204話〜王都での出来事④〜
ユウマのメンバーであるガンジョー達も呼ぶ。
細かい作戦などを決めて、食べ物や物資の調達に向かう。
準備が整った後、ダンジョンに向かう。
ダンジョンまでは定期便があり、それに乗って向かう。
馬車には専属の護衛冒険者もいる為に、道中の安全は彼らが担ってくれている。
その為に普段よりもリラックスして進める。
ダンジョンまでは王都から馬車で片道2時間ほどの場所であった。
ダンジョンの周りには小さな屋台などが並んでおり、村の様であった。
実際にダンジョンの周りには村が出来る。
それはダンジョンに挑戦する冒険者目当てに、最初は商人が集まり、近隣の村から出稼ぎに来た者達が居着き始めて村へと発展して行くのである。
通常ダンジョン村と呼ばれる。
ダンジョン村には宿もあり、割高だが安心して眠れるとあり常に満室状態である。
食料品やその他の物資も割高だがあり、忘れ物をした冒険者や食糧が無くなりかけた冒険者がそれを買う。
ダンジョン村には冒険者ギルドの出張所もあり、そこで買取なども行っている。
「よし行くぞ」
ダンジョンの前で受付を済ませて中に入る。
受付で名前と帰還日時を書くのである。
これで未帰還者を管理しているのである。
6人はダンジョンに入る。




