんだ!···かわいい着ぐるみだけどね。



「じゃあベルノくん、ソラちゃん!ボクの手を握って」


「「うん!!」」


「それじゃあ!行くよ〜〜!!」



 そして次の瞬間!景色が変わった!!


 あっという間だった···。これが転移魔法···。



「合体変身解除!···ふぅ〜。やっぱ魔力が厳しすぎるなぁ〜」


「そりゃなぁ〜。星1周の5分の1の距離だもんなー」


「このエーレタニアも広いよなぁ〜。ほかにも大陸あるもんね」


「行ったことないけどなー」



 ひーじーちゃんとリオさんが話しているここは、見たことのない家の中だった。広いリビングのようだ。



「ひーじーちゃん?ここって···?」


「ああ!ごめんね!ここはボクの家だよ」


「ってことは···、ここはボルタニアたいりくの···」


「うん。レオナード王国の南に位置するアクロって温泉町なんだよ」


「あれ〜?そとがくらいよ〜?てんきわるいのかなぁ〜?」


「ソラはボルタニアたいりくってはじめてだったっけ?ここはにしのほうにあるからまだ夜明けぐらいなんだよ」


「へぇ~!これがママがいってたじさ(・・)ってことね〜!」


「ベルノくんは確か1回フユの道場に行ったんだったっけ?」


「うん!そのときにじさってしったんだ!」



 そう、ここアクロはうちよりも5時間遅いんだ。家を出た時は午後12時だったけど、こっちは午前7時なんだ。だからまだちょっと暗いんだよね。


 そんな話をしていたらリビングのドアが開いた。そこには大きなぬいぐるみを抱えた人がいたんだ。もしかして、ひーばーちゃん?



「···お帰り、アキ」


「ハル、ただいま!」


「···そっちがベルノとソラだね?」


「そうだよ。ベルノくん、ソラちゃん。ひいおばあちゃんのハルだよ」


「ベルノです!」


「ソラで〜す!」


「···ん。···大きくなったね。···ひーばーちゃんのハルだよ。···これから暗殺技とかも教えるから」


「はい!よろしくおねがいします!」


「よろしくおねがいします〜!」



 とうちゃんから聞いてたけど、ひーばーちゃんはスキがなかったよ···。すごい人なんだなぁ〜。


 そして滞在中は暗殺技を教えてもらえるんだって。一応とうちゃんからは教えてもらってはいるけど、とうちゃんはそこそこしか使えないんだってさ。フーおばさんは得意なんだけどね。


 そう思ってると、ひーじーちゃんがキッチンに入ってさっとひーばーちゃんの朝食を作ってたよ。ぼくたちはさっき昼食食べてからこっちに来たからね。


 ひーばーちゃんが朝食を食べてる間にぼくたちは滞在中の部屋に案内された。ここはじーちゃんとばーちゃんの部屋だったんだって。


 預かってもらっていた荷物を出してもらって整理した。ちゃんと整理整頓しないととうちゃんが怒るからちゃんとするよ!



 そして夕方前になると···、ものすごく眠くなってきた!



「ふわぁ···。まだゆうがたなのにねむい···」


「ソラ、これがじさぼけ(・・・・)のキツいところなんだよ。ぼくも眠くなってきたよ···」


「まだばんごはんたべてないのに···」



 もう寝る寸前の状態のソラをひーじーちゃんはちゃんと見ていた。



「じゃあ2人とも、軽いごはんをすぐ作るから、それ食べてもう寝ようか。いつもよりも長めに寝ておくと楽になるからね」


「ありがとう、ひーじーちゃん」


「ありがと、ひーじーじ···。ふわぁ···」



 ひーじーちゃんが作ってくれたのはおかゆという食べ物で、とっても食べやすかったよ。


 そして食べ終わったらぼくもソラもダイニングでそのまま寝落ちしちゃったんだ···。翌日起きたらベッドだったので、ひーじーちゃんとひーばーちゃんが運んでくれたんだろうな。


 起きたらお礼を言おうっと!

 時差ボケは西行だと夜ふかしする感覚で対策すればいいので、比較的楽なんですけども、さすがに6時間ともなるとそれだけ夜ふかしは結構しんどいです。夜勤やってる感覚に近くなってしんどいんですよ。


 逆に東行は夜なのに寝れない!って感覚になります。こっちも結構キツイですね。夜勤やってると多少は慣れがありますけども、それでもキツイんですよ。


 さて次回予告ですが、アキくんの家にやってきたので、ここでの早朝鍛錬を始めることになりました。ハルちゃんが対応しますので、本家本元の暗殺技も見せてもらえるぞ〜!

 新たな環境に戸惑い、新鮮に感じる2人の様子をお届けいたします。

 なお、明日はまたまた夜勤なので朝に投稿します。ホント、年度末は忙しいですわ〜。


 それではお楽しみに〜!

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