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under 500 Ⅱ

双六

異様な光景だ。


もっと小さいものはなかったのか。


僕がマトモじゃないみたいじゃないか。


「じゃあ、次はヒロキの番ね」


「分かった」


突然、マサトがやりたいと言い出して、そこら辺にあった紙とペンで、なんとか作り出したスゴロク。


始まるまでは、普通に楽しく進行していくと思っていた。


なのに、奇抜さが溢れ返ってしまっていた。


周りから見たら、もう、儀式をしてるようにしか見えない。


スゴロクのコマは自分の持ち物から出そう、ということになった。


そこまでは、まあまあ良く感じていた。


でも、こっちが財布の中のコインを漁って出そうとすると、スゴロクの盤の上はスゴいことになっていた。


バナナやら、ペットボトルやら、どこかの民芸品やらで、埋まっていた。


「じゃあ、次はユウトね」


「うん。。。あっ、6だ」


「いいな。かなり進んだね」


「あっ、ヤバイくらいハミ出しちゃうけど、ここでいい?」


「いいよ」

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