19話
買った装備などは今は使わないからアイテムボックスの中にしまった。
その後商会に着きロベルトさんは仕事があるからと別れ従業員に案内され倉庫に着くとそこにはゴーレムが8体置かれていた。
案内してくれた従業員にお礼を言い早速実験に取り掛かる前にステータスを確認して置いた。
ーステータスー
名前:ユウマ
職業:1使役師・2剣士・3未設定
レベル:8
種族:人族
性別:男
年齢:19
体力:520 魔力:1540
筋力:310 耐久:296
敏捷:300 精神:480
器用:478
-スキル-
鑑定Lv3 魔力回復率Lv2
隠蔽Lv3 アイテムボックスLv2
剣術Lv5 生活魔法Lv3
-固有スキル-
幸運Lv5 使役Lv1
-称号-
異世界人
どうやらレベルが上がっており職業に剣士が追加されていた。
早速ゴーレムに向かって使役を使うと問題なく使えゴーレムに変化が起こった。
細身だった体が太くなり逞しい身体付きへと変わり身長も伸びた。
動かして見るとスムーズに動き特に違和感はなく驚いた事にゴーレムに意識を集中させるとゴーレムが見た景色を頭の中でテレビを見てるみたいに見えた。
数を増やしても問題なく使え8体を動かしてると体に変化が起きた気がしてステータスを開くと
ーステータスー
名前:ユウマ
職業:1使役師・2剣士・3未設定
レベル:9
種族:人族
性別:男
年齢:19
体力:584 魔力:1123
筋力:345 耐久:341
敏捷:336 精神:526
器用:497
-スキル-
鑑定Lv3 魔力回復率Lv2
隠蔽Lv3 アイテムボックスLv2
剣術Lv5 生活魔法Lv3
-固有スキル-
幸運Lv5 使役Lv2
-称号-
異世界人
どうやらレベルが上がり固有スキルの使役も上がっていた。
ゴーレムに武器を持たせて振らせたが問題なく使用できた。
ゴーレムを連れ歩くのもあれだしなどうしよう……そうだアイテムボックスに入るか?
問題なく入った。
その後冒険者ギルドに向かい討伐依頼を探した。
「これにするかな」
取った依頼書は
ーFランクー
常時依頼
討伐:ファングボア
報酬:1体につき銅貨10枚
討伐証明:牙
これを持って受付に行った。
「こんにちはカーシャさん」
「あら、こんにちはユウマさん本日はどの様なご用件でしょうか?」
「此方の依頼をお願いします」
依頼書を差し出した。
「此方ですねではギルドカードを提示して下さい」
言われた通りにギルドカードを差し出すと何やらパソコンみたいなので操作していた。
「はい、ありがとうございます気をつけて行ってらっしゃいませ北門から出るのがオススメですよ」
「ありがとうございます」
一礼して北門に向かった。
出る手続きのとき門番に呼び止められ横の詰所に案内された。
何かしたかな?
「そちらにどうぞ」
席を促され座った。
「ええとああ、あったあったユウマさんですねこちらにサインをお願いします」
出された書類を見ると保証金の事が書かれていた。
そういえばそうだったすっかり忘れていた。
その後書類にサインして大銅貨2枚を受け取った。
後で返さないとな。
暫く歩くと森があった。
ウラカは辺境で危険な場所だが北門から先は何故かあまり強い魔物は出現しない諸説あるが一説にはこの先の山脈に強い魔物が縄張りにしているので魔物があまり寄りつかないだとか仙人が住んでいて魔物を狩っているだとか荒唐無稽の者もある。
まあそんな云々は置いといて周りに誰もいないか確認してからアイテムボックスからゴーレムを8体だしハウリさんの店で買った武器を装備させていく。
流石に防具は買ってなかったので丸裸だが分厚くて頑丈そうだしお金が貯まったら買おう。
そういう俺はハウリさんの店で買った装備一式を着ていた。
兜はクローズドヘルム式で此方も赤く目立つ為にハウリさんに頼んで装備一式を地味な色に塗り直してくれというととんでもないと言われたサラマンドラはこの赤が特徴的で〜とか長々と説明されたが俺はこんな目立つ色だと夜間とか目立ち魔物に襲われるなど至極真っ当な理由を説明した。
ハウリさんはその説明に納得してなら黒にしようと言い黒塗りに変えられた。
それも勘弁願いたかったが暗闇で使用するなら黒が一番だと言われ渋々納得した。
はぁ全身黒とか厨二病だろとか思ったがこの世界ではそんな言葉はないしもっと痛い人もいたからなこちらでは常識なのだろう。
だが街中でその装備で歩くのも嫌だから茶色のローブを買いそれを着た。
まあ装備の事はこれぐらいにして早速ゴーレムを動かして見るかな。
ゴーレムを動かして自身を中心にしてファングボアを探して移動した。
次回こそは戦闘シーンを‼︎