198話〜ウラカ防衛戦⑧〜
お待たせしました。
今年も宜しくお願いします。
ルーセント騎士団と高位冒険者達と、オーガキングの戦いはオーガキングが優勢に進んでいた。
一方でオーガジェネラル、オーガと他の魔物の戦いは、冒険者達が優勢であった。
オーガジェネラルが、指示を出そうとする度にユウマが魔法を放ち邪魔をする。
片目が潰されて視界が悪く、更に毒によりオーガジェネラルは冷静な判断が出来なくなっていた。
そして長い死闘の末に、オーガジェネラルは地に倒れ伏した。
ユウマは油断なく近付き、オーガジェネラルの首に剣を突き刺す。
そして漸くオーガジェネラルは事切れた。
統制をしなったオーガは、冒険者によって各個撃破されて行く。
手が空いた者達は、他の冒険者の救援に向かう。
流れはこちら側に向いて来たが、最大の懸念であるオーガキングは未だ顕在である。
それに他の魔物もまだ大勢存在する。
オーガキングは、オーガジェネラルが倒された事を察知してか一旦後ろに下がる。
猛攻により、壊滅しかけていた騎士団や冒険者達は疑問に思ったが、歓声からオーガジェネラルが倒された事を知る。
オーガキングは大きな咆哮をすると、残っていたオーガ達は森へと逃げ出して行った。
あまりに急な事に、それまでオーガを相手にしていた冒険者は唖然としてしまう。
そしてオーガキングも森へと去って行った。
やはり高位の魔物となると知能が高く、戦況が不利と見て撤退して行ったようだ。
その後は動ける騎士と冒険者により、魔物の殲滅は完了した。
まだ油断は出来ないが、殆ど脅威は去ったと見て良いだろう。




