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ゴーレム使い  作者: 灰色 人生
第1章〜辺境都市ウラカ〜
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17話

 

 案内されてるいる途中軽い雑談をしていた。


 そこで気になった事を聞いてみた


「ローネは獣人だよね?」


「はい、そうですよ」


 可愛らしい微笑みながら答えてくれた。


「なんの獣人なの?」


「私は、見ての通りの猫の獣人ですよ」


「そうなんだありがとう」


 やはり猫の獣人なんだ


「いえいえ、構いませんよ」


 その後も軽い雑談をしながら歩くこと数分目的の場所に着いたようだ。


 ローネにまず案内されたのがこの街の名所の一つの時計塔だ。


「これがこの街の名所の一つのウラカ記念塔です。この街の建設を記念して作られたらしいです」



 へぇこの世界にも時計があるんだな。


 ローネ曰くこれは魔道具の一つでこれより小さい持ち運びサイズの懐中時計はとても高価で持ってるのは裕福な商家か貴族か高ランクの冒険者または傭兵ぐらいらしくとても庶民では買えない。


 買えるとしてもせいぜい置き時計サイズの時計が限界らしくそれも持ってる家庭も少なく殆どは宿屋などの建物である。


 この時計塔は6時に5回9時に1回12時に2回15時に3回18時に4回鐘を鳴らすので殆どの人はその鐘の回数で時間を理解している。


 次に案内されたのがこの街に二つある公園の一つの北公園で(もう一つの公園は南公園名前の通りに北にあるか南にあるかで名前が付けられた)ここは別名憩いの場で公園の中央には噴水があり人々の心を癒す。


 その後も各地の名所やローネのオススメの場所を案内された。


 この案内で一つわかったのがローネは、街の人たちに知り合いが多くとても可愛がられてるらしくよく声をかけられたりしていた。


 ゴーン、ゴーンと鐘が2回鳴った。


 どうやら昼時らしい


「あっそろそろ時間ですね、どうします?何処かで食べてから戻りますか?それとも商会に戻って食べますか?」


 うーん商会で出される食事も美味しかったけどここはローネのオススメの店に行くかな


「ローネのオススメの店に案内してよ」


 ローネは笑顔で「はい!わかりましたこちらです」と尻尾を左右に揺らして案内した。


 どうやらお気に入りの店があるようだ



 案内されたのが三毛猫亭という名前の宿で主に中級の冒険者が寝泊まりに使う宿らしい。


 殆どの宿は宿泊客以外でも食堂を利用できたべられる。


 ただし高級な宿は宿泊客しか基本利用出来ない。



「いらしゃい!宿泊かい?それとも食事かい?」


 声を掛けて来たのは恰幅のいい女将さんだ。



「食事をお願いします」


「あいよ、空いてる席に座ってくれメニューが決まったら呼んでくれ」


 ローネと一緒に空いてる席に着いた


 メニューは本日のおすすめとA定食、B定食、C定食の四つから選ぶらしく


 A定食は肉料理、B定食は魚料理、C定食はヘルシー料理らしく、女性に人気だ。


 そういえば文字も問題なく読めるな、まあ困らないしむしろ有難いからいいか


「俺は本日のおすすめを頼むよローネは?」


「私はB定食にします」


 ローネは迷わずにすぐさまB定食を選択したどうやらこれがおめあてらしい


「すいませーん」


 店員を呼び料理を注文する


「俺は本日のおすすめを彼女はB定食で」


「畏まりました、お飲み物はどうされますか?」


「えっと、何がありますか?」


「はい、エール、果実水、ワインからお選び出来ます」


「私は果実水で、お願いします」


「じゃあ俺も果実水で」


「畏まりました」


 注文を終え店員が厨房に向かって行った。


「魚料理が好きなの?」


「はい!大好きです!あまりこの街では魚料理が無いのですがここにはあるのでよく利用します」


 オルトメルガ王国は内陸の国でこの国で魚と言えば川魚ぐらいらしく海魚は隣国から輸入しているので高価でありここは辺境のウラカなのでさらに魚はあまりこないが、なんとこの街の近くに出来た新たなダンジョンの【海樓の洞窟】に海魚な生息しておりこの店が雇った専用の冒険者が捕獲しに向かうその為この店の魚料理は海魚を利用しており、人気がある。


 何でもこの店の店主は元冒険者らしくその伝手を使い確保しているらしい


「お待たせしました。本日のおすすめとB定食でございます。ごゆっくりどうぞ」


 早速ローネは運ばれてきた料理に舌鼓をうち笑顔を見せた


 俺も本日のおすすめを食べた。


 本日のおすすめはシチューらしくお肉は口の中でとろけ、野菜は新鮮で美味しくついてきたパンもシチューにつけて食べるととても美味しく(この世界のパンは中世見たいに固くなく柔らかい)とても満足のいく味だ


 その後心ゆくまで堪能して食べ終わり勘定する(もちろん俺が払ったローネが出そうとしたがやはりここは俺が出すべきだ因みに料金は二つ合わせて銅貨12枚だった、これは安いのかどうか聞いてないのでわからないが沢山の人が利用しているので適正な価格だろう)



 もう時間なので商会に戻った。


「ローネ案内ありがとうね」


「いえいえ、楽しかったですしいつでも案内しますよ、時間がなかったのでまだまだ案内する場所も残ってますしいつでも誘って下さい」


 本当にいい娘だな


「うん、わかったまたね」


「はいでは失礼します」


 ローネは、一礼して中に戻っていった。


 俺は近くで待っていたロベルトさんの方に向かった。



「どうでしたかな?ユウマさん楽しんで頂けましたか?」


「ええ、とても楽しかったです」


「それは良かったでは武器屋に案内しますこちらです」


 ロベルトに案内され武器屋に向かった






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