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ゴーレム使い  作者: 灰色 人生
魔の森編
54/250

48話

 


 ウラカの前には約2000の武装した集団が並んでいた、


 彼らは遠征軍の救援部隊である。


 内訳は冒険者約200人、騎士10名に兵士100名、後は近隣から雇い集まった傭兵達だ。



 領主であるルーセント辺境伯によると後1週間もすれば近隣の貴族軍合わせて4000が到着する予定らしいが、それまで待つ事は流石に出来ないので急遽傭兵を雇い戦力を整えた。


 この救援部隊の司令官は冒険者ギルドのギルドマスターのジルロである。



「グンナイどうじゃ…もう準備は出来とるかのう?」


「ええ、食料や医薬品もそれを運ぶ為の荷馬車も用意出来ております」


 ジルロは頷き馬に乗り集まった部隊の前に出る。


「これから儂等は遠征軍の救援に向かう!場所は魔の森じゃ!まずは集まってくれた事を感謝する…ありがとう…では出発するとしようかの……出発!」



 ジルロの号令の下2000人の集団が遠征軍の居る魔の森に向かって進む。




 ♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢



 -敗走中の一団-



「速度を上げろぉ!追いつかれるぞ!」

 そう声を上げるのはウラカ騎士団団長のエトワールである。



「団長無理です彼らは兵士ではないのでこの速度で一杯一杯です」


 部下が言うようにこの集団の後方は非戦闘員である。



 彼らは医者や娼婦それに商人や砦を作るのに集めた農民である。



 この集団の内訳は騎士団43名、王国軍約300名に非戦闘員500名である。




 この集団の約200m後ろには魔物の大群が追随する。



 団長であるエトワールは必死にこの集団を纏め魔法士に足止め用の落とし穴等を作らせているが、魔物の大群には焼け石に水状態だ。



 まあ、しないよりはマシ程度である。




 足が早い魔物に集中して矢を射たりしてるが撃ち漏らしは多数出る。


 それは馬に乗った騎士が対処しているがいつまでも保たないだろう。


 皆疲労が色濃く出ている。













最近忙しいので短くてすいません

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