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鬱病とGID  作者: 東雲
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その44.繁忙期と鬱とファッション

2025年11月12日


前回の記事から3か月も経っていたんですね…。

ここ最近は鬱が悪化してて、とてもつらいです。


高校の教員をしていて、かつ今は高3の担任でもあるので、進路指導や自分の教科である英語の共通テスト対策対策で、かなりすり減っていく日々を繰り返しています。


とはいえ、去年の今頃よりはうまく休み(年休)を取れている気もするんですが……

でも休みを取っていても、結局は教材(共通テスト英語リーディングの80分演習)を解いて、Google Classroomを使って生徒に板書として共有してあげられるように、かなり丁寧に赤で書き込みを入れてあげながらの作業なので、80分で済む訳もなくですね……。


この時期はそういう教科の仕事がとても多く、しかも担任業務も忙しくて、本当に、自分がすり減って無くなっていっているのを感じる日々です。


特に昨日が酷かったです。

職場では我慢していたんですが、家に帰るともう無理で。

机に突っ伏したまま動けなくなり、子どもたちや妻に夕食の準備や片付けは全部任せて、私は動けないままじっとしていました。

日課だったゲームも昨日はログインだけしかできなくて……なんだか、「楽しいこと」を「楽しもう」とする気持ちが薄れてきているのが分かります。


あぁ、もっともっと鬱が酷くてリスカを繰り返していた頃は、こんな感じだったなぁ。


通勤方法をバスから自転車に変えたのも、日々の疲れが抜けない原因にもなっているのですが……それと鬱はあまり関係ないように私は感じています。片道30分、往復で1時間の運動にはなってるとは言えますが……


私の場合、鬱が酷くなると聴く曲があるんです。中村中の「家出少女」や「AM零時」「命日」とかです。特に家出少女とAM零時は、曲の世界に引き込まれる。引きずり込まれる、と言ってもいいかもしれません。(すごくいい曲なんですよ)


ひとりで電気を消して、真っ暗な中で曲を聴きながら、一方で家族は普段通り、わいわいとしていて。

それがなんだか空しくて、悲しくて、でも本当にそれが感情の原因なのかもわからず、涙が止まらないし……。


秋以降は、調子が少しずつ悪化して言ってたので、今はロラゼパムを普段の倍の量を服用しています。それでようやく、毎日を乗り越えられてます。正直、抗不安剤が足りないって思うことが多いんですが、せっかく減薬してきたので、今より増やすのは躊躇してしまいます。しんどくても、今の薬の量で耐えるしかなさそう。


話題を変えますね。

秋冬ファッションの季節になって、私としてはとっても嬉しい季節になってくれました。

今年の夏ファッションは成功だったとはいえ、やっぱりレディースアイテムが充実するのは秋冬だと思ってます。湿度も低くなり、アイロンをかけた髪が昼にはぐちゃぐちゃに戻ってるなんていう事もない。職場でおしゃれなトップスに着替えても、汗を気にする必要がない。普段着としてはユニクロのレーヨンブラウス(レディースです)を愛用してるんですが、保護者会とか、気合いを入れたいときには、マルイオンラインで買った、GOLD JAPANのトップス(胸のあたりの切れ目が深いデザイン)に、内緒で購入した、ダイヤモンドのネックレスを付けて臨んだりしました。

(ネックレスは家族にばれないように、職場で保管してます)

久しぶりに思いっきりフェミニンな恰好をして、「あぁ、女の子してる!」って思えました。

ヒールは9センチの黒のセパレートパンプス。


気分が上がってとっても良かったです。


毎日、こんな風に着込むのは難しいから、たまにこういう機会を自分で作るのって、自分の性表現の欲求というか、着たい服を着たい!っていう気持ちを満たしてあげる機会を用意するのって、とっても大事なことなんだって改めて思えました。


鬱の調子はよくないですが、ファッションを楽しむ気持ちに目を向けて、なんとか乗り越えたいなぁ。



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