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ゴーレム使い  作者: 灰色 人生
バトランタ攻防戦
231/250

202話〜王都での出来事②〜

 

 翌日、目を覚ますと何処かの宿にいた。


「ん?此処は……。っつ!?頭が痛い」


 飲み過ぎて二日酔いになった様だ。


「あらん?起きたのね」


 扉を開けて入って来たのは、冒険者と思われる女性の格好をしたスキンヘッドの大男であった。


 毛布を捲ると、ちゃんと服を着ていた。


「ふふ、大丈夫よ。何もなかったわ。ヨーゼフちゃんを呼んでくるわね」


 ヨーゼフは確か、昨日仲良くなった冒険者の男であったはずだ。


「ふぅ、何もなくて良かった」


 暫くすると足音が近づいて来た。


「お!起きたな」


 扉を開けて入って来たのは、30代後半程の無精髭を生やした長髪の男であった。



「あの後何があったんだ?」


「いや、ユウマが結構いける口だからつい飲ませ過ぎてしまった!悪かったな!」


「頭がズキズキする」


「二日酔いだな。マスターに二日酔いに効くメシを作って貰ってるから、後でそれを食うと良い」


「そうする。それでさっきの男?女?の人は」


「ああ、アンジェラか。あ、本名はマスタングだが、そう呼ぶとキレるから気をつけろよ」


「わかった」


「それで約束は覚えてるか?」


「ああ、そう言えば一緒にダンジョンに潜るんだったか?」


「そうだ。覚えてるなら良い。今日は無理そうだから明日行こう」


「わかった」


「よし!そろそろメシも出来た頃だろう!下に行くぞ」


 ヨーゼフと共に下の食堂に向かう。

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