5話
「とりあえず川沿いを歩けば、村にでも辿り着けるだろう」
川の上流に向かい歩き始めた。
暫くすると、また、ホーンラビットが出てきたので一刀のもとに斬り伏せながら進み、三羽目を斬り伏せたとき急に体の奥から力が溢れ出てくるような、それでいて感覚が鋭くなり、高揚感が溢れ出してきたのでもしやと思い確認のためステータスを見てみると。
ーステータスー
名前:ユウマ
職業:1使役師・2未設定・3未設定
レベル:2
種族:人族
性別:男
年齢:19
体力:210 魔力:1020
筋力:180 耐久:140
敏捷:135 精神:440
器用:290
-スキル-
鑑定Lv3 魔力回復率Lv1
隠蔽Lv3 アイテムボックスLv2
剣術Lv4
-固有スキル-
-称号-
と成っていた。
「おお!レベルが上がっているな。だからさっきより身体が軽くなったように感じたのか」
そして、ひとしきり体を軽く動かして、満足したらお腹が空いてきたので、近くの枝を折り木の蔓を巻きつけて先端にショートソードで、小さな木の枝の先を鋭く削り、近くの石を退けて虫を捕まえて川に向かって釣りをし始めた。
まつこと数分。竿代わりの枝が揺れたので、勢いよく引くと鮎の様な見た目の魚が釣れていた。
一応鑑定してみると-アーユ-と出たのでまあ鮎だな、っと当たりをつけただが、いざ食べようとしたとき重大な問題が発覚した。
「俺、火起こせないじゃん」
どうするか、考えてそういえば、魔力があるんだから火の魔法が使えるんじゃね。と思い近くの枝や枯れ草を集めて、そこに向かって火が灯るようなイメージをすると、なんと火がついたそして魔力が、減った感じもあった事でステータスを見てみると
ーステータスー
名前:ユウマ
職業:1使役師・2未設定・3未設定
レベル:2
種族:人族
性別:男
年齢:19
体力:210 魔力:1018
筋力:180 耐久:140
敏捷:135 精神:440
器用:290
-スキル-
鑑定Lv3 魔力回復率Lv1
隠蔽Lv3 アイテムボックスLv2
剣術Lv4 生活魔法Lv1
-固有スキル-
-称号-
「おお!新しくスキル欄に生活魔法が追加されてるぞ」
「良しこれで火の確保は完了だな。早速焼くか」
枝にアーユを刺し焼いて、十分に火が通ったら、早速一口食べてみる。
「うん。鮎と同じ味、同じ食感だな」
1匹では、流石に腹一杯にはならなかったが、やっと食べ物を口にできたからか、眠たくなってきて空を見上げると、だいぶ日も沈んできたので寝床の確保に動き出した。