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ゴーレム使い  作者: 灰色 人生
魔の森編
45/250

41話〜最終調整〜

 一人の男が壇上に上がった。


「皆!聞いてくれ俺はクラン【バードラ】のクランマスタータイタスってもんだ」


 確かクランバードラはBランククランでそのマスターはこの遠征軍の最高レベルの52だったはずだ。


 今回の遠征には【バードラ】は確か80人前後参加していたはずだ。


 魔眼でタイタスのステータスを確認してみる。


 ーステータスー

 名前:タイタス

 職業:戦士

 レベル:52

 種族:人族

 性別:男

 年齢:31

 体力:8524/8524

 魔力:3140/3140

 筋力:6158

 耐久:5968

 敏捷:3452

 精神:4158

 器用:1925

 -スキル-

 剣術Lv14 盾術Lv15

 棒術Lv4 格闘Lv10

 弓術Lv3 暗視Lv4

 鑑定Lv6 投擲Lv5

 生活魔法Lv5

 火魔法Lv3

 軍団指揮Lv11

 身体強化Lv9

 -固有スキル-

 不退転Lv9

 -称号-

 統率者 魔物狩り

 頼れる男



「提案なんだが今回の作戦は聞いた通り、無謀そのものだ!だから生き残る為に力を合わせないといけない!その為に頼む力を貸してくれ!」


 タイタスはそう言い頭を下げた。


 その行為に皆は好感を持ち彼に続々と協力を申し出た。


「パーティー【ヘルムル】だあんたの指示に従うぜ」

「クラン【フランの杖】貴方の指示に従うわ」


 と声をあげた。



「皆ありがとう!」


 タイタスは協力してくれる者一人一人に感謝の言葉をつげた。


 だが中には我関せずの者や反発する者も少数はいた。


「皆はどうするんです?」


「そうだな俺達【緑の風】も彼等の元に行くつもりだ、ユウマはどうする?」


「そうですね、すいませんが単独行動させてもらいます」


「そうか、それは残念だ。気をつけろよ」


「ベックさん達も」


 クラン【バードラ】に協力するクランやパーティーはタイタスの元に集まった。


 俺はその場を離れ例の倉庫に向かう。


 取り敢えずゴーレムを幾つか出し強化出来ないか考える。


 ビッグウッドアーマーゴーレムを更に強力に出来ないか考える、二体のビッグウッドアーマーゴーレムを使役で合成出来ないか、試してみることにした。


 するとどうやら成功した。


 体長約8メートルぐらいの巨大なゴーレムが出来た。

 以後このゴーレムをジャイアントゴーレムと呼称する事にした。


 このジャイアントゴーレムを10体作った。


 本当はもう少し作りたかったが、今の使役のレベルではこの数が限界らしくこれ以上作成しようにもうんともすんともしない。


 次は通常のゴーレム同士を合成すると、体長約2.5メートル頭が2つに腕が4つ脚は2つのゴーレムが出来た、このゴーレムはツインゴーレムと以後呼称する。


 ツインゴーレムは20体作成出来た。


 次はケンタウロスゴーレムだ。


 2体のケンタウロスゴーレムを合成すると体長約3メートルに馬の脚が8本、腕が4本のゴーレムが出来た。


 このゴーレムを以後スレイプタウロスゴーレムと呼称する。


 こちらは五体しか作成出来なかった。


 今のゴーレムを種類は

 通常ゴーレムが180体

 ビッグウッドアーマーゴーレムが58体

 ケンタウロスゴーレムが95体

 ツインゴーレムが20体

 ジャイアントゴーレムが10体

 スレイプタウロスゴーレムが5体

 合計368体だ。


 ジャイアントゴーレムには丸太二本と鉄を合成させて作った特注の金砕棒(かなさいぼう)を装備させた


 ツインゴーレムにはそれぞれ違う装備をさせた。


 例えば剣4本の攻撃型、槍4本の牽制型、盾4枚の防御型、弓二弦の遠距離型等様々だ。


 スレイプタウロスも同じように五体それぞれ別の武器を装備させた。


 更にこれらを指揮する使い魔を複数召喚する。


 先ず召喚したのは幻影悪魔(シルエットデーモン)8体、彼等は影の中に身を潜り込ませたり出来るので偵察に利用する。


 彼等は悪魔と付くが厳密には違い悪魔に近い何かだ。

 その何かがわからないので見た目が悪魔に似てる為悪魔と付いているだけだ。


 次はレイスを複数体召喚し、ゴーレムを合成し、知能を上げ喋れたり他のゴーレムに指示できる分隊長ゴーレムを作成した。


 なら全てのゴーレムに合成したら良いのではと思うだろうが、俺の召喚のレベルがまだそれほど高くは無いので、あまり多くの数を召喚できない。


 それにレイスは低位のモンスターなのであまり多くのゴーレムを統率出来ず5体がせいぜいだ。


(モンスターと魔物の違いは単純に味方できるか否かの問題である、勿論味方になるとはいえその種族全部ではなく一部ではある)


 だがまだ俺は低位のモンスターしか召喚出来ないので無理だ。


 辛うじて五体だけ中位の使い魔を召喚出来るので今回はその五体に指揮官役をやってもらう。


 呼び出したのはミノタウロス五体だ。


 彼等に指揮官をして貰う。


 彼等のステータスは


 ーステータスー

 名前:未設定

 レベル:60

 種族:ミノタウロス

 階位:中位モンスター

 性別:オス

 年齢:0

 体力:25050/25050

 魔力:4950/4950

 筋力:32540

 耐久:60542

 敏捷:15485

 精神:3054

 器用:2456

 -スキル-

 斧術Lv15 格闘Lv8

 身体強化Lv10

 軍団指揮Lv5

 -固有スキル-

 闘争Lv9

 -称号-

 使い魔


 となっている。


「ふぅだいぶ魔力を使ったな。予定の時間まで間も無いから魔力回復に努めないとな」


 ーステータスー

 名前:ユウマ

 職業:1使役師・2剣士・3魔法士

 レベル:26

 種族:人族

 性別:男

 年齢:19

 体力:5649/5643

 魔力:975/9654

 筋力:3249

 耐久:2354

 敏捷:2043

 精神:2693

 器用:2145

 -スキル-

 魔眼Lv8 魔力回復率Lv5

 隠蔽Lv4 アイテムボックスLv5

 剣術Lv7 生活魔法Lv3

 マップLv2 軍団指揮Lv8

 鍛治Lv2 氷魔法Lv8

 風魔法Lv7 雷魔法Lv8

 土木魔法Lv7 水魔法Lv5

 火魔法Lv6 回復魔法Lv9

 付与魔法Lv3 召喚魔法Lv7

 略式呪文 模倣Lv11

 -固有スキル-

 幸運Lv16 使役Lv9

 -称号-

 異世界人 小鬼殺し 軍団長

 統べる者 作成者


 軽くミノタウロス達に指示を出し理解させた後は座禅を組み魔力回復に努める。









 ドーンドーン


 銅鑼の音が鳴った。


 どうやら時間らしい


 さて行くか







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