表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/115

リオ過去編-16(終) カーネたちのその後

 すいません!朝投稿するつもりが忘れてました···orz。ぷちきゅう···、あなた台風対策で疲れてるのよ···。

 リオくんの過去編はこのお話とネタバレ集で完結します。このあとすぐにネタバレ集も投稿しますね。

 私とオルはムーオのいる場所へ向かおうとする魔獣たちを倒しまくっていたわ。ある時、リオの魔力が極端に高まったのを感じ取ったのですわ!

 

 

「オル!リオが何か仕掛けるわ!邪魔にならないよう撤退しましょう!」

 

「了解!お前ら、あばよ!!」

 

 

 そうして離れた瞬間!大魔王のいた場所が崩壊したわ!このままだと空中庭園自体がもたないかもしれないわ!

 

 

「オル!兄さんとネータと合流しますわ!ここは崩壊するかもしれないですわ!」

 

「おう!まずこっちにカーネがいるぞ!急ぐぜ!!」

 

 

 空中庭園は不気味な地鳴りがし始め、そこかしこにヒビが入り初めましたわ。長くはもたないかもしれないですわね!

 

 

「おっ!カーネ!」

 

「オル!?どうしたのだ!?リオは!?」

 

「ムーオと戦ってるが、戦いの余波でここが崩壊しかかってるようだ。脱出するぞ!」

 

「わかった!ネータは!?」

 

「ある程度目星はついてる!オレの鼻はよく利くぜ!こっちだ!」

 

 

 オルに先導されて進んでいく。先程よりも揺れが激しくなってますわ!時間の問題ですわね···。

 

 

「ネータ!」

 

「みんな!?どうしたの!?」

 

「ここは崩壊する!脱出するぞ!」

 

「待って!リオは!?」

 

「あいつはまだ戦ってるが、翼があって飛べるんだ。心配するな!」

 

「···わかったわ」

 

「では皆さん!そこの窓から脱出しますわ!私に掴まってください!」

 

 

 そうして窓から私たちは私がバリア魔法を展開して飛び降りましたわ!

 

 次の瞬間!大規模な崩壊が始まりましたわ!さらに黒い雷が空中庭園に当たり、消滅してしまったのですわ···。間一髪でしたわね。

 

 ムーオもリオも見当たらなかったですわ。メンバーの誰かが死ねば、すぐに気づくようになっているから、生きている事に違いはないでしょうけど···。

 

 となれば全員が持っている『帰還の指輪』を使った可能性がありますわね。ただ、リオがどこに設定しているのかがわからないですわ。

 

 ···仕方ないですわね。こちらから探すとしますかね。ちょっといたずらも仕掛けておきましょうか!ウフフ!心配させた罰ですわ!

 

 

「そうか···。生きてはいるものの、リオは行方不明か」

 

「申し訳ありません、王女。転移の指輪を使用して脱出しているようですので、生きてはおります。ですので、今回の報告は我ら4人で行いたいと思います」

 

「うむ。こちらもしっぽを掴んだら、いやらしく式典を開いてやるとしよう!」

 

 

 そうして式典が行われ、多額の褒賞金をいただきましたわ。その後、神より整調者(ピースメーカー)任務完了の神託を受けて、我々のチームも解散となりましたわ。

 

 

「世話になったな!オレはいったん故郷に帰るぜ」

 

「私は方向が一緒だから途中までついていくわ〜。カーネとアイリは領主になるのよね~?」

 

「ははは!性に合わないが、アイリと2人でなんとかなるだろう!また来ることがあったら寄ってくれ。達者でな!」

 

 

 こうしてオルとネータは帰っていきましたわ。さて、私たちも帰って仕込みをしないといけないですわ!

 

 

 1ヶ月後。オルとネータは···



「オル?意外と私たちって気が合うから結婚しましょうか〜!」


「えっ!?オ、オレでいいのか〜!?」


「いいから言ったんだけどなぁ~」


「そうか···。よし!いいぞ~!これからも頼むぜ!」


「よかった~!じゃあ、落ち着いたら新婚旅行に行きましょうね〜!行きたいのはアイム島なのよ~!」


「お〜!いいな〜!よし!めいいっぱい人生を楽しむぜ~!」

 


 そして、カーネとアイリは···


 

「ようこそおいでくださいましたわ、タクト団長。まさかあの有名なツーデン劇団がカイジに来てるなんて思いもしませんでしたわ!」

 

「こちらこそ、元整調者(ピースメーカー)のアイリ様からそう言っていただけると嬉しいですなぁ。して、ご用件とは何でしょうか?」

 

「ええ!実は整調者(ピースメーカー)の舞台をしていただきたいのですわ!疲れ切った世の中を元気にしたいという気持ちもありましたのでね。台本(・・)もすでに用意しておりまして、いかがでしょうか?」

 

「よろしいのですか!?お二人で書かれたシナリオだけでも充分でございますよ!?やらせていただきたいです!」

 

「ええ!お願いしますわ!」

 

 

 仕込み第1弾(・・・)は完了。次は···!

 

 

「アイリよ。こんなものでいいか?」

 

「ええ!素晴らしい文量ですわ!さっそく推敲を始めて···。印刷屋を手配してたくさん売り出しましょう!」

 

「各地の図書館にも寄贈だな!どこも喜んで置いてくれるだろうなぁー!ははは!」

 

 

 さて、次の仕掛けは何にしましょうかね〜?リオ?早く出てこないと大変な事になりますわよ~!うふふ!

 

 

 リオ過去編   完

 空中庭園での激闘の裏側と、リオくんがアキくんと一緒にカイジの町に来るまで何やってたか?をご紹介いたしました。ツーデン劇団に接触して演劇にしたり本を執筆したり···。結構半年間に忙しく仕込みをしていたんですね~!本文中にあるとおり、ノリノリでいたずらをしかけていました(笑)。


 この後、本日夜にネタバレ集を投稿します。そちらもお楽しみに~!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ