6話
急がないと日が完全に沈み周りが見えなくなるので、まずは野生の獣に襲われにくい場所から探し始めると、小さな洞窟を見つけたので慎重に近づいて中に野生動物や魔物がいないか、巣になっていないかを確認し、安全だと判断してやっと身体から力をぬいた。
「良し。今日の寝床は此処にするか、そうすると……えっと必要なものは焚き火をするための薪とかだな、早速集めるか」
薪や枯れ草をかき集めて洞窟に戻った。集めてる途中でまた、ホーンラビットが襲ってきたので倒して今度はその場に放置せずに食べれるだろうと持ち運んだ。
まずは近くの石を拾い集め円を描くように、規則正しく並べ組み立てていき、それが終わると枯れ草を敷き詰めてその上にショートソードで薪の1つを削り木屑を置いた。そのあと薪を風が通りやすいように組み立てそこに生活魔法で火をつけた。
洞窟から出て辺りを見渡してみると、すっかりと日が落ち暗闇に包まれていた。
「ふぅ何。とか光源は確保したし、寝床はまあ、下に藁とか何かクッションになる物を探して敷き詰めたい所だが、もう辺りは暗いし危険だな。しょうがない。諦めて硬い地面の上で寝ますか。その前に腹ごしらえだな。」
近くに置いてあるホーンラビットに近づき、まずは皮を剥ぐことに挑戦した。
「あぁ刃物はショートソードしかないから剝ぎにくいな。愚痴っても仕方ないか。でも、せめて剥ぎ取りナイフとか腰袋に入ってて欲しかったな」
愚痴を言いながらも手を休めずに剝ぎ始めた。
そして挑戦すること40分が経ち。やっと全ての皮を剥ぐ事に成功した。
「ふぅやっと終わったな。そういえば取れたこのツノもしかしたら討伐証明になるかもしれないからアイテムボックスにでも入れとくか」
早速ホーンラビットのツノをアイテムボックスに入れた。
すると、今気付いたが、アイテムボックスに物を入れるのは初めてだと気付きアイテムボックスをみてみると、枠みたいに区切られたイメージが頭に浮かび1019/1020と表示されホーンラビットのツノを入れた枠をみると98/99と表示されていた。
「つまりひと枠99入るのか、で他に1019枠も残ってるのか。全部あわせると100980も入るのか!?これは多い方だよな?それともこの世界の基準では少ないのかこれも情報が必要だな」
心のメモ帳に書き込んだ。
「おっと、検証はこれぐらいにしてホーンラビットの処理に移るか」
ホーンラビットの皮を剥いだりしたので、手が血だらけになったので、今度は手のひらに水が溜まるイメージをすると、手のひらから水が溢れ出して血を洗い流した。
近くに岩で出来た窪みがあったので、そこに今度は水を溜めたてホーンラビットをつけて血を洗い流した。
洗い流した後、近くの枝を刺し焚き火の、近くに立て掛け炙る。
待つこと10分15分中まで火が通ってるか確認して、充分に火が通っていたので
早速一口食べてみる。
「うん!噛み応えもあって美味しいな。味は塩とか調味料がなかったから少し大味だな。でも十分だな」
ムシャムシャと咀嚼音だけが洞窟に響きわたった。
全て食べ終わると、お腹が一杯になったので、眠気が襲ってきたので、焚き火に薪を追加し洞窟の奥にいき近くにショートソードを立て掛けて眠りについた。
明日は人里に出られることを願いながら。




