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ゴーレム使い  作者: 灰色 人生
バトランタ攻防戦
239/250

210話〜試練のダンジョン⑥〜

 

 次にユウマ達が選んだ吊り橋は、一見すると古く今にも壊れそうであった。


 選んだヨーゼフ曰く「こう言う如何にも駄目そうな物が大丈夫だったりするわけよ」と自信満々に言い切る。


 ヨーゼフがその吊り橋に一歩乗ると、バキバキバキと音がして、底が抜ける。



「あ、いや……すまん」


 素直にヨーゼフは謝罪する。


 また選び直す。


 今度は慎重に選び、古いが丈夫そうな吊り橋を選択する。


 ヨーゼフが慎重に足を運び、無事に渡り切ることに成功した。


 残りのメンバーも無事に渡れた。



「一気に景色が変わったな」


 ヨーゼフが言う通り、次のエリアは森であった。



 これまでの試練のダンジョンは、洞窟内のエリアであったが森林エリアも加わったようである。


「生き物の気配はしませんね」


「罠がメインのダンジョンだから、油断せずに行こう」


 暫く進むと見た事のある場所に戻って来た。


「同じところをループしてませんか?」


「ああ、そんな感じだ。試しにこの木に印を付けて見るか」


 近くの木にナイフで適当な印を付ける。


 そして今度は先程と違う方向に進む。


 しかし20分ほど歩くと同じ場所に戻って来た。


「同じ場所だな」


「はい。幻覚ですかね」


「その可能性もある。だが、何かルールがあるはずだ」


 一旦辺りを探す。

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